「アスカ、満たされぬ愛」分岐ハーレム

544 名前: LHS廚 投稿日: 2004/04/19(月) 18:00
一寸某スレにお邪魔した時、好印象だったので即興で書いてみました。
まだ途中ですけど。


場面設定。
某シーンで……もし加持がデートを受けていたら?
つまり連載のアナザーだったりします。

(後は某スレで発表したネタが基本です)

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本当の雨に混じって塩からい滴がほほを伝う。
その辛さを感じてようやく、アタシはまだ泣いているのに気づいた。
ついさっき、失恋したのだから当たり前か。

今日のためにミサトから失敬したラベンダーの香水も、魅せるべくアタシの色で統一した真紅の下着も
アタシの精一杯の努力は何の意味もなかった。

『アスカにとっての俺は父親だと思っている。今も、そしてこれからもそれは変わらない』
『どうしてですか!? ミサトが居るからですか?!」
『言いたくないが、そうだ。それに………』

その後加持さんは何を言ったのか。
アタシは彼をなじったのか、それとも他の事を言ったのか。
それすらも覚えてない。

ただ覚えていたのは帰る途中に何人かの男にナンパされたこと。
その手を振り払って逃げたこと。

繁華街を抜けた頃から雨が降り出してアタシのワンピースをぐしょぐしょにしている事。
靴から音がするほどに……。



そして、今アタシは家の玄関に居る。
コンフォートマンションの一室。
加持さんの隣を失ったアタシが帰れる、唯一つの所。


『あ……どうしよう……』


今日は加持さんと出会って丁度五年目の記念日。
今度こそ加持さんに抱いてもらうつもりだったから、ヒカリの家に泊まるってアリバイを作って
シンジにも言ってある…ヒカリの家に泊まりに行く、心配するなって。
でも……。

「こんな格好のアタシじゃ心配しろって言ってるような物じゃないのよ……」

カードキーを使ってドアを開けた。

もし、シンジが心配して来たら、機関銃のように愚痴を言って誤魔化してしまおう。
そう誓いながら。


だって、ヒカリの家にいた事になっているのが嘘だったってシンジに知られるのが……
何故かとてもこわかったのよ。

545 名前: LHS廚 投稿日: 2004/04/19(月) 18:00

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「え?」

玄関からリビングに入って最初に見たのはびしょ濡れの椅子。
水源は深緑にエメラルド・グリ−ンの襟が付いたジャケットだった。
シンジが余所行き用の服が無いって言ったのでミサトと着せ替え人形にして買ってやったもの。

でも、水源はそれだけじゃなかった。

ジャケットに隠れるように濃紺のワンピース……勿論女性用の物だ……が一緒に引っ掛かっていた。
見覚えがある…と言うよりその子と一緒に買った色違いのものをアタシが着ているのだ、たった今。

『嘘……でしょ……』

そして、それを着ている筈の…少女が着ているべき物が……点々と続いていく。

ブラジャー、スリップ、靴下にパンティー…乱暴に破かれた物も混じりながら並んでる。


アタシの同居人の部屋へ。



そして……。 それを着ているはずの少女の押し殺した呻き声が雨音に混じって響く。
一度として聞いたことの無い声、聞くはずの無い声。


もし聞く事があったとしても、それはここではない。
彼女が好きになってると……思っていた……関西製ジャージの家でなければならないはずだ。

それなのに……。

少し早足で部屋に向かうアタシの耳にすすり泣くような叫び声が聞こえた。

『アスカのこと忘れて! 忘れさせてぇ!』

546 名前: LHS廚 投稿日: 2004/04/19(月) 18:00

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『洞木さん!?』


そう僕が言ったのは確か、ほんの数時間前のはずだ。
でも、今の僕は彼女を呼び捨てにし、バックの形で組み伏せ、初めての痛みに耐えている筈の
彼女の肉の花弁の中に僕の肉杭を力強く打ち込んでいる。

あれは、確か……。


僕が洞木さんにイヤリングを送った直後。

トウジとケンスケに出会って。

散々冷やかされて。


『そうよ!私は碇君が好き!』
売り言葉に買い言葉な形で告白された。
あの時と同じ『いやーんな感じ!!』なポーズで固まった二人の目の前で。


真っ赤になった僕はそのまま走った。

デパートから繁華街の端へと。
ロータリーにある大時計を見た時、アスカが今朝言っていた約束を思い出した。


『そう、言えば、そろそろアスカが洞木さんの……?!』
『え?』


加持さんとアスカが乗った車が走っていった。
行き先にあるのは…その手の施設が多くあるから近づくな、と生活指導の先生が言っていたエリアで。
失恋した、って思った。

547 名前: LHS廚 投稿日: 2004/04/19(月) 18:02
生殺しな気がしますがとりあえずここまで。

やっぱり彼女が主体なのね、私。

548 名前: PDX. 投稿日: 2004/04/19(月) 18:07
>>547 LHS廚さん

 うひゃあ、これまたとんでもない鉢合わせ(汗)
 アスカ踏んだりけったりですねぇ。

 いえ、加持らぶらぶでシンジのことを気にかけていなかったのならアスカのうけるショックは少ないのかもしれませんが。
 これがきっかけでシンジへの想いに気付くパターン?
 それとも、自分は振られて、ずぶ濡れで惨めなのに、想い人とひとつになれたヒカリへの黒い思いがムラムラ?(汗)
 生殺しゆえにいろいろ妄想できそうです(^_^;

549 名前: 引き気味 投稿日: 2004/04/19(月) 18:22
うわ〜い、修羅場だぁ ヽ(´∀`)ノ  
しかも私好みなシンジに惚れつつも「相手にしてないわ」ポーズで自爆するという、不憫展開(笑
親友と頼んだヒカリに背中からばっさり斬られるというのも、実に昼メロチックで良いですね(w

550 名前: LHS廚 投稿日: 2004/04/19(月) 18:35
「あら、遅かったじゃない」

毎度の事ながら、こいつの服装はだらしが無い。

本当にそうなら別に目くじらを立てる必要は無いんだけど、こいつは何故かそうするのが
ステイタスだと思っているようだ。

私がこいつと別れているって事を知らない子がまだ多い今、わざわざ説明して回るより
そう見られてもだらし無さを直してやるほうがましだ。

……また生きて合えるのか判らない仕事に就いて長いのだし。
そう自分に言い聞かせてネクタイを直そうとして

「ちょっと」
「ん?」
「こんな時に女と会っていやがったわねこの男……!」

ネクタイを使って首を思いっきり絞めてやった。

551 名前: LHS廚 投稿日: 2004/04/19(月) 19:30
>>ハーレムスレの方へ
えっと。

そちらのスレの52と77が私です。
連載というのはここの『アスカ〜』の事です。
で、某シーンは『アスカ〜』の#2Aを読んで下さい。

552 名前: LHS廚 投稿日: 2004/04/19(月) 20:04
一応追加。
#3bも一緒に読んだほうが判り易いかも・・・・・・。

553 名前: なーぐる 投稿日: 2004/04/19(月) 20:59
>やっぱり彼女が主体なのね、私。
ナカーマ(´∀`)
私の主体の彼女はマユタンですが。

生殺しは大変よろしいですね。押し殺した呻き声とか言う表現は大好きです。
え〜と形としては

シンジ=アスカがヒカリの所に止まってないのに気づく。暴走→ヒカリン押し倒し。
ヒカリ=トウジと上手くいってない?

修羅場からどうハーレム展開に持っていくのか、LHS厨さんの手腕に今からわくわくドキドキです。
私も負けられません。となーぐるさんは思いましたよ。

それにしても、忙しい。忙しくって妄想を形にする暇もないっ!

554 名前: LHS廚 投稿日: 2004/04/19(月) 21:55
あー!

この時点(#2A)に設定したらその先の時間的余裕ないやん……!
どうしよ…。

とりあえずLHASにはしますが52のネタにはならなかった場合は
宿題という事に……なるのかなぁ…。

555 名前: LHS廚 投稿日: 2004/04/20(火) 00:47
とりあえず三人は何とかなりそうなのでそれで行きます。
三人目はお楽しみ、と

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