鉄道模型制作報告「阪急5100系 5100F」その6
いよいよ最終工程へ

 今週の主な作業内容
(1) 屋根の配管
(2) “増結”先頭車のTNカプラー加工
(3) 床板の作成
(4) クーラーの加工
(5) 塗装〜銀サッシ塗り

 最終工程へ入ったので、「制作報告」の更新が手抜き気味になる。

配管

(1) 配管は0.2mm真鍮線を、コードから引き抜いた線で留めて行く。配線は実車と比べて簡略化している。

みんな大好きTNカプラー

(2) 当初の計画より増えた2両にTNカプラーを取り付ける準備をする。床板の干渉部分を削ってネジ穴を開けた。思ったより連結面間隔が開き、スケールよりやや広い4mm弱になりそう。

床板の加工

(3-1) 全体の写真は撮り忘れたので、3064Fを参照されたし。説明も省略。3064Fの時はクローズアップしなかったのだが、床板ストッパーを付けるために床板の一部を欠き取ってある(上の床板の手前側)。この欠き取りはプラ板と接着する前にやるべきなのだが、忘れて後から作業したためにカッターナイフの刃を入れづらく、やや手間取ることになった。

初代マイターボックスは真っ二つになり、今使ってるのは2代目である

(3-2) 床板加工に使う2mmプラ角棒はレザーソーで切断しているのだが、今回マイターボックスの寸法が切断したい長さとほぼピッタリであることを発見した。あれ? なんで前回気付かなかったんだろう……???

ウェイトは半分に切断する

(3-3) ウェイトだが、実は半分に切断して使っている。床板の上に載せるならそのままでいいのだが、床下側に隠したいので寸法がほんのちょっとだけオーバーする。その「ちょっとだけ」を切断しようとすると「編成両数‐1」回切らないといけない。金属ウェイトは硬くて分厚くて切るのが大変なので、「半分」にして作業回数を半分にしているのだ(1回の切断作業で2両分用意できる)。ちょっと軽すぎる気もするが、今まで走らせていて特に脱線しやすいとかはない。

クーラーの加工

(4) 今回もクーラーを少しだけ“浮かせる”ために、裏側にt0.13プラ板を細切りして貼り付けておいた。実車写真を見ても微妙な隙間であり、果たしてこの工程の“費用対効果”が割に合っているのかどうか悩めるところなのだが、後で気になって追加作業するより……と思って時間と手間をかけておいた。

いよいよ塗装

(5) すべてのパーツの加工が終わったので、いよいよ塗装工程に入る。写真は車体のみだが、もちろん他のパーツもそれぞれの色で塗る(クーラー他一部パーツだけは工程と時間の都合で後回しになっている)。車体の阪急マルーンを塗り終えたら、次はサッシの銀色を筆塗りで入れて行く。苦痛ではないのだが、時間がかかるのでちょっと大変。現時点で10両中7両までしか終わっていないので、残りはまた来週。

 来週完成させて「制作報告」の代わりに「完成報告」できたらいいのだが、ちょっと時間が足りなさそう。

(2023.01.08)
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