ボクのヒミツたいけん


Scene.26
Original text:PDX.さん


 学校から駅前のデパートまで歩いてきたシンジとヒカリ。
 炎天下だけあってシンジも汗をかいているが、ヒカリの方は彼とは比べ物にならないほどの汗をかいている。
「大丈夫? ヒカリ?」
 二人きりの時は名前で呼ぶようにお願いされて以来、シンジは彼女を「委員長」でも「洞木さん」でもなく「ヒカリ」と呼んでいる。慣れない頃は「ヒカリさん」なんて言っていたが、彼女と肌を重ねるうちに慣れてきたらしい。
「え……ええ……大丈……夫……」
 デパートについた二人は、紳士服売場のフロアの女性トイレにこそこそと入り込む。
 女性客が滅多に来ないここは、彼らにとってお馴染の場所だったのだ。
「それじゃ、見せて」
「ええ……」
 個室の壁に手を突くヒカリ。制服のスカートをシンジにめくられ、愛らしいバックプリントのショーツを剥き出しにされる。少年の手は、そのままそのショーツをも引き下ろしてしまう。
「ああ……」
 視線を感じる。見られているのだ。完全に露出した白い尻肉を、その中心のすぼまりを、そこから伸びる一本の糸さえも。 「それじゃ、抜くからね」
 シンジの手が糸の先端のリングを摘み、そのままゆっくりと引き出していく。
「ああ……!」  ヒカリの菊門から伸びる糸が引き出されていく。そして、秘めやかなすぼまりが内側から押し広げられてゆく。
「あ、あ、……あっ!」
 つるり、と樹脂製の球体が引き抜かれた。直径25mmのボールが、少女の直腸に埋められていたのだ。しかもそれはただ一つではない。シンジは糸を引き続け、それにつれて一つまた一つと、ヒカリの肉孔が淫具を吐き出す。
「ああっ!」
 最後の2,3個はまとめて一度に引き抜かれてしまった。腸内の異物を一思いに引きずり出されたことで、ヒカリは軽い絶頂を向かえてしまった。彼女のそこは、排泄感を快感と覚えてしまうほどに開発が進んでいた。
「すごいや。こんなボールが10個も入っちゃうなんて」
 淫具をぶらさげて見せるシンジ。彼が驚くのも無理は無い。球体と球体の間の隙間を無視したとしても、実に25cmもの長さのものが少女の中に収められていたのだから。長さだけなら、シンジの持ち物よりもはるかに長い。
「もう、僕のも入るんじゃない?」
 ボールの大きさを見ながらつぶやくシンジ。
 学校からここまでの間さんざん焦らされ続けたに等しい状態のヒカリには、拒否の言葉を紡ぐ事はもうできなかった……。



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