『そして彼女は』分岐、シンジ泥沼
- 92 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/21(土) 14:07
- 閑話休題としてのシンジ泥沼ネタ。
アメリカに渡り一人で暮らすシンジ。NERV日本支部からの風の噂では、アスカはゲンドウと暮らし、法的に夫婦ではないものの事実上の夫婦として暮らしているという。
周囲から白眼視されつつも彼らが掴んだ小さな幸福。
あれから何年経ったのだろう。祝福の言葉を彼らにかけてやる気にはさすがになれないけれど、そんなことはどうでもよいのではとも思えてきた。
「ん……朝ぁ?」
「おはよう。子猫ちゃん」
「ぶぅ」
数ヶ月前に突然転がり込んできた家出少女。
日系の混血児だという彼女は、なにか懐かしい顔立ちをしていた。
アスカにも、レイにも似て。
32歳のシンジと10歳の少女。歳の差のありすぎる二人の不思議な同居生活に一つの区切りがついたのは、少女のバースデイに、彼女が「大人のオンナとしての夜」を求めたことに端を発した。
逡巡したシンジであったが、少女の無垢な笑顔が彼の過去を浄化してくれるかもと期待して彼女を大人として扱った。
その日から一週間続いた爛れた日々。突如として彼女は消えた。
シンジは再び一人となった。
- 93 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/21(土) 14:11
- 閑話休題としてのシンジ泥沼ネタの続き。
一ヵ月後、碇ゲンドウの訃報が届いた。多忙を理由に告別式に顔を出さなかった彼であるが、職場の上司に説得され、その二ヵ月後に日本に赴いた。
墓地でのアスカとの再会。喪服に身を包んだ彼女は、素晴らしく美しい女性になっていた。そして。
「き、君は!?」
「初めまして。碇シンジさん」
「ユカ。パパと呼んであげなさい」
「ぱ、ぱぱぁ?」
「ええ。この子は間違いなく私とあなたの間に生まれた子。
ゲンドウさんは……最後までこの子の「父親」になることを拒んだのに……」
「嫌よ!
この人は私のパパになってくれなかったもの!
私を捨てたパパなんだもの!」
「ユカ!」
シンジの心を抉る少女の言葉。
すると、あの少女が自分のもとへ転がり込んできたのは、復讐のため……?
「それに……」
いとおしげにおなかを押さえるユカ。
「あなたには、この子のパパになってもらわないといけないの。うふ、三ヶ月だって」
少女が浮かべた淫蕩な笑み。
「そ、そんな、まだ来てないから大丈夫って言うから」
「アンタバカぁ!?
それでゴムもつけないで中出ししたわけぇ!?」
「……ぽっ」
そうして少女は嘘をついた(核爆)
- 94 名前: 引き気味 投稿日: 2002/09/21(土) 14:19
- >>92-93
PDX.さん
>私を捨てたパパなんだもの!
ぐは! 確かに抉る一言。
この子だけはシンジの断罪対象から外れて、しかもシンジがアスカを苦しめた場合はこれを弾劾する資格を持つんですよねぇ。
元より人非人道まっしぐらのシンジなら歯牙にもかけないでしようが(^_^;
ところでこのアスカ、すっかりゲンドウの妻(事実婚)という立場に安定しちゃってますけど、10歳の娘に手を出した男としてシンジを責めてみたりするのですかね?
あと、ゲンドウの死亡がユカの帰宅後直ぐというあたり妄想が膨らみますが(笑
- 95 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/21(土) 14:29
- >>94
いえ、断罪ネタではなくて、シンジは諦観というか達観してしまった展開という妄想です。
一時は二人を殺したいとまで憎んだけど、それでもゲンドウはともかく(笑)アスカを殺めることができるはずもなく、アメリカ送りになったことを幸いに半ば世捨て人として生きようと決意。
ユカの家出については、一生に一度でいいからシンジと暮らしたいというユカの我が侭にアスカとゲンドウが折れた結果。ユカがシンジに真相を話して連れ帰ってくれることを望んでいたけど、実はユカがとんでもない計画を立てていた罠(藁
ユカが二人を説得するとき「子はカスガイ」と言ったけど、自分がカスガイになるという意味ではなくカスガイを作るつもりだったという(爆)
ユカの急な帰国はゲンドウの危篤の報ということで。
アスカにしてみれば、自分が犯した罪のこともあるからシンジを詰問もできないでしょう。しかもユカはシンジをかばうでしょうし(笑)
一種究極のファザコン娘(笑)
- 96 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/21(土) 15:02
- >>95
補足
シンジがゲンドウを殺さなかった理由は、アスカが悲しむだろうから、というのはいささか諦めすぎでしょうかね?(^_^;
断罪ものではなく、シンジが身を引くけど自殺とかしないルートということで考えましたから。しかも近親相姦でロリ妊娠というエロネタ(笑)
ちなみにユカの名は、よその碇ユカ嬢ではなく、館淳一の「セーラー服恥じらい日記」に登場するユカ嬢からいただきました。
父親に処女を捧げるヒロインです(笑)(あっちは確か高校生だけど)
- 97 名前: 引き気味 投稿日: 2002/09/21(土) 16:52
- >>95
PDX.さん
>ユカがシンジに真相を話して連れ帰ってくれることを望んでいたけど、
真相と言いましても、単に「へー、僕の子供ねぇ。お腹の中に僕との子供を作っときながら、それであの男に抱かれてたんだ」とか思ったりして(汗
それどころか、生まれる前から自分の娘をゲンドウの精で穢すように仕向けていたと感じて嫌悪を募らせたり。
なんだか、これで帰ってきてアスカがと思うのはムシが良すぎといった気もしますな(^_^;
>アスカ
ユカはシンジ側に付くでしょうし、ゲンドウまで居なくなってしまって、後はアスカが孤独になるかどうかは真実を知ったユカが自分の母親をどう思ったか。
シンジとアスカにどうあって欲しいと思っているか次第ですね。
>あっちは確か高校生だけど
17の誕生日に、でしたか(*^_^*)
ところで、極端に人を選ぶ話題ですが、あの話のキャラにEVAキャラを当て嵌めるとどうでしょうね?
PDX.さんだと、シンジの配置は間違いなく彼だろうと思いますが(笑
- 98 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/21(土) 17:36
- >>97
引き気味さん
>真相と言いましても
まぁ、ユカの熱意にほだされたというか丸め込まれたというか。
なんせアスカの娘ですから口達者でしょうし(笑)
>残されたアスカ
ゲンドウの遺言状で、アスカを奴隷として所有するよう頼まれたりして。
このシンジはアスカを殺したり怪我をさせようとは思っていませんので、性的な奴隷ということですが。
もっとも、ユカとのいちゃいちゃを見せ付けられておあずけされて、泣きが入ったところでようやく犯される、とかも辛いかも。
>あの話のキャラに当てはめ
アスカとレイは高校生、シンジは中学生ですね(爆)
奔放な女教師はミサト、ハイミス気味の潔癖症の女教師はリツコ
アスカの両親……キョウコとアルフ(仮)が別居中?
レイの兄カヲルが、アスカの後ろ初体験の相手ですか。
- 99 名前: 引き気味 投稿日: 2002/09/21(土) 18:00
- >>98
PDX.さん
>なんせアスカの娘ですから口達者でしょうし(笑)
あれだけ手酷い裏切りに遭って人間不信に陥っておきながら、ほんの子供の口車にのってしまうシンジって……(笑
元が素直ですから、長い孤独に疲れていたってトコですかね。
>ゲンドウの遺言状で、アスカを奴隷として所有するよう頼まれたりして。
むむ、それを聞かれたシンジの感情が二転三転しそうですが、上手く転がせば丸く大団円にいきそうですな。
差し当たりまず、あの男の遺言を何で聞いてやらなきゃと反発。
かつては愛した女性、しかも自分から奪い取ってまでして手に入れて、妻としていた筈のアスカを「性奴」として引き渡すという。
それはつまり、ゲンドウはアスカを単にそういう目で見ていたのかと、その為だけに奪い取ったのかと、かつての想いまで侮辱されたと感じ激発。
自分の愛よりも、ゲンドウとのセックスを選んだのかとまたまた誤解して大激怒。
以前に増してアスカを蔑みの目で。
とことんまで馬鹿にされたと怒り心頭のシンジはついにブチ切れ。
これからの時間、たっぷり奴隷として嬲ってやる、苦しめてやると決心して、ゲンドウの墓と、娘のユカの前で跪いて奴隷の誓いを立てるように命じるとか……(;´Д`)ハァハァ
あれ? 全然許してないし、却って怒りに燃えた断罪ルートになってしまったような……?
ま、まぁ、とりあえず末永くアスカはシンジに飼われて、とりあえず罪を償っているのだからと罪悪感から開放されて幸せ。
マゾにも目覚めてすっかりの堕落(ヲ
シンジもなんだかんだ言って、飼ってやっているうちにペットとしての愛着も湧いてきたり、ストレス発散にぴったりと歪んだ愛が新たに芽生えたり、真性Sとして覚醒(コラ
ユカは優しくて偶にアグレッシブな旦那様と幸せな家庭を築いて、潜在的ライバルだった母を時にはイヂメテみたりでサドっ気も満足とか。
――をや?
>あの話
するとマナが社長令嬢。
その義母の社長夫人がユイで、EDな社長がゲンドウですか(どうせレイの親なんて話的に要りませんし:笑)。
ちょい役の不良をトウジにするかケンスケにするか(笑
あとは悪役カップルの運転手を加持、家政婦を……マヤ?(爆
- 100 名前: PDX. 投稿日: 2002/09/21(土) 18:14
- >>99
引き気味さん
>ほんの子供の口車にのってしまうシンジ
なんか脱線してません?
ユカがシンジを連れ戻してくれるかも、というのはゲンドウ&アスカの勝手な思い込みで、ユカは最初からシンジと関係を持つつもりで渡米。
シンジは何も知らされず家出少女を囲って、しばし同居しているうちに……ですので。
ユカの口車が活きたとしたら家出云々とか帰れないとかそういう会話でシンジを丸め込んだときくらいでしょう。日本に帰国するときは挨拶すらしていませんし。
>遺言の件
せっかくコミカルにした話をそこまでダークにせんでも(笑)
遺言には、ゲンドウ亡き今、ユカしか身寄りの無いアスカは独りになったらまず間違いなく自殺する。それを防ぐため、シンジの奴隷にしてでも生きる理由を与えろ、とかそんなことが書かれてたとか。
あと、アスカはゲンドウと事実婚状態ではあったけどシンジへの想いと後悔は未だに色あせていないし、ゲンドウがユカの「父」にならず「祖父」でありつづけたのもまたそのためだ、とか。
でもアスカはゲンドウに抱かれてはいたでしょうけど(笑)
でもそれは、かつての自分の裏切りとシンジへの後悔を忘れないための儀式だったかも。
ちょっと考えすぎか(笑)
>ちょい役の不良
こういうときのムサシ(爆)
- 101 名前: 引き気味 投稿日: 2002/09/21(土) 18:40
- >>100
PDX.さん
>脱線
……おおう! (*^_^*;
>ユカしか身寄りの無いアスカは独りになったらまず間違いなく自殺する。
>それを防ぐため、シンジの奴隷にしてでも生きる理由を与えろ
流石にここで突き放してしまえるシンジでは無いでしょうからねぇ……。
ユカが何も告げずに消えて時点で、「やっぱり」と人間不信が悪化していなければですが<どうしてもダークに走るヤシ
>こういうときのムサシ(爆)
やあ、確かにバッチリですな(笑
From:『そうして彼女は嘘をついた。』