エヴァンジェル書院文庫版、指輪の王
- 994 名前: ひらやま 投稿日: 2004/03/10(水) 00:13
- ・・・何気に小ネタ(w
”・・・其は、全てを繋ぎ、統べる指輪の王”
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九つの輪・・・其れらは、無類の魔力を秘める者共。
密儀を司り、また婚姻の手向けとして、その全てを有する者・・・エレイレンの妖精姫マユミ。
・・・そのたおやかな処女の身に纏うものは、わずかな薄絹と、そして・・・
「シンジさん、わたしは・・・今まで世界の変革者、”魔王(アーティーフィーンド)”に
捧げられるために、いままで育まれてきたんです」
「・・・ま、魔王の花嫁!?・・・そんなっ、本当に!!」
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七つの輪・・・其れらは、求める者を導く者達。
そして、偽りの世の理を砕き、変造するために現れる”変革者”に従う種族を決めるための戦い。
”黙示戦争”に参加するための証!!
・・・蒼天宮の織天使(セラフィン)レイ
・・・朱金殿の妖姫(あやひめ)アスカ
・・・超鋼の銃騎士(ガンドラー)マナ
・・・草原と野の聖なる守人(ドルイダス)ヒカリ
・・・高地族(ハイランダー)の若き剣士ケンスケ
・・・塚人(ワイト)の長トウジ
・・・そして、”死すべき宿命の民(モータル)”の少年シンジ
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五つの輪・・・其れらは、宿命に縛める鎖となる者達
「マユミさん逃げようよっ、好きでこんな酷い仕来りに従ってるわけじゃないんだろ!!?」
「それはだめ・・・、この輪(リング)たちが、わたしを宿命から逃さないもの・・・・」
シンジの眼前に晒されるマユミの両手首、そして両足首には、精緻な魔術の刻印が施された
腕輪(ブレスレット)と足輪(アンクレット)
・・・そして、そのか細い首には、一際豪奢に輝く”隷従”の魔法の首輪(ネックレス)が・・・
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三つの輪・・・其れらは、至高の快楽へ導く者共。
羞恥に頬を染めながら・・・、シンジの前に可憐な胸の膨らみを晒していくマユミ。
ごくっ・・・・思わず咽喉を鳴らすシンジの見たものは・・・、
淡い木の芽のようなマユミの乳首を、無残にも噛締めるように取り付けられた銀輪。
そして、高々とたくし上げられた薄絹の衣の裾
すらりとした両の美脚の付け根・・・薄紅の花弁を分かつように輝く黄金の双輪が・・・
「!!」
「魔姫たるこの身の掠奪が適えば・・・この世で最高の力と全ての快楽を与えられると・・・
し、シンジさんっ、わたし・・・・それが貴方なら・・・いいと・・・・」
”死すべき宿命”より逃れ続けてきた臆病な少年が、マユミの告白に生まれて初めてのように魂を
奮わせていく。
(どうするんだよ意気地無しっ、こ、こんな事聞いちゃ・・・・もう逃げられやしないじゃないかっ!!)
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・・・そして、”ひとつの指輪(リング)”・・・其れこそは”変革者”の証!!
「はっ、要はその女を殺して、神魔の輪も、縛鎖の輪も、性愛の輪も全て奪えばいいんじゃない!!
そしたら、シンジっ、みんなアンタに付けてあげる・・・そして、永遠に奴隷にしてあげるわっ!!」
「困ったの、織天使は”性無き者”・・・、どうやってマユミちゃんをお嫁さんにすればいいの?」
「はああぁ、まっさかねー・・・あたしって、こんなコトのために男のコのモノと女のコのモノを両方
持って生まれてきたわけじゃないよわよねえ?」
「お、お姉サマあーーーっ、待っていて下さいませっ、・・・必ずや”永遠の姉妹の契り”を!!」
「はっはーっ、クソつまらねえこの世で、ようやく巡ってきたチャンスってもんだ・・・見てなよ、
魔界のお姫サマ・・・じきにこのオレ専用の肉奴隷にしてやるからなああっ」
「かくも呪われた身でも、一族を統べ、世に在り続けねばならんなら・・・、すまん、シンジ・・・
ワイはお前を殺す!!・・・殺さなアカンのやっ!!」
「はあっ、はあっ・・・・とうとう・・・とうとう手に入れたっ!!・・・・これで、ボクはマユミとっ!!」
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全ての魔の輪を統べるもの・・・それは穢れ無き愛か?・・・それとも果てしない欲望なのか!?
エヴァンジェル書院文庫版、指輪の王(ロード=オブ=リング)・・・Coming
Soon!!・・・(ウソ(w)
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