『そして彼女は』エレクトラコンプレックス
- 33 名前: 唐揚蝉 投稿日: 2002/09/24(火) 01:38
- こんにちは、蝉です。
>世捨て人シンジ
確かに完全な絶望とまでは行かないにせよ、甘えたいリストからはアスカの名前は抹消されてそうな罠(笑。
彼の諦念、達観がどの程度のものなのかにもよるでしょうけど。
>ユカの存在
場合によっては、シンジよりも彼女のほうがアスカやゲンドウに対して暗い感情を抱いていそうですね。
もしもシンジがいなくなった後でも二人の間に体の関係があったとすれば、それは当然ユカも知るでしょうし、
そうなったらアスカがシンジをいまだに想いつづける姿や、ゲンドウが自分の父親として振舞わない様にも
冷たい視線を送りそうです。
「馬ッ鹿みたい。結局逃げてるだけじゃないの。都合の悪いことは全部パパに押し付けようとしてさ。ママはパパが
いなくてもおじいちゃんと幸せに暮らせていたからそれで充分でしょ。贅沢言うんじゃないわよ。おじいちゃんだって
本当の父親は別にいるだなんて、だからどうだってのよ。父親の責任果たしたくないだけでしょ。パパのときも父親らしい
ことなんて何もしなかったってマヤさんが言っていたわ。だいいち、パパがいなくなった原因が自分たちにあること
忘れてんじゃないの?」とか。
10歳の女の子にしては言うこときついかも(笑。
でも、毎晩のように聞こえる二人の喘ぎ声をバックに、淡々と、でも鬼気迫る表情でシンジ奪還・独占計画を練る
ユカの姿もよさげ(笑。
- 35 名前: 引き気味 投稿日: 2002/09/24(火) 02:29
- >>23
唐揚蝉さん
>甘えたいリストからはアスカの名前は抹消されてそうな罠(笑。
他を探した方が絶対マシだと思ってそうですしね。
>父親の責任果たしたくないだけでしょ。
まさにシンジの時も、見方によっては最後の「すまなかったな……」もユイへの言い訳にしか見えませんし。
本心がどうであれ人はその行動で判断しますし、また行動に表さなければどんな誠意も伝わる筈がありませんからね。
>パパがいなくなった原因が自分たちにあること忘れてんじゃないの?
まだ見ぬ父親(マヤに写真で見せてもらった姿は当然ハンサムでしょうし)に想いを膨らませ、それと同期するように膨らんでいく黒い感情――嫉妬を、裏切りという理由を得て躊躇いなく母親にぶつけようとする娘というのもまた素敵ですな。
エレクトラ・コンプレックスでGo! とか、そんな感じ
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私を寝付かせて、寝室を出て行く前にママがその後姿に垣間見せる罪悪感。
私がその正体を知ることになったのは、ふと魔がさして二人の寝室を覗いてしまったから。
ママのオンナの貌を見てしまったその驚きを、マヤさんに見破られてしまったから。
「いやらしい……」
娘の私の前で何て事をと、マヤさんは迂闊に嫌悪を見せてしまった事を悔いていたようだが、私はどうしても聞かずにはいられなかったのだ。
――どうしてママ達はそんなに嫌われなければならないのと、それは私の胸に長年わだかまっていたモヤモヤだったのだから。
大好きなママなのに、優しいママなのに何故――と。
だからその日から、私はそれまでの私ではいられなくなったのだ。
例え厚い壁と豪華な扉で厳重に塞いでいても、私の耳にはあのすすり泣くような声が聞こえてくる。
今夜もまた、さかりのついた雌猫みたいな甘えた声をだして、ママはお爺さんの腰に足を絡めているのだろう。
汚らわしいママ。
いやらしいお爺さん。
毛布を頭まで被って、耳を塞いでも――それでもダメだ。
おはようと声を掛けるのが億劫になった。
二人が居るリビングには、ひょっとすると昨夜の匂いが引き摺られているかもしれないと思ってしまう。
これまで気にもしていなかった二人の間、今の私にはふと通い合う視線が見えてしまう。
朝食の片付けをしているママ。
お爺さんはママがお皿を洗い終わるまでいつも新聞を広げて過ごしているけれど、本当に記事を読んでいるのかしら。
もう出かけなければならない私からは、二人の背中しか見えない。
揺れるママのエプロンを付けた背中。
洗ったお皿を食器籠に次々に移し入れていく手もきびきびとしていて、とても30を過ぎているとは思えない。
まるで高校生のような若々しさがある。
綺麗だ綺麗だと皆が言う、私も自慢に思ってきた美人のママ。
クラスメートのお母さん達とは、まるで一人だけ照らす日差しが眩しく恵まれているように輝いて見える。
今の私には分かる。
ママは綺麗だってだけじゃない。
艶があると、そうも呼ぶのだと。
カサと新聞をおじいさんがめくる度に、ついたてに隠されていたようなママの腰から下も覗く。
馬鹿げた思いが拭えない。
本当はお爺さんは記事なんて見てなくて、サングラスの下でじっとママの後姿を覗き見ているんじゃないかと。
あのママは、つい数時間前までお爺さんにオンナとして抱かれていたママだ。
右に左にと揺らしながら主婦をやっているあのエプロンの下で、ママのヴァギナはお爺さんが毎晩のように注ぎ込んでいるザーメンに塗れている……。
――汚らわしい。
言ってきますと声を掛ける。
ドアを締める手が重くなってしまった。
ガチャリと閉めたそのドアの向こう側で、ママ達は二人――。
吐き気がした。
一瞬だけ悩んで、私は唾をポーチに吐き捨てた。
- 36 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/24(火) 08:29
- >>33 唐揚蝉さん
>甘えたいリストからはアスカの名前は抹消
仮に内心アスカを求めていたとしても彼にだってプライドも意地もありますから、アスカが訪ねてきたとしても折れなかったと思います。
だからこそのユカ投入だったんですけどね。
>母と祖父の交合を嫌悪するユカ
「ママがパパにあげなかった全てをユカがあげるよ。
パパがほしかった、なにもかもあげるから……」
ってとこでしょうかね。
>>35 引き気味さん
>エレクトラ・コンプレックスなユカ
アスカとゲンドウのベッドシーンを嫌悪しつつも濡らしてしまい、シンジの写真をオカズに自家発電してたりして。
From:『そうして彼女は嘘をついた。』脱線分岐妄想スレ