そうして彼女は嘘をついた8
- 250 名前: LHS廚 投稿日: 2003/06/21(土) 22:44
- えっと、ネタというかしつもんのような…。
冬月が聞いたユイの『可愛いところ』を
ゲンドウがアスカに聞いたらどんな反応をするでしょうか。
「君に一つ聞きたいのだが」
「何ですか?」
「私は……可愛いか?」
「は?」
「最近冬月から知らされたのだがユイは私を『可愛いところ』がある、と
漏らしていたらしい。 君はどう思う?」
関係を持つ前と後で答えはどう変わるでしょうかね。
ま、エロでいく以上「後」の答えは『プロローグ』なんでしょうけど。
- 251 名前: 背信者・我乱堂 投稿日: 2003/06/22(日)
20:34
- >>249
PDX.さん
どうも遅いレスですが。
> しかし偏食はげしそう(笑)>レイ
「肉、嫌い」とつっぱねてショックのゲンドウを笑うか。
(嫌いだけど……だけど)と健気にも自分の嗜好を押し隠して無理をするレイに萌えるか
――二つの選択肢が生まれるわけです(笑)
>> ってか、シンジがアスカ、あるいはレイに教えるというのは、L○Sの王道ではある
>>まいかと(笑)
> レイの場合それなりにマスターするけど、アスカは途中で投げ出す例が多い気がする
>のは気のせいであろおか(^_^;
アスカは気分やさんみたいなイメージがあるのでしょうか?
あるいはワガママだから、すぐに飽きちゃうみたいな……。
ううむ。
>>250
LHS厨さん
>冬月が聞いたユイの『可愛いところ』を
>ゲンドウがアスカに聞いたらどんな反応をするでしょうか。
うーんと……ユイさんはゲンドウのことを可愛いと思っていたのは確かとして。
それをゲンドウに「もう、可愛い人ね」とか言ってたかどうかというと……言ってそうだ(爆)
……いまさらここで書くのもあれだけど、ユイとゲンドウの日常会話って、想像しにくいものが……。
(学園エヴァならまた別だけど)
さーて、そろそろ再始動するですよ(^_^;
- 252 名前: 背信者・我乱堂 投稿日: 2003/08/20(水)
13:23
- >>251
>さーて、そろそろ再始動するですよ(^_^;
……一周年まで、あと一ヶ月もない……。
どうしよう。
- 253 名前: 間奏♭ 投稿日: 2003/08/31(日) 12:14
- 白衣が足元に落ちた。
眼差しは、まっすぐに目の前の、ベンチに座って自分を見上げる男に向けられている。
男は口を開いて何かを言おうとしていた。
立ち上がりかけて何かを言おうとしていた。
しかし、何もいえなかった。
彼女の目を見たから。
彼女の決意を知ったから。
男は俯き、顔を手で覆った。自分がどんな顔をしているのか、見られたくなかった。
彼女もまた、顔を逸らす。逸らしたままでスカートの止め具に手をやる。衣擦れの音と共にそれは足下に落ち、そのまま淀みない手つきで上着のボタンを上から外していく。
「やめるんだ」
不意に。
呻くように口から搾り出された言葉に、彼女は指を止めた。
顔を上げ、男を見る。
男は先ほどと同じ、顔に手を当てていた。
「やめるんだ」
もう一度、言った。
彼女は口の端を綻ばせた。
どうして自分がこんな顔をしたのか、自分でもよく解らないままに。
再び指は動きだし、上着は白衣に重なるように落ちる。
そして間を作らず、ブラジャーをその上に置いた。
決して巨乳とはいえないが、それでも形のよい乳房が大気に晒された。
その時、彼女は笑っていた。
頬を艶やかに朱に染め。
瞳を熱く潤ませ。
笑っていた。
「見てください」
言った。
「見てください」
もう一度。
両手の親指を下着の左右に潜り込ませ、下ろす。
ゆうるりと。
腰の中央から下着を繋ぐ糸があった。
それは膝を過ぎた辺りで途切れ、それでも足首にまで下ろされたそれの上に雫となって落ちた。
再び顔を上げた彼女は、もう一度言った。
「見てください」
続けて、言い添えた。
「お義父さま……」
- 254 名前: 背信者・我乱堂 投稿日: 2003/08/31(日)
12:16
- 意味不明……。
つーか、時系列はいつなんだか、自分でも解らないや(自爆)
近い内に続きを
- 255 名前: 我乱堂 投稿日: 2003/08/31(日) 17:10
- >近い内に続きを
と思ってましたが、ちょっと二週間はPCいじれそうにないです。
ではでは。
- 256 名前: 1−1 投稿日: 2003/09/07(日) 23:34
- 「――噂になっているぞ」
バーのカウンター席で座っていた彼は、隣に座っていた元「副官」に言われて眉をひそめた。
そもそも最初は葛城一佐が結婚するとか、そういう話だった。なにやら仲人を引き受けさせられたとかいう話を冬月はごちゃごちゃとゲンドウに語った。暇だと思ってそういう役を押し付けおって、年寄りなら誰でもそういうのが好きだとは思うなよ――愚痴だった。
碇ゲンドウがそれを黙って聞いていたのは、我慢強かったとかそういう理由からではない。
BARレモンハートのマスターがグラスを丁寧に磨くのを眺めていたら、簡単に時間が過ぎていく。
彼にとってここの酒場でいるということはそういうことであり、BGMが何だろうと大した問題ではなかった。
しばらくして冬月の話は、彼の息子の恋人である、惣流アスカ・ラングレーの話に移った。
『何処まで本当のことを教えるつもりだ?』
との問いかけには「先生はどうします?」とだけ聞き返した。
押し黙ってしまったのは、結局は「本当のこと」を教えるほかはないということに気づいたからか。
どれほどの巨大な虚飾と欺瞞に彩られようとも、彼女はいつか真実にぶつかる。それは目に見えている。自分らがどうごまかしても、それは時間稼ぎにしかならない。そして稼がれた時間で何かができるかといえば、何もできないのだ。
『まあ、それはいいんだ』
その後で、このオイボレの白髪頭は言いやがったのだ。
「噂――」
「そうだ」
あくまで重々しく。
軽々しそうに頷いていた
「アスカくんが、おまえのところに毎日手弁当を届けているという話だ」
「ああ……」
あれか。
ゲンドウは「今日のはまあまあだった」とかぼやくように言った。
「まあまあ……か?」
「努力の跡は伺える――いや、それよりもどんな噂です、冬月先生?」
やはり若い女の子とひとつ部屋で過ごすというのはいけなかったか……そんなことを考えていた。嫁入り前の娘さんに悪い噂をたてさせるとは。
冬月は「いやな」と言って一呼吸。
「おまえが二人が籍を入れる前に、一足先に嫁イジメをやっているという――」
- 257 名前: 背信者・我乱堂 投稿日: 2003/09/07(日)
23:36
- 続きは明日(笑)
- 258 名前: PDX. 投稿日: 2003/09/08(月) 08:31
- >>253
間奏♭
いったいどういう経緯で、アスカ自らこのような振る舞いに出ているのかが
やはり興味深かったり。
>256
1−1
>「おまえが二人が籍を入れる前に、一足先に嫁イジメをやっているという――」
(爆笑中)
まぁこの二人だと、艶っぽい噂になるよりこっちの方が可能性
From:『そうして彼女は嘘をついた。』