LHS廚さんの王道ハーレム『畜類め、繁りやがれ!』(4)
- 962 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/07(水) 19:11
時間は午後九時。 多少は涼しくなったベランダでの話。
「それじゃ、やっぱり……」
「はい、貴女の想像している通り、確かにあれは保安諜報部の管轄になってます。
そして、あの監視カメラ・盗聴マイクからの『データ』は大して重要視されていないようです。
アスカが貴女に言った「おかず」云々も、意外とある可能性かもしれませんね」
「それじゃあ、いったい誰が、なんのために?」
キーを叩くのをやめ、博士はポツリ、と。
「カイルからのオフレコ話では……情報はSEELと言う組織に渡っている、と言う話らしいです」
「なに? ゼーレって?」
「説明できるほど、わたくしも良く知らないのですが……。
Nervには、本体以上に機密の塊の……そういう名前の上位組織があるらしいのです。
カイル、と言うのは向こうの友人でアメリカ支部の保安主任です。
アメリカ支部にいた頃、全てのチルドレンののデータは、日々の生活を含めて
彼ですら良く判らない所で、その組織にデータが引き渡されているらしいと聞きました。
おそらくここも、そうなのでしょう。 そうする理由は……知りません」
-------------------------------------------------------------------------------
彼女が落としたコップの始末をしながらの相談。
『えっと、実はさっき、僕の部屋で、その』
『どったのシンジ? 何があったの?』
マナを騙すのは気がひけるんだけど、彼女は判ってくれる、と信じたい。
『知り合いからもらった男物の香水のびん割っちゃって』
本当は『淫らな香水』というべき物なんだけど。
明日の為に寝たいのに、アスカやヒカリ、マユミの『におい』を纏った部屋やふとんは
純粋に『寝る』と言う行為をするには落ち着かなくなっちゃった。
それに……ほぼ一週間近く毎日のように……やっぱり休息は欲しい。
『それで、消臭剤と空気清浄機を使って匂いをとってるんですが……今日一晩は無理みたいで』
『そ、それで、リビングなの?』
『あ……お布団隣に…なっちゃいますね。 3号室のほうへ移られ』
『あ、いいわ一緒で。 別にシンジ君が襲うとは思えないし』
サツキさんが傍にいるなら……アスカ達、あきらめてくれるかな。
明日の事もあるし、休憩したいんだけど……無理かな。
- 963 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/08(木) 19:23
- コンフォート・一階。
「はい、ノゾミの着替え……明日の朝、帰らせてよね。 昼から訓練だし」
「有難う、姉さん」
「外泊」理由を知っているせいか、微妙にギクシャクしている長女と次女。
それでも長女は聞かずにはいられなかった。
「あの子、どう?」
無理はさせてないつもりよ。
そう言おうとして、次女はその台詞を口に出さず……飲み込んだ。
何もしてないはずは無い。
嘘を付く事を知らない蒼銀の少女から『きのう彼女は嬉々として精液を飲んだ』らしいから。
自分の真下でシンジの勃起が侵入して行く様を、入りきらない精液と自分の純潔を飲み干した……。
それは、彼女……本来そんな知識すら得てはならない筈の金髪の妹が。
純潔と言う言葉の意味……神聖な意味を持つ部分を自分からかなぐり捨ててしまった、と言う事だから。
辞書では無く医学書の説明文……『一枚の膜』と言う意味のみにしてしまったと言う事実。
そして、自分はそれを止めなかった。 止められたのに……姉として、女としてそうすべきだったのに。
そうしなかった。
だから彼女は苦笑した。 するしかなかった。
「妹はまだ引き返せるよ」……その一言に全てをこめて。
長女もそれを理解していたから、それ以上たずねなかった。
それ以降、二人がその話しに触れる事も無く世間話に終始し……数分後にそれぞれの帰途についた。
次女は知らなかった。
つぎに姉と再会するときが……父と二人の姉妹が疎開のため、長崎に向かう時だと知らずに。
- 966 名前: PDX. 投稿日: 2004/07/09(金) 14:43
- >>962-963
LHS廚さん
>ゼーレ
やはりチルドレン達の戯れを見てハァハァしているんだろうか(違
でも案外、チルドレン同士の交配によって生まれた子供のシンクロ特性とか真面目に考えていそうでイヤン。
>洞木家でのやりとり
コダマさんとしては複雑ですわな(汗)
- 969 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/09(金) 19:45
- >本すれ。
下手なりに精進しますです……って、やっぱり本作も黒エロっすかぁ?!
バックボーンとして黒ユイさん達ママさんずがいるとはいえ
ほぼ黒白のないニュートラルと思ってたんですがね……。
あと。
本気でタイトル募集してたのですが、選ぶ以前に一本も出なかったので(苦笑
仕方ないので、例によって資料から模索………。
丁度良いのがあったので、ちと長いですが仮タイとします。
(つまり、まだ募集はしてます)
仮タイは……『畜類め、繁りやがれ!』とします。
江戸のスラングで、モテない人がモテる男へのいやみな台詞だそうです。
意味は
『ウマくやりやがって……発情したケモノのようにいちゃつきやがれ!』
大体こんなものらしいです。
- 970 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/09(金) 21:58
- >>969 追加文。
>本スレ。
>タイトル募集。 (理由は>>797の雑文を参照)
全行程の75%を超えましたので、締め切りを一応つける事にしました。
今月二十日まで、と言う事にします。
また、締め切りまでにタイトル案が複数上がった場合は……。
そちらで一つに絞ってもらってもいいでしょうか?
(タイトル自体は二十日に締め切りますが、絞込みに三日追加します。
まとまらなかった場合は、私が独断で選ばさせて頂きます)
- 972 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/10(土) 00:17
一階で姉二人が話し合っている頃。
「『……第一回目のお泊りも多分今日が最後。 今度は何時になるのか楽しみ』………っと」
姉の為に用意された机の上で一日のまとめを書く少女。
少し丸い文字でしっかりと、丁寧に。
自分の中に収まりきれなくなった想いを書いていく。
こんこん。
「お邪魔じゃなければ……少し、いいですか?」
「マユミさん………ええ、大丈夫です」
彼女の話し相手となるのは、明日『四人目』になる女性。
冷たい麦茶を『妹』に渡しながら、彼女は話しだす。
「日記ですか?」
「はい。 シンジさんに助けられたあの日から、ずっと書いてるんです」
ぱたん、と音を立てて閉じられる日記帳は、彼女くらいの少女が良く見るだろう
TVや漫画のキャラクタ絵なんかが無い、とてもシンプルなハードカバーの水色の日記帳だった。
「しんぷるな日記帳、ですのね」
「これはボクだけのの恋の歴史ですから………それで、お話って何ですか?」
眼鏡を吹きながら、彼女は思いの内を告白した。
自分が『四人目』としてやって行けるのか。
もしかしたら、戦いの最中に足手纏いになって、そのまま死んじゃうんじゃ無いか。
自分が怪我をして、『女』じゃ無くなったら。
彼はちゃんと自分の事を見てくれるのだろうか………などなど。
「でも、そんな大事な事どうしてボクに……あ」
そう、自分以外のメンバーは全員、何らかの形であの怪物達との戦いに関わっていく。
マユミが泣き言をいえるのは、自分だけなのだ。
ノゾミは彼女の話を最後まで聞いて、出来る限りのアドバイスをして行く事に決めた。
それが自分なりに出来る何かだと信じて。
- 973 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/10(土) 00:54
- 漆黒に近い世界。
リツコが皮肉を込めて『聖骸室』と呼ぶL.C.L.が満ちたシリンダーの中。
レイは静かに、昨日の事を思い出していた。
自分は『ヒト』とは違う。
それを無視してでも手に入れたくなってしまった想い。
彼は、自分の母親の片割れとも言える自分を……受け入れてくれるだろうか。
そんな事ばかり考えていた。
でも、今は違う。
根拠の無い確信だけど、その事を知っても。
彼は、そして皆は、私のことを受け入れてくれる。
「大丈夫か、レイ」
目の前の、少し前までは唯一、必要としていて欲しかった人。
でも……………。
たった今、私は今までの自分を支えていたものを全て捨てようとしている。
なんて自分勝手な決心なんだろう。
でも、そう思えるようになった自分も……綾波レイなんだ。
誰でもない自分を見つけるって、こんなにも簡単なことだったんだ。
ごめんなさい、碇司令。
私はもう、貴方の望みを叶える気は、ありません。
----------------------------------------------------
シリンダーの中で微笑むレイを見つめる男は気付きもしなかった。
彼女がいつも通りに向ける、その微笑の裏で決めた決意が。
たった今、ほかならぬ彼の願いを叶える聖杯を完全に壊した事に。
適当な時に、彼女を『三人目』にしてしまえば息子への想いも全て忘れてしまうだろう。
そうたかをくくった事が、彼の敗因だった。
- 974 名前: PDX. 投稿日: 2004/07/10(土) 09:24
- >>972-973LHS廚さん
>ノゾミ&マユミ
唯一といっていいノゾミの立場ってやつですな。
逆に言えば、(既に書かれているとおり)疎開とかあれば引き離されてしまう立場でもありますし。
>レイ
さてゲンドウにはどんな報いがあるのやら。
- 975 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/11(日) 00:46
- 興奮は疲れを呼んでくれたお陰で、あたしはシンジ君への挨拶もそこそこに床につけた。
これで終わってくれれば、大した事も無く終わった一日だったのだけど。
その日のうちに、あたしもまた快楽の僕となる事になってしまったんだよね……。
……こんな形だったのは、ちょっと不満もあるけど。
まぁ、これでも良かったと思ってるわよ。 あたしの可愛い旦那様……?
-----------------------------------------------------
偶然は時として、意地悪な顔をしてやってくるみたいだ。
最年少の彼女からの一撃が無ければ、あたしはこ疲れは最高の睡眠薬だと実証していた筈。
「……!!」
大抵の人がそうであるように、あたしだって眠りから叩き起こされれば不機嫌になる。
たとえ痛みが無くても、『実際に蹴っ飛ばされた』時なんかは特に。
でも、その怒りを一気に上書きする驚愕が目の前にあれば、事情は一気に変わる。
(端末の液晶画面の次は、微妙に鏡化した窓ガラスですかぁ!?)
丁度今のあたしは、そんな状態に置かれていた。
半日くらい前に、端末の画面経由であたしが見たままの映像。
違うのは一人入れ替わっていて、あの時と違ってみんな良く動くから。
視線をさえぎらないお陰で室にしっかりと判るの。
普段見る…ひ弱そうな彼の態度や姿とは似つかわしくない、モノが目の前にまる見え。
幾つもの舌が「竿」と呼ばれるらしい棒を、「うちわ」と言われたりもするらしい袋も。
誰のものか、なんて詮索が意味をなさない位にしっとりと濡れていた。
そんな、それ以外の思考が排除されるしかない映像のお陰で脳裏が真っ赤に染まって
ここを超えたらもう後戻りできない、と思っていた心の封印を熱暴走したあたしの脳は
あっさり封印を――張られた扉ごと――蹴飛ばして外していた。
昼間と違って服を脱ぐ自由があるからか、協力して彼を高めていこうともする。
唇と両手以外も使い、実に………バラエティー豊かに。
ヒカリさんとマユミさんがシンジ君のペニスを胸で挟み、出てきた先端をマナさんとノゾミちゃんが
交互に唇の中に、口腔の中へと包み込んでいく。
アスカさんはシンジ君の指人形にされて、踊りながら彼のおへそに淫液を貯めるのに熱中。
マリイさんは三組目の『一対の珠』でシンジ君の顔をぺちぺちと。
興奮はすると思うけど、……気持ちいいのかな、あれ。
------------------
シンジ君の上着はまだ脱がされていないみたいで、シーツとこすれる音が、妙に脳裏に響いて。
頭の中でそれは、圧倒的なまでの欲望を掬い上げてくれた。
あたしの方は、もう自分の力で静めるのはもう無理……そう自覚できた。
もう、鼻につくのがあの子達の匂いか、あたしの匂いかもわからないの。
明日おねしょしたと冷やかされてしまいそうな位にべったりと濡れているんだから。
あたしを含め、みんなが快楽に夢中になっている中、シンジ君だけは戸惑いの表情。
「もう、駄目だよぉ……その気になったら、ますますサツキさん起きちゃうって」
「大丈夫、アタシが睡眠薬飲ませたから……」
あはは……ビミョーに、裏があったのね、あの優しさも。
瞬間、彼の中で何かが変わった気がした。
「あ、そう………じゃ、いいかな」
豹変とは、こういう変化が似合のかもしれない。
- 976 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/11(日) 21:13
その後は、彼の独壇場だった。
「や………!! また立ったままだなんて、こんなのっ」
「マユミとの思い出だよ、当たり前じゃないか……」
マユミさんは、立たされたままシンジ君の餌食になった。
いやいやと口走る態度とは違いすぎる『下の口』は正面向き合って、受け入れていくの。
「か、堪忍、て………くだっ?!」
「駄目。 それに、マユミのどこを見れば、それを本当だと思えるかな……?」
「え……あ!嘘?!」
彼女の左足は本人の意思を無視してしまったかのようにシンジ君の右足へ。
絡みつき、足の甲を引っ掛けてまでしっかりと『拘束』している。
蔓のように……鞭のように。
口から漏れる言葉が本当なら、手で払える筈……事実、彼は股間以外でフォース・チルドレンを
拘束していない。
だけど、それは別の体の意思で不可能にされていた。
まず、マユミさん本人の手は、シンジ君の頭を挟むように伸びたマナちゃんの手が拘束。
彼女はキスマークと引っかき傷だらけの背中を舐めて癒すのに夢中。
「や、こ、さすがのわた、しも、嫌ですっ」
「駄目だよ、マリイ。 だって、アスカはちゃんと言う通りにしてるし」
「そーだよマリイ。 二人でマユミを逝かせちゃえば、今度は二人のどっちかなんだしぃ。
私もシンジに可愛がって欲しいしぃ」
シンジ君はマリイさんへ右手を、アスカには左手を使って泉を開拓している。
可愛がる条件は一つの命令。
『もっと強く弄って欲しいなら、マユミの体全体を愛撫して。 僕の手の代わりに』
その命令を果たすために、ふらふらになりながら二人はマユミさん二快楽を注ぎ込んでいく。
最後の一人はマユミさんの背後から彼女のアナルにいたずらし。
マユミさんがイって、ノゾミちゃんに潮が吹きつけられるまでそれは続いたの。
- 977 名前: PDX. 投稿日: 2004/07/12(月) 07:55
- >>975-976
LHS廚さん
>デバガメさん(笑)
彼女を眠らせたと思って好き勝手にやっている子供たち(笑)
しかし、ノゾミが彼女を蹴って起こしてしまったのは、偶然なのかわざとなのか……。
>シンジ、暴走(違
マリイが行為を嫌がって、アスカが従順に従っているあたりがある意味見物ですナ。
シンジの掌中に堕ちたわずかな日数の差がこの落差をつくったのか。
あるいはマリイは長年の想いがあればこそ「シンジひとすじ」でいたかったのか。
- 978 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/13(火) 02:50
修正
>>975
あたしはこ疲れは最高の睡眠薬
↓
あたしはこの疲れを最高の睡眠薬に出来たん
お陰で室にしっかりと判るの
↓
お陰で実にしっかりと状況が判るの
----------------------------------------------------------------
最初にポツリ、と感じた違和感はマリイさんの態度。
彼に恋愛と忠誠を誓ってる彼女なら、こんな時でも彼の望むままになると思ってみてた。
(何で、乗り気じゃないんだろう……?!)
最初、多数の視線が怖かったり羞恥の元?と思ったみたけど、これからの『毎日』が苦しくなるし
何よりシンジ君の望んだ事なんだから、拒否と言うのはちょっと………。
次井に違うのは、いつもと違うと判る所…………それは、あたしの存在だ。
少しだけ頭を動かしてみると、彼女とマナさんの視線がちらちらと移動して、彼以外を見てる。
視線の先は………っ!!
あたしの体が意思を無視してもじもじと動いて――大量の雫を塗り広げた――布団。
当初タオルケットに隠れていた部分が動く腰につれられペロンとずり上がってるから
……多分、説明不可な位にしっかりと開花したのもショーツ越しに見えちゃった!
もう一つ、このとき忘れていた事がある。
『本気』のシンジ君の傍から……一人抜けていた事。
「あの?」
そろーっと視線を上にした先には。 本当に申し訳なさそうなヒカリさん。
それを見た瞬間、なにかが、切れた。
「やっぱり……起きてま「っっっつっきゃぁぁぁぁぁぁあっ!!!!」」
盛大な悲鳴と共に、逃げ出したあたしはおでこを窓ガラスにぶつけてしまった。
-----------------------------------------
「飲んでなかったぁ?!」 「コップ落としたからもしかしてって……後ろから……」
「何で教えてくれなかったの!」 「いやだから、一口いったと思ってたから」
ばっくんばっくんと動悸が収まらないあたしの前で、アスカちゃんとマナちゃん。
「トイレに行ってきた帰りに、気付いたんです。 その……『覗き』……に。
私の行動も知っているいると思って、まさか、こんなにも驚かれるなんて……」
しゅんとするヒカリちゃん。
「動悸、大丈夫ですか……あ、これお水です」
「すいません、隣の部屋へ彼ごと移動してればこんな事には……」
お水をくれたり、背中をさすって介抱してくれるノゾミちゃんと
おそらくメンバー中最初にあたしに気付いて……恥ずかしくて集中出来なかったらしマリイ博士。
気絶していたマユミさんが目を覚ました頃には。
快楽の解決と供給だけを願うあたしに正常な判断は出来なくなっていた。
---------------------------------------------------------
もう、いいや。
その言葉が、全てを決めた。
なるようになっちゃおう。 毒食わば何とやらだし。
監視カメラ経由でマヤ達の『おかず』になってやろう。
『恋愛』とは……多分まだ言えない程度の『好き』だけど。
これからの数時間を使って『SEXから始まる恋愛』を実践してみせよう。
『燻ぶり』レベルにすら治まろうとしてくれない性欲を起爆剤にして、あたしは出鱈目な思考を
壊れたままぶつけた。 彼の台詞に合わせて。
「僕らの関係、その……知っ「もう一人位、貴方の隣に入れる?」……え?」
そうと決めたら、後は実践あるのみ!
『そんな事でいいの』とか叫ぶ理性に蓋をしてしまうと、あたしはあっさり全裸になった。
- 981 名前: PDX. 投稿日: 2004/07/14(水) 00:21
- >>978
LHS廚さん
>視線の先
バレてしまうというへっぽこぶり(笑)
子供たちに囲まれて唯一の成人としては立場がありませんな。
>あたしはあっさり全裸になった
オペレータ仲間にしてみれば盛大な抜け駆けかも(笑)
- 982 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/14(水) 16:21
間違いなく、僕は混乱の極みだった。
「本気ですか?」 「うん」
だって、サツキさんとは仕事以外では全く付き合い無かったんだよ!
もし、相手がリツコさんやマヤさんなら、定時訓練中に、まぁ、それなりに話したりするから
今までのことがあるし『もしかして僕ってモテるの?』って思えたりもする。
似通った条件だったマリイでも、出合った時から『好きです』って言われてたから。
その日の内に告白までされたから、その、受け入れることが、出来たんだ。
だって……『抱いて』って言われても納得できる『前提』があったから。
でも、僕の彼女に対する態度は本心から「な、何で僕なんですか?」って言うしかない状態だよ。
今まで会えなかった隙間を話しかけてくる事で埋めようとしてくれたマリイさん以前に。
訓練の時にした会話以外では……うわ、本当に自己紹介での会話以外記憶にない気がする。
それでも。
「えいっ♪」
「う、うわ……っ」
抱きつかれたサツキさんの体は暖かくて、髪の匂いも違って、十分に成熟した肌はしっとりとしてて。
今まで印象に残っている……リツコさんのタバコやミサトさんのお酒……そのどれとも違う、汗と大人の匂いが混じった
僕が抱いた――と言ってもこの一週間ぐらいだけど――抱いたどの体とも違う、豊満で柔らかい肉体。
……あ、そっか。
「僕より大きな人に抱き付かれたのって、初めてだからかな……って!?」
ま、まぁおちんちんが勃起しちゃってるのはしょうがないとしてっ。
みんなの前で夢中になっちゃう前に……彼女を必死に引き離し、僕の向かいに座ってもらった。
「あんっ」
口止め料、なんて何も知らないマユミやノゾミがなら兎も角アスカ達には通じない。
その言葉自体に意味が無い事は僕だって知ってるし、何より『まだ』のサツキさんにとって……。
だ、だから、その、『ひと時の気の迷い』や『遊び感覚』でしちゃいけないわけで。
新しい体にむさぼり付くと思っていたらしい最年長者は、僕の態度にきょとんとしてる。
やっぱり……僕が性欲の塊で、がっつくように抱く、と思われてたのかな……。
「みんなの前で、怖気ついたりした?」
「そう思われても良いですけど……いいんですか? 貴女の初めての相手が僕で……」
いきなりこんな発言が飛ぶとは思わなかったのだろうか。
ヒカリたちも含め、きれいにみんな固まってくれた。
「な、な、な、何で判ったの?!」
- 983 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/15(木) 01:05
「まぁ、それなりに経験積んでますし、何となく判っちゃうんです、僕。
それに、僕だけじゃないんですよ? ここに居るのって」
僕自身よりアスカ達から『これ以上増やしちゃ駄目!』って拒否の言葉が来る、と思った。
でも、その期待は裏切られたんだ……なんか、変な意味で。
「マリイやアスカさんはどうか知らないけど、シンジが受け入れるのならいいよ?」
「同じく。 シンジさんのモノですもの。わたくし達」
……え?
独占意欲の強い、アスカは?
「アタシは、ちょっとだけ不満。 シンジに抱かれる時間減っちゃいそうだしさ。
まぁ、胸は『デカパイ三姉妹』がいるし、何より処女だからテクなんかまず無いわけで、
サツキが主張できる長所って取りあえず『大人の体』以外はなさそうだし……。
アタシも『シンジのモノ』だし……惚れさせられちゃった弱みもあるもの。
Hの方だってさ、一人加わったからってシンジが手を抜くなんてありえないし」
アスカ達はもう、僕がサツキさんを受け入れてしまうのは当然と思っているみたいです。
となると、当然ヒカリたちの方も……。
「多分、もう一人ってアオイさん……。 噂では彼女、『ショタのアオイ』って言うそうだし」
「『ショタ』? ……マユミさん、意味知ってますか?」
「『ロリータ・コンプレックス』の逆で『ショタ・コンプレックス』の略。
正式には『正太郎コンプレックス』のことですね。
インパクト以前のアニメ『鉄人28号』の主人公の名前が由来の日本製心理欲求表現用語です。
基本的な意味は
『大人の女性が年端の行かない少年と本気の恋愛、または性的な関係を持とうとする事』。
また、そうなりたいと言う『性癖』を持った人もそう呼ばれるそうです」
いや、豆知識を披露されても……。
僕は別にメンバーを増やしたいとは思っていないのに、何で皆は彼女を受け入れちゃうの?
その後、電話先のレイまで。
『…………それでいい』
「へ?」
『シンジ君が、私を求めていれば、何人いてもいいわ』
……これで終わっちゃった。
------------------------------
後で聞いた話だと、『僕の相手を一人でする自信が、みんなに無かった』んだそうだ。
一人で僕の相手をすると気持ちよすぎて、かえって気持ちいいと思えない。
複数なら、丁度いい気持ちよさになるらしい……ちょっと複雑。
- 984 名前: PDX. 投稿日: 2004/07/15(木) 08:26
- >>982-983
LHS廚さん
ギャル軍団がなんかあっさり受け入れてしまいましたな(^_^;
こうなると、サツキさんとしても遠慮なく……ってとこですか。
他のオペレータさんたちに監視カメラで見られる事前提に、監視カメラにむかって性奴宣言させられたりして(笑)
- 985 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/16(金) 23:52
>得ろスレのかた
うい。 おだてに弱いっすから、私。
---------------------------------------
「ん……んっ?!」
芝居とか、じゃ無く。
本当に彼女には経験が無い……ノゾミの方がよっぽど経験を積んでしまってるみたいだ。
今更だけど、僕がしてしまった事の罪深さがひしひしと伝わって来る。
そして、もちろんそれを糧に更なる興奮を得てるのも、僕。
「あ、ほら。 それじゃ痛いって言ってます」
「え? あ、ご、御免なさい」
「ここはこうやるのですわ……。 特に筋をなぞるみたいにすると……」
ここ数日で、『イメージ』を直接手に入れていってる皆も僕を苛めるコツを掴んだみたい。
僕自身の弱いところに来る刺激に、微妙に跳ねていくんだ。
それだけじゃ嫌だし、つまらないから僕の方も彼女を追い立てる。
蛍光灯の明かりの下で見たサツキさんのは……一人Hをした事が多いせいか、襞も全体的に厚みがあって
右側より左側が感じるみたい。
「やっ、集中、でないよ、シンジ君」
「だって、みんなして僕をいかせようとしてるのに、僕は何もしちゃいけないの?」
他のみんなも見物人に納まっている気もなかったり。
「シンジってさぁ……微妙に女の子っぽいんだよね」
「え?」
濃紺の瞳に僕を写しながらアスカは胸を左肩にすり寄せてくる。
「サツキは信じられないかもしれないけど、性欲とかはしっかり男なのに……射精自体には興味が無いみたいよ。
誰かの腰に埋め込んでいれば良いや、って感じで。 ペニスが無かったらレズの攻めって感じなのよ」
- 986 名前: PDX. 投稿日: 2004/07/17(土) 01:21
- >>985
LHS廚さん
>男だけどレズっぽい攻め
愛撫重視ってことでしょうかね。
個人的に好きなパターンだったりします(笑)
- 987 名前: コウイに値する名無しさん 投稿日: 2004/07/17(土) 06:41
- もともとがユイさんの記憶ですからね〜、イイ!
- 988 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/19(月) 19:07
- 私信その1.
当初の予定より仕事が長引き、予定をオーバー確実になってしまいました。
(『はなれ もの』みたいになって行くぅ……)
そこで、申し訳ないですが題名の締め切りを今月末まで延ばします。
すいません!!
私信その2.
>ここの別スレ・マリみて関連。
エロパロスレのSSとアニメ版二話三話と見てみました。
微妙に私の好みからは外れてるかも。
だって、好きになれそうなのが(祐×由)と(祐×由×令)あたり……。
何でこう言う実現不可らしいのが気にになるかな、私。
でも、もう少し読んで見るです。
もしかしたら、ですが。
『学園版×マリみて?×夜来る』なネタ書けるかもなーって野望が少しづつ。
……小説買ってみようかな。
(以下は書きあがった分)
-------------------------------------------------------
「何悩んでるの、ヒカリ」
湿った下着――特にショーツ――を纏うというのは気持ち悪いのだけど、
散々待たせた彼にこれを脱がせるのも乙な物かもしれない、だって彼は申し訳ないと
思いながらサービスしてくれると思う。
「シンジの体調……だって、金曜が私、土曜は初号機の中、日曜は私とアスカ。
月曜が私、アスカ、マユミさん。 火曜日が妹にマナ、レイ、マリイ……。
で、今日でしょ……。 正直そろそろルールを作らないと、って」
「SEXが面白くなってきたって言うのにぃ?」
溜息をついてから私は我侭しか知らないかも、と思える仲間に真実を伝えた。
『主人』は自分の体力の限界と言うものに気付いていないんじゃないかな、って。
「……と言う訳なの。 姉さんのコレクション本を読むと、顔射、って言う『男の夢』なんだって。
私達が達した直後、精液を顔にかけようとするんだって。 『AVからの情報』らしいんだけど。
射精ってそういう楽しみ? も有るらしいのに」
「確かにね。 ジャージとカメラ眼鏡の二人だけか『その手の』情報源の筈なんだよね。
根本な男の本能?……で中出しの時はタイミング合わせてイッてくれるけど……」
二人がNervの医療データベースから『男の限界』を模索するようになる。
------------------------------------
『青信号』と書いて『GOGO!』と読む。
今のアスカは、まさにそんな感じで
「ほらほらぁ。 早くしないとシンジをおいてイッちゃうぞ?」
言葉の裏に籠められた爛れた欲望の素。
卵の白身にも見える幾筋の、微妙に違う味だったり混じり合ったり泡だったりする雫を纏って。
僕は今日の三人目・マナの中を往復してる。
- 989 名前: PDX. 投稿日: 2004/07/19(月) 23:27
- >>988
LHS廚さん
>ヒカリ
そろそろ枯れの……もとい、彼の健康管理をしないとマズー、と考えているわけですな。
あのメンバーの中でこういう問題に思い至りそうな人は、他にはマユミかマリイくらいでしょうかねぇ。
- 990 名前: LHS廚 投稿日: 2004/07/20(火) 20:05
- 引き気味さん。
>スレ管理。
うむむむ……。
書き忘れですが、多分『千』オーバーします。
1000で次スレを建てた時、繋げて書くのでは無く……このスレのまま1000超えて書いていいでしょうか?
確かしたらばは5000が限界、でしたよね。 (多分1100は行かないと思います)
>>989
>枯れ
まさに井戸(爆
『核』入れて無限にするのは結構在りな世界ですからね。
限りある命……と雑談のネタにに乗っかる私。
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今入ってるマナの中は、奥は優しく締まるのに対して、入り口はぎゅって締まってくる。
全体が絞られるように締まるアスカに嘗め回される締まりはみんな違う。
さっきまで僕の下でアスカが喘いでいるのを目を背けずに見守って……というよりお預けの形に
なってしまっていたせいで、リズムを一寸変えただけで、彼女なりの『快楽を楽しむ締まり』
だったのがぎゅっ、と『おしまいの締まり』に変わって。
「はん! ま、まだ、感じていたいのにぃ!!」
淫蕩な顔から涎や涙を振りまいて、僕をおいて目的地へ一人で突っ走っちゃう。
………あ、気絶しちゃった。
「まだ、僕には余裕が結構あるのになぁ」
「じゃあ、次はボク達ですぅ」
ノゾミの声に頷いた三人がマナの体液にねっとりと濡れた肉の杭に群がる。
マユミの、少し平たい感じがする舌に裂け目を撫でられ、絶妙な連携プレーをこなす
洞木姉妹の二枚の舌が飛沫をあたりに飛ばして、部屋の中に漂う匂いを更に濃厚にしていくんだ。
まだ最後の……つまり破瓜に怖さを感じ尻込みしてる『三人目のハーフ』の前で
「メンバーの中では小さいほうなの」と嘆く
――13歳で87のCは十分な大きさだし、整った形は刺激的だと思う――
アスカの胸にぽむっと顔を埋める。
From:ハーレムエロ探求スレッド