なーぐるさんの「肉体取引アスカ」

268 名前:なーぐる 投稿日: 2008/06/10(火) 01:32:27 [ uKxs1zaM ]
自分のも含めて過去作読んでますが、リアル・カッコマンさんの「不倫代議士アスカ」
がネタとして大変美味しいな、と思ったり。意に沿わぬ相手に力ずくでない暴力で
意に沿わぬ性交を強要されるシチュエーションは、私も同一ネタを使ってみたい。

別に議員にこだわる必要はないですが、なにがしかの身分の高い女性(準教授推薦が欲しい助手とか)が、
少女のごとく泣きじゃくりながら、もっと階級が上の老人を受け入れざるを得ない…。ハァハァ
先に溜まった宿題をかたづけるべきですね、はい。

>ニトロもエロは薄々というか、申し訳程度というか
ブラスレイターってニトロ+が参加してたんですね、しらなんだ。
深夜放送とはいえ立木文彦氏声のキャラの壊れっぷりがw
次回、胸の谷間も目に毒なアマンダは勿論、オペレーターの眼鏡っ娘が危険で危なそうです。

>>インスマウス面の
>やっぱり、魚人な皆さんは男優役が最適ですね (;´∀`)
アーサー氏のご先祖こと白猿さんも素敵ですね。アフリカに道の遺跡探検に出発し、
遭難して遭遇する謎の類人猿たち。マイケル・クライトンの「失われた黄金都市」のエロバージョン
って感じになりそうです(例えが失礼すぎます<私)

269 名前:引き気味@北京之春 投稿日: 2008/06/11(水) 01:38:10 [ SWb6L4z2 ]
>>268 なーぐるさん

脅迫ステキー(エロ的に) ヽ(゚∀゚)ノ
力尽くだとまぁ、それはそれで後からヒロイン側の挽回とか期待も出来ちゃうんで、それはそれで話作れますが、権柄ずくだの脅迫だのの場合、ヒロインも一応は納得の上というこの歯噛みしながら受け入れるシチュがハァハァなのです。
それに、一応納得ずくだから、都合良く話を隠蔽したまま継続させられますし。
てか、『Back Seat』も『Stray Cat』も、みんなそんな感じですね。
エヴァの場合、ネルフ絡みでお偉いさん揃ってますし、場合によっては時田「社長」やら、高橋「市議」とかも使えそうなのが妄想しやすいところでしょうか。

>ブラスレイター
これはそろそろ興味が向いてきてるんですが、まだHDの肥やし状態です。
予算使ったCGの見応えをマクロスFが、使えない知恵をこちらが堪能できるだとか、いい感じに暗い話を楽しめるとは聞いているのですけれども。
てか、今期はあれやこれやと見所多い番組揃ってますしね。
私、久し振りに日曜朝以外で特撮見てますし、しかもこれが滅多にないくらい毎週楽しみで>ケータイ捜査官7

>猿
クトゥルフは異種姦の結果という設定もてんこ盛りなのがなんともエロ心をそそるといいますか。
そういや、コースケさんが一本書いてましたっけか。
あれもまた、シンジハーレムというシチュを使いつつ、一人の愛を数人の女で分け合わなければならない心の隙間に入り込む異形というスタイルが良かったというか、物言わぬモンスターでありながらの悪辣な意図の滲み出方が堪らないものがございました。

270 名前:コウイに値する名無しさん 投稿日: 2008/06/11(水) 13:57:42 [ nO2g483M ]
>>268 なーぐるさん

 アスカがそうせざるを得ない動機が彼女自身の得るものであるケースや、あるいはシンジやヒカリといった身近な人を守るためのものであるケースやいろいろありそうで。
 シンジの妻であるアスカが、シンジのために良かれと思って結果として彼を裏切るというのは基本かもしれませんが、ヒカリというのも一つの手かと。

271 名前:PDX. 投稿日: 2008/06/11(水) 13:58:01 [ nO2g483M ]
 ウヘァw

272 名前:なーぐる 投稿日: 2008/06/17(火) 23:24:40 [ 9TrIr3mk ]
電ホのうたたね画の17歳アスカ、道楽屋さんの最新扉絵のむっちりアスカ、
脅迫ステキー(エロ的に)とを絡ませて、こんなネタでファンタジーものと平行して書いてたりします。

久しぶりに甘えん坊アスカとかみたいな感じの文章書いてこっぱずかしいですわ。

肉体取引アスカ


「アスカの髪の毛、もっと触っていても…良い、よね?」
「やだもう、シンジったら。あん、馬鹿」
「答えは聞いてない…ってね」
「やん、もう、ちょっと! 髪だけじゃなくて、胸まで触ってるぅ〜」

 語尾にハートマークを付けて、やたら甘ったるい口調で金髪碧眼の美女、惣流アスカ・ラングレーは最愛の男性である碇シンジにしなだれかかった。彼の胸に安心しきった猫のように頭を預け、くるくると長く癖のない髪をもてあそぶシンジの指先の感触がくすぐったいのか、くすくすと笑っている。深紅のプラグスーツに包まれたやや大きすぎるくらいの胸が、きつそうにふるふると揺れた。二人の来ているプラグスーツが擦れるキュっと言う音が響く。ふわりと柔らかく金髪が揺らぎ、二人のいるパイロット待機室にさわやかな香りを漂わせる。ミノフスキー粒子とかゼッフル粒子くらい危険な濃度が充ち満ちていく。

「だって、アスカがこんなに可愛らしいから」

 14歳当時、碇シンジに対し敵愾心むき出しだった彼女のことを知っている人間から見たら、別人だと思ったことだろう。いや、毎日見慣れてる人間だって誰だよ、これ? と見るたびに思うに違いない。というか思ってる。二人を不本意ながらモニターしていた葛城ミサトは数年来のつきあいのある、妹や弟のように思っている二人の姿に「ゲェ」と舌を出して呻いた。暑くて暑くてもう、胸一杯。うう、シンちゃん。昔の初で可愛らしかった昔のシンちゃんに戻って。お腹空いたって言ったら、カップ麺とポットだけ渡してアスカといちゃつくの再開する今のシンちゃんじゃなく。

「もう、馬鹿馬鹿馬鹿ぁ〜」

 顔真っ赤にしてシンジの胸をポカポカ叩いたりして、あんた本当に誰ですか!?
 しかし、18歳というもっとも輝かしい年齢に育った彼女は、間違いなくアスカその人だ。

『…ファーストチルドレン、エヴァ改とのシンクロ、シミュレーション、終了、します。引き続き、セカンドチルドレンのシンクロテストを…ってききなさいよあなた達!』

 ガリッ と奥歯をかみしめる音をさせて、主任オペレーターとなった伊吹マヤが言った。バリバリガリガリともんの凄い音が管制室に響く。キーボードのいくつかがまたダメになったようだ。目の辺りにすごい影がかかって見えないが、きっと怒りとか嫉妬とかいろいろなやりきれなさで一杯だ。彼女の背後では、苦いはずのコーヒーが甘く感じるくらい桃色の雰囲気に顔をしかめた赤木リツコが、『無様ね…』と妹弟子の醜態に眉をひそめていた。あなたが集中しないといけないのは、実験中のレイの方なのに。まあ、気持ちわかるけど。
 ちらり、泣き黒子が艶っぽい視線を向けたエントリープラグ内監視モニターには、一見平静だが真実は中身が煮えくりかえってるだろう、ファーストチルドレン綾波レイが映っていた。一言も発せず、LCL内とはいえ瞬きしない様子は尋常じゃない。

(慣れていくのね、自分でもわかるわ)

 以前の自分だったら最悪すぎる職場環境に発狂し、『碇ゲンドウのクソ馬鹿やろぉ!』とか訳わからないこと言って周囲…主にマヤとミサトに当たり散らしていただろう。あとレイに意地悪。

(ああ、もう。無視よ無視。あの二人はいないものとして扱うべきなのよ。うん、精神衛生上それが良いわ)

 生ぬるくなったコーヒーを澱まで飲み込み、ふん、と鼻息を吹き出す。そう、悟りを開けばいいのよ。焦って変な男とくっつくくらいなら、結婚なんてしないと開き直った方が幸せに生きられるのよ。

273 名前:なーぐる 投稿日: 2008/06/17(火) 23:25:38 [ 9TrIr3mk ]
肉体取引アスカ

「アスカ、アスカ…」
「だ、ダメ。ダメだって、ば。リツコやミサトが、見てる…はっ、あ、あぅん!」
「でも、アスカ抵抗しないじゃないか」
「だ、だって、それは、触ってるのがシンジだから」

 プシューと音を立てて恋人のプラグスーツの拘束を解き、剥き出しになった艶めかしい肩に唇を這わせてシンジが熱っぽく囁く。とろん、と日なたのアイスクリームのようにとろけた表情でアスカは愛撫を、シンジを受け入れる。

「好きだ、アスカ。ああ、アスカ。アスカ、アスカぁ…」
「き、キスまでだから。ううん、あん、ああん。シンジ、シンジ、シンジ、シンジぃ…」

 リツコとミサトとマヤと、あと見えてない・聞こえてないはずのレイのこめかみからブチリと凄い音がしました。

『やってられないわよっ!』

 53代目コーヒーカップを床にたたきつけて粉砕するとリツコは叫んだ。こっちは熟れた体が独り寝の夜に啜り泣いてるってーのに。この18に成り立ての若造共は、人目もはばからずいちゃいちゃいちゃいちゃ。ええもう、まじめに仕事してるのが馬鹿らしくなってきますですわよ。ああ、なんかミサトと本当の意味で親友になれた気がするわ。きっと今彼女とユニゾンしたらパーフェクトだと思う。

「せ、先輩! わたし、わたしもうこんな環境耐えられません! 私自身の転属か、あの春先の猫みたいにさかった二人の転属を要求します〜!」
「潔癖性はね、辛いわよ。汚れたとわかったとき、それがわかるわ。あとしれっと猫を馬鹿にするんじゃないわ」
「連日あんなのを見せられて、今更、不潔も清潔もありませんよ先輩〜。あとどんだけ猫が好きなんですか先輩わ」

 何回目だろう、この意味の通じない不毛な会話は。101回目くらいのループだと思う。

「まったく、恋人同士とはいえもうちょっと人目を気にしなさいあなた達」
「こ、恋人!? ち、違うわよ! シンジはただの、同居人で、同僚で…」
「あーむかつくから大概にしなさい。世界一の意地っ張りは黙ってなさい?
 …ほら、馬鹿話をいつまでもしてない事よ。そんなことじゃいつまでたっても実験は終わらないわ。そうするといつまで経っても帰宅できないわよ。アスカ。さっさと支度する」
「わ、わかってるわよ。それじゃあシンジ。先行くから」
「う、うん。行ってらっしゃい」
「行ってきまーす♪」

 そう言えば『ある愛の歌』って映画がこんな感じで見てられなかったわね。とかリツコは思った。

274 名前:なーぐる 投稿日: 2008/06/17(火) 23:27:36 [ 9TrIr3mk ]
肉体取引アスカ

「それじゃあ、さっさと終わらせるわよ」

 手早く弐号機起動の準備を整えつつ、よしよし、とマヤを慰めているミサトを尻目にリツコはふぅ、とため息をつく。
 先日伝えられたことを、どうアスカに伝えるべきか。これは難しいどころの話じゃない。

 連日繰り広げられるアスカとシンジのいちゃいちゃぶりは、職を辞する人間がでる破壊力だが、これはこれで平和であることを実感できて不快ではない。だけれども、ネルフ・ヨーロッパ支部より伝えられた要請は、丁寧な文面が空々しいほどに悪意に満ちていた。

(18歳になったことを機に、セカンドチルドレンを本来の所属部署であるヨーロッパ支部へと移管するよう要請する、か)

 筋は通っている。使徒とサードインパクトの危険が去った今、アスカが本来所属するヨーロッパ支部へ異動、いや帰還することは正当な要請だ。たとえ発言力や政治力増強をたくらむ、現ヨーロッパ支部局長の企みだったとしても、それを拒絶することはリツコ達に、いやネルフ本局にできない。未成年者をいつまでも置いておいたことこそが異常だった、そう言われればぐうの音も出ないのだ。

(その後どうするにせよ、一度はアスカはあっちに戻らないといけないわね)

 そして一度向こうに戻れば、来日はなかなかに難しいことになるだろう。18歳になったことで正式にネルフ職員として扱われるアスカには、かなり行動に制約がかかる。今だって、ミサト達による監視が行われ、それとなく身の安全が図られているくらいだ。そういった親しい付き合いのないヨーロッパ支部の連中は、かなり露骨に行動を制限するだろう。電話は勿論、電子メールや手紙だって送れまい。そんな状況、脳がピンク色にふやけたアスカは1日はおろか1秒だって耐えられまい。アスカが弐号機パイロットになるに辺り、様々な契約が彼女自身の意志の元で行われている。母親の介護や自身の就学費用や生活費の無償提供などと引き替えに、エヴァに関するネジの規格やLED番号にまで及ぶ情報の厳守、行動の制約、20歳になるまでネルフ・ヨーロッパ支部に所属する職員扱いになることなどがある。
 2年後、ネルフ入局をせず市井に下ったとしても様々な機密を知るアスカはやはり多くの行動を制限される。元でもネルフ職員だった彼女がシンジに会うことを、向こうの連中が許可するとは思えない。せめてシンジがヨーロッパ支部所属だったら、まだ何とかなっただろう。もっとも、それは向こうがアスカに食らいついて離さないのと同様、日本側でもシンジを手放したりはしまい。

 頭でわかっててても、納得できることではない。

(アスカ…。焦って妙なことをしなければ良いんだけど)

そして、数週間後、アスカはドイツへと帰還する飛行機に乗り込んでいた。

「ちょっとした里帰りよ。ママのお墓参りとかもしないといけないしね。だからシンジ、心配しないで。すぐまた会えるわよ」

真実を知らないものの無邪気さで、アスカは別れを渋るシンジにそう囁いていた。

275 名前:なーぐる 投稿日: 2008/06/17(火) 23:32:16 [ 9TrIr3mk ]
( ゚д゚ )しまった、タイトル(仮)で展開もろバレだー!

会社の同僚がパチンコからはまったそうで、
マユタンを布教しつつ懐かしい感覚を取り戻したり。

ちなみに、このシンジとアスカは肉体関係は1度だけで、それが大失敗で双方むちゃくちゃ痛い思いをしたから、
それ以後はペッティングとキス中心の関係だったりします。
それにしても道楽屋さんのところのアスカは発育良すぎて悩ましいw

276 名前:FOX 投稿日: 2008/06/18(水) 21:52:24 [ z.qod4yw ]
>>272-275 なーぐるさま

 これはいい「その後の落差が実に楽しみな甘甘」ですね!
 愛する人の元に帰るために、彼を愛しているという絶対の自信が、愛情は肉体の快楽などに負けるはずがないという確信が、アスカに「取引」を決意させるのだろうか……。
 とか想像してしまいます。
 あと、レイのリアクションもいろいろ想像できそうで(「恋人を奪われた彼を慰めているうちに……」とかとか)、これも楽しみです。

 続編、お待ちしてます。

277 名前:なーぐる 投稿日: 2008/06/18(水) 22:21:38 [ onjANJzQ ]
★FOXさん
>その後の落差が実に楽しみな甘甘
ある意味、アスカが壊れていく過程を書いていくことになりそうです。
とりあえず、今は嫌なキャラの描写研究と言うことで、007を見てたり。ボンドはどこかスーパーシンジに通じる部分があり、
さらに適役の多くは魅力があり吝嗇家で悪人…。
こんな嫌な奴にアスカが! とか読んだ人が思ってくれるような悪人にできたらと思います。

>恋人を奪われた彼を慰めているうちに
案にはありますが、実際にやっちゃうとレイが魅力のない、泥棒猫さながらに嫌なヒロインになっちゃいそうで…。
シンジもシンジでコロッとレイに転ぶと、これまた軽薄で魅力のない人物になってしまうし。
採用にするにしてもどういう導入にするかは思案のしどころです。

278 名前:コウイに値する名無しさん 投稿日: 2008/06/19(木) 09:27:03 [ /1zFPuT. ]
007の悪役と言えば、ゴールドフィンガーですね。

性的な関係ではなく言葉や日常の身の回りの世話をするレイの好意が、
自分への愛から来ている事を理解しながらもシンジはアスカを思って
一定の距離を置いており、レイの方もシンジの気持ちを理解してそれ
以上は踏み込んで行こうとしないという展開が良いのでないでしょうか?
もっと話が進めば結ばれる展開も出てくるんでしょうが。

どんな状況でも猫LOVEのリツコに笑わせてもらいました。



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