というわけで、新しい仲間が増えました。

　　Lil’Fairy　〜うさぎ年のうさぎさん〜ルオ

侃侃諤諤初登場となるシリーズなので解説しておくと……Lil’Fairy（リルフェアリー）はアゾンインターナショナルが展開する1/12ドールシリーズの一つ。1/12というスケールは私が知る限りで一番小さいドールで、鉄道模型に喩えるとＺゲージ（なぜか鉄道模型に喩える）。リリアたんの1/3がHOで、間の1/6ドールがＮゲージ相当。値段的に1/3はプラスチック製HOの４両セットに近く、1/6はＮと同程度だったりするのだ。ここからが大きく異なるところで、Ｎに対して大して安くないＺ（モノによっては逆に高い）に比べ、1/12ドールはサイズ相応にお求めやすい（但し「シュガーカップス」というシリーズは衣装が凝っているせいか1/6と同程度のお値段する上に、かなりの人気商品らしくなかなか買えないと聞く）。リルフェアリーシリーズは妖精のお手伝いさんという設定で、ドールサイズとしては「1/12」だが妖精さんという意味ではこれが等身大かもしれない。

　　――そんなリルフェアリーだが、実はこれで４体目のお迎えである。

既にいる３人の子たちの話はまたおいおい。
　この「〜うさぎ年のうさぎさん〜ルオ」は、名前で分かる通り今年の干支にちなんだ特別仕様である。普段のリルフェアリーは着ぐるみではなく普通のお洋服を着ている。お手伝いさんなので、それぞれの特技に合わせてほうきを持っていたり、お鍋を持っていたり、針山を持っていたりと個性豊かだ。８年前に、干支シリーズとして「とり年のにわとりさん」というにわとりの着ぐるみ衣装の子が発売され、次に「ひつじ年のこひつじさん」が発売され、そして３つ目として「うさぎ年のうさぎさん」が登場したのである（私の調査に漏れがあるかもしれないが、３つ目のはず）。毎年出ないのは、干支の動物としての可愛さとか、着ぐるみのデザインのしやすさとかがあるのだと思う。他に可能性がありそうな「ねずみさん」と「いぬさん」はいずれも前回のチャンスを逃している。
　今回はもう１体、「スオ」という子も発売された。同じうさぎの着ぐるみだが色違いとなっていた。当初は２体ずつお迎えして、うち１体ずつは去年発売されたにわとりの着ぐるみに交換し、捻出したうさぎの着ぐるみを先にお迎えした子に着せる予定だったのだが……その予算はグリモワちゃんに持って行かれた！　うさぎさん計画を全て諦めかけたのだが、いろいろ調整し、貯まっていたポイントをぶっ込むなどして１体分確保したという流れ。……いやまあ貯金もあるにはあるんスけど、どこかでブレーキかけとかないと自分すっからかんになるまで突っ走る性格なんで……。去年、「にわとりさん」衣装の単体発売があったときに手を出していなければ、今頃うさぎ天国が完成していた可能性もあるのだが……その時点では「うさぎさん」が出るかどうか分かんなかったし、しょうがない。ま、いつか「うさぎさん」や「ひつじさん」の衣装が単体発売されることを願ってますよ！