「あの体育教師、古典と数学と……英語の教師……あやしいって思ってたのよ」
 ぶるっと震える式波・アスカ・ラングレー。
 少女の両手はほっそりとした足首に手錠で拘束されたままだった。
 さらに丈の短いスカートからストライプ入りのショーツをむき出しにしたうつ伏せ姿勢のまま。
 そのショーツのクロッチを処女花からこぼれる蜜ですっかり湿らせた発情少女は、教師への不審を当然のように口にした。
 けれどもその瞳にはあるのは恐怖や懸念ではなかった。
 なにかを期待するような鈍い輝きを帯びていたのだった。

 「あ、やっぱり女子生徒もあの四名は警戒してたんだぁ」
 「と、とうぜんよ……だってすごいセクハラするんだよ。階段の下からじろじろスカートの中を見つめたり、馴れ馴れしく肩を抱いたり。『手伝い』って名目で職員室や準備室に連れて行かれてセクハラされたコもいたんだからぁ」

 「じゃあ決まりね」真希波・マリ・イラストリアスはにっこりと微笑む。
 「『わたしたちはロリコン教師にすんごくいやらしく悪戯されてて、『お持ち帰り』されて奴隷にされちゃうところだった』って線で決定ね。
 不安でいっぱいになったところで『でも安心して。純潔だけはかろうじて守れたから』って気丈に涙を浮かべて言ってあげたらもう完璧!
 そこで、心配で心配でたまらないわんこ君に、とってものーこーな『悪戯』の内容を告白してあげたらいくら鈍感でもむらむらしちゃうに違いないよ。絶対に。
 うーん。どんなシチュがいいのかな。
 『純潔は守れているけれど、すっかり陥落』ってなるとただ悪戯されていただけじゃぁちょっとリアリティないか……。
 だとすると……『アレ、アレ』しかないかも……」どこか遠いところを見つめているマリにアスカは不安になりはじめた。
 『『アレ』ってなによ!ちょっと、またぱんつの中に手を入れてナニもじもじしてるのよ!」
 「自分でいたずらできないからってイライラしないの。アスカ。わんこシンジくんが来てくれたら好きなだけ悪戯して貰えばいいのよ」
 「あ、そ……そうだね……って……ちょ、ちょっとぉ」
 「だから、だからなのよ」マリはゆっくりと唇を舐める。「カレがもう我慢できないようなシチュを作っとかないと」
 「だ、だからどういうシチュエーションなのよぉ?」
 マリはふんわり微笑んだ。
 「お尻、お尻よ。あ・な・る」
 「!!!」アスカはぴくりと反応した。みるみるうちに頬がピンクに染まる。
 「お、おしり……のアナ……をあの先生たちに意地悪……されるの?」
 「そ!なんてったって『純潔は守れたのよ』って言えるのがミソ!」
 「あ……あの変態教師たちなら……そんなコト……やりそう……かも」つぶやくクォーター少女の瞳は熱に冒されたようだった。
 「それにさ、バージンは初めてのセックスでいきなり気持ち良くなったりできないけど、お尻は……ちがうらしいよ」
 「し、しってるぅ……それ、それってヒカリから借りたコミックにもあったぁ……」
 「そのコミックの内容は真実とはたぶん対極の……」言いかけたマリは途中で言葉を飲み込む。頬を染めたままアスカに確認する。「じゃあ……それでいい?」
 しばらくたってから、式波・アスカ・ラングレーはこくんとうなずく。
 「よし、決定ね」
 くすくす笑いながら真希波・マリ・イラトリアスは「シナリオ」の説明を開始する……。



 -自縛- Case B





 両手両脚を拘束された式波・アスカ・ラングレー、そしてそれより自由ながらも結局書架から離れることができない真希波・マリ・イラストリアスを発見した教師たち四人は、アスカが早口で告げる状況を的確に理解した。
 彼らは顔を見合わせ、かちりとドアに鍵をかけてしまう。
 はっと息を呑む少女達。
 にやにや笑いながら彼女たちに近づき、じっくりねっとり視姦する。
 赤く染まった美貌が次第に青ざめ、彼らの行為が卑劣であり、教師として許されないものであることをふたりは口々に叫ぶ。
 だがその非難の声は彼らが少女達の距離を詰めるにつれて小さくなり、その代わりにおびえと恐怖の混じった「やだ、そんな……うそ……」というつぶやきへと変わる。

 短めの制服のスカートから覗く可愛らしいショーツを彼らの視線から隠そうとあがくアスカのすぐ横に体育教師がしゃがみ込み、無造作にスカートをめくりあげて笑う。
 「さすが『洋物』だ。本当にいいケツしてやがる」ジャージ姿の教師は小振りながら素晴らしい造形の少女の桃尻を肉厚の掌でいやらしく撫で回す。「お前が転校してきた日からどうやってレイプしてやろうかずっと考えてたんだから……な!」
 逃れようとするとぴしゃりと不意に叩かれてアスカは悲鳴を上げた。
 迫ってくる三人の教師達からなんとか逃れようとするマリは左右から国語教師と数学教師に押さえつけられ、両手両脚を床に付けた姿勢を強制された。
 「ここの生徒ではないようですが……実にその……素晴らしい」背後にゆっくり回った理科教師はマリのむちむちのヒップを覆うショーツを乱暴に掴んでT−バックにすると、容赦なくスパンキングを施した。

 それから数分にわたって室内には少女達の悲鳴と若い肌をいじめ抜く残酷な打撃音で充満する。
 緩やかなペースで一打ち、二打ちされるうちに、少女達の悲鳴から罵声が消え、しだいに悲痛で絶望的な色彩を帯び始める。
 教師とは思えない野卑で下劣な笑い声。
 瑞々しい肌を痛めつける音。
 二人の少女の悲鳴、哀願。
 涙まじりの苦鳴は次第に甘えと媚態を帯びたものになる。

 そしてまだやってこない少年の名前を呼び続けていたアスカが屈服する。
 「もう、もうやめて……もう……ゆるして……ぶつの……やめてぇ。もう、もう……さからわない……から……ぁ」
 再び情け容赦ないスパンキング。
 美しい女子中学生はついにこどものように泣き出してしまう。
 その耳元に顔を近づけ、体育教師は囁く。
 どうすればこの苦痛から逃れることができるのかを。
 しゃくり上げつつ弱々しく首を振る少女。けれども可愛らしくお洒落なショーツの上に馴れ馴れしく体育教師の掌が置かれると彼女は小さく悲鳴を上げてしまう。
 「身体に覚えてもらわないとダメか?アスカ?ええ?」
 きっかり三回の打擲でエヴァンゲリオン弐号機パイロットは完全に陥落した。
 少女は泣きじゃくりながら宣言させられる。
 「……ごめん……なさい。ごめん……なさい。アスカは悪い生徒でした。謝罪……します。謝ります……いうこと……聞きます。もう、もう、逆らったり……しませ……ん。あ、アスカを、アスカのカラダを……好きなだけ……お、おたのしみ……くださ……い」
 屈辱的な台詞ののち肩を震わせて泣く少女の髪を体育教師は満面の笑みを浮かべて撫でてやる。もちろんそれがアスカの敗北感を増幅させることは承知の上で。

 段ボールを乱雑に敷き詰めただけの書庫で、式波・アスカ・ラングレーは体育教師の玩具となった。
 四肢を拘束されたまま体育教師の胡座の上に乗せられて、対面で抱き合うようなポーズになっても彼女は逆らうことができない。
 体育教師のジャージの前を硬く膨らませる男性器におのれの下腹部を押しつけるポーズを強要されても、少女はその淫らな姿勢から逃れることができない。
 「ほら?わかるか?アスカ?お前のココがぬるぬるになってるのが」アスカの小振りのヒップを抱える分厚い掌が後ろから少女趣味のショーツのクロッチ上から処女花を悪戯する。
 「分かるだろ?パンティーの上からもぬるぬるがしみ出しているのが」
 「あ、おお……だめぇ」
 「お前は先生にお尻を叩かれて感じてたんだぞ」
 「ちがう……そんなわけない……む、あ……」
 「ちがうものか。アスカ、お前は先生に躾けてもらいたいんだ。我が侭に振る舞うのは年上の男に叱ってほしいからだ」
 「うそだ……ぁ。ちがい……ますぅ」
 弱々しく抗弁する唇を奪われ、たちまち卑猥なディープキスを覚え込まされてしまう。
 そのあいだも少女の下半身は太い指で意地悪される。
 特にショーツの上から探り当てられたアヌスを「ぐりぐり」されるとアスカはまったく抵抗できなくなった。
 「お?アスカはこっちのアナのほうがイイのか?」
 「ふ、ふぁ……あ、だめ、らめぇ!ソコ、そこを悪戯しないでぇ……ッ」
 ショーツのクロッチをTバックにされ、極太の人差し指が直接彼女の菊門をタッチすると少女は半狂乱になった。
 とろとろ唾液を呑まされつつ、お尻の穴を弄られていくうちに、背筋を這い上がってくる悪寒に少女の精神はどろどろにされた。
 だから男の膝上でうつぶせに姿勢を変えられ、くるりとショーツを剥かれてしまっても彼女の唇は半開きのままで拒絶の言葉など出てこない。
 「ほんとにいいケツしてるな。式波」
 ミルク色の肌と無残なコントラストを成す赤く晴れ上がったヒップをぐいと掴まれて少女は甘い声で啼き、美麗なカーブをゆるゆる撫でまわされると拘束された全身を痙攣させた。
 スクール水着を窮屈に持ち上げ、体操着のブルマに包まれた「洋物ティーンヒップ」を映像で画像で鑑賞し、この日を夢想し続けたと体育教師にささやかれ、おぞましい告白から背けた頬をうなじをヤニ臭い舌でねぶられた十四歳の少女の唇から漏れる吐息は「おんな」の音色へと変化していた。
 まだまだ幼い茂りをさわさわ楽しまれたあと淫唇の未発達具合と処女膜を指で確認され、純潔を「先生のために」保ち続けたことを褒めてもらった少女はわずかに表情を曇らせるが、それも敏感な花芽を探り当てられてぐりぐり悪戯されるまでのこと。
 同居人に悟られまいと声を殺してのクリオナニー常習少女はざらざらしたごつい指に敏感な突起をいじり回されると恥知らずなあえぎとともに、華奢な身体をびくびく痙攣させて快楽を受け入れた。
 「気持ちいいだろ?アスカ」拘束された下半身を背後から体育教師にいじり回された少女は無言のままであえいでいた。「いいぞ、好きなだけ声を出しても。良いんだぞ、『良い子』のフリをしなくても」
 少女は小さく首を振る。男の笑みが大きくなる。ぎゅっとクリトリスを摘んでやる。
 少女が声にならない悲鳴とともに全身を痙攣させ、全身からどっと汗を噴き出させた。
 「お、お、あっ、ぁ、ぁ、あ……あー」
 理知的な少女の声が何の意味を持たない媚声の連続になるまでのたっぷり数分間、体育教師は美処女の肉芽をいたぶりつづけて、彼女を快楽の虜としてしまうのだった。

 式波・アスカ・ラングレー嬢が残酷な快楽責めに遭っているそのとなりで、真希波・マリ・イラストリアス嬢もまた、三人の教師たちに玩具にされていた。
 お洒落なショーツを強引に引き絞られてむき出しになったヒップに赤い手形がつくほどの打擲を浴びた長身美少女は教師の手が緩むとがっくりと床に崩れ落ちた。
 雪白の美脚を露わにし、折檻に息も絶え絶えの少女に六本の手、三〇本の指が迫り、弄ぶ。
 「身体検査しないといけませんね。この侵入者には」
 にやにや笑いとともにふつふつと飛ぶブラウスのボタン。むき出しになる白い肌。お洒落なブラのストラップは細い肩からずり下がり引きちぎられ、お洒落なショーツのサイドリボンがしゅるしゅると引き抜かれて、彼女の秘花を隠していた布地は男たちの手に渡る。
 ミニの制服スカートとオーバーニーソックスだけの姿に剥かれ、弱々しく細身の身体に不釣り合いなほどに大きなバストを隠す美少女を見下ろす彼らの笑みはますます大きくなる。
 「これは中学生の身体ではないですね」
 「高校生でしょうか。それとももっと年上?」
 「肌の手触りで分かりますよ」
 「なるほど、この吸い付くような肌はまだ十代ですね」
 「男性経験はどうでしょう?」
 「こんないやらしいパンティを履いているのなら、間違いなく経験ありでしょうね」
 「あ、だめ……やだ……ッ!」
 拘束されていないほうの足首を数学教師に掴まれてぐいと持ち上げられたマリは悲鳴を上げ、あらわになった太腿の付け根を隠そうとする。
 だがその手首はがっちりと英語教師に掴まれてしまう。
 「見るなぁ!やめてぇ!い、いや、触らないで、拡げないで……」
 「開通済みですね」マリの飾り毛を撫でながら社会科教師は断言した。「けれど、まだマクの名残が残っていますな。まだ新品同然ですねぇ」
 見ず知らずの男に品定めされ、マリは屈辱に涙をこぼす。
 「じゃ、まずは名前から教えて貰いましょうか」
 少女は唇を噛み、顔を背ける。
 男たちの笑みがさらに大きくなった。

 「な、なまえ……はぁ……まり、マリで……すぅ。ま、まきなみぃ……まりぃ……い、いらすとれいあ……すぅ……ああ、ああ、もう、なんども、なんどもいったのにぃ……やめれぇ……」
 段ボールに頬を押しつけ、とろとろ涎をこぼしつつ、マリは「ひみつ」を暴露していた。
 むちむちヒップを高々と上げ、ふわりふわりと腰をゆすりつつ、甘え声で啼いていた。
 「はじめてかい?こんな風に愛でてもらうのは?」
 「や、や、やぁ……やだぁ……こんなの、こんなのぉ……あ、あ、あ……」
 「答えろ、マリ」数学教師にぴしゃりと頬を叩かれた。
 「あ……は……あ……ぁ……は……は……ぃ……」
 眼鏡の奥の瞳を涙で濡らしつつ、少女はうっとりと同意する。その頭を馴れ馴れしく撫でられた。
 真希波・マリ・イラストリアスはそれに怒りを覚えることもできない。
 背筋をぞくぞく這い上る悪寒に翻弄され、くちゅくちゅという音に、暖かでぬるぬる動く英語教師の舌による背徳の快感に酔っていた。
 しめった音が止み、英語教師がくぐもった声で笑った。
 「ずいぶんほぐれてきましたよ。マリのアナルホール」
 そう。
 囚われのマリに教師たちが施していたのは、卑劣な菊門調教だった。
 制服のネクタイで後ろ手に拘束され、両脚を閉じることも忘れてうつぶせにすすり泣く少女のヒップを英語教師がさわさわと撫で、美臀のあわいを人差し指でくりくりこじる。
 慌てて太腿をくっつけて彼の指の侵入を防ごうとする。
 「むだむだ」英語教師はあざ笑い、マリの双丘をぐいとこじ開けるとそこへとろとろと唾液を垂らす。
 「え?あ!いや!……あ、あ……」
 排泄孔に粘っこく生暖かい液体をこぼされる感覚にマリは生汗をどっと噴き出させる。
 その菊門を再びごつごつした指でこじられる。

 にゅるり、つぷつぶ、ぬめぬめ、ぐにゅり。
 「あ、あっ……は……お……ぉ……や、やめ……て……ぇ……」

 教師は唾液を潤滑液にしてマリのアナルをゆっくり少しずつほぐし、こねくり返し、ゆっくり少しずつ人差し指をこじ入れてゆく。
 「……や、やめ……て……ぇ……ゆ、ゆびぃ……いれ……な……い……で……ぇ」
 爪先をきゅうぅぅっとすぼめ、全身を硬直させてマリは泣いた。
 括約筋をこじ開けられ、「入り口」をぐりぐり悪戯する教師の指から逃れようと弱々しくあがき、その努力がまったく報いられないまま尻穴を拡張される。
 とろりとろりとたらされる男の唾液。
 唾液をまぶされ、くちゅくちゅと泡立たせてゆっくりと浅いピストンを繰り返されていくうちに、少女の慎ましやかな排泄孔がひくひく痙攣しながら緩んでゆき……。
 「はう……っ……ッ……くぅぅぅぅ……ッ」
 「ほーら。第一関節通過ー」
 尻穴に感じた灼熱の苦痛は背筋を這い上がるうちに脳髄をしびれさせる悪寒となり、反抗心を麻痺させてしまった。
 ぐるりと指が周り、くいくいと曲がって腸粘膜を擦られて排泄時の原始的な快楽を数十倍に増幅したものをじっくりじんわりと、十数分にわたって与えられたマリはもう抵抗できない。
 とろりとろとろ唾液をまた垂らされ、さらに執拗に人差し指で括約筋をほぐされ、直腸をこりこり悪戯される。
 「さぁ、奥までいってみようね」
 少女の意志はまったく考慮されなかった。
 ずぶりとぐりぐりと、ごりごりと教師の指がさらにさらに侵入し、マリの菊門はごつごつした指の第二関節まで飲み込まされてしまう。
 「ふ、くぅぅぅ……ッ、ゆるひてぇ、だめ……あ、あ、や……あ……あん……あ……」
 「ヨダレ垂らしちゃって、可愛いなぁ」
 「さっきまでは歯を食いしばってたのに、もう陥落寸前ですねぇ」
 「そんな、わけ……ない……」
 「意地っ張りだなぁ。けれど……」数学教師がくぐもった笑いを浮かべ、少女の量感あふれたバストを悪戯するとしだいしだいにマリの瞳は力をなくしてゆく。
 生汗でぬめる全身を教師達の指が這い、尻穴を指で犯され、さらに敏感な肉芽を悪戯された少女は甘く淫靡なあえぎを止めることができない。
 そうしてようやくアナルから指が引き抜かれたその瞬間、真希波・マリ・イラストリアスは自慰では決して得たことのないエクスタシーを知ってしまう。
 床に敷かれた段ボールにぐったりと投げ出した身体をひくひく痙攣させて泣きじゃくる。
 背徳と屈辱にまみれた排泄の歓びは彼女を打ちのめしていた。
 だから教師たちによってふたたびうつぶせ姿勢をとらされても彼女はもう逆らわなかった。
 細腰をがっちり掴まれて絹肌ヒップを高々と持ち上げ、たわわなバストの先端を段ボールにぐりぐり押しつけるポーズを強制されても彼女はもう逆らわなかった。
 そのマリの背後に英語教師が再びどっかと座り込み、ミニスカ制服ではまったく隠すことのできなくなった双丘をぐいと押し開き、残酷な責めで腫れの残る菊門にむしゃぶりついた。
 「あ、あっ!い、いやぁ、そ、それ、う、うごいて……る……ッ」
 じゅるじゅる音を立てつつ英語教師は少女のアナルを味わい、ぬめぬめと舌でほじくり返す。
 「はじめてだろ?こういうの」
 「あ、あぁ、あー」
 「ぬるぬるしたがぬるぬるナカで動いてるんだ。ハマっちゃうだろ?」
 「お、あぁン……ふ、ふぁぁ……ッ」
 国語教師と数学教師に代わる代わる揶揄されて、再び全身を撫で回された。
 「ふ、あっ、ああ……ん。あ、あ、あ……」
 がっちりヒップを抱え込まれ、かちかちに勃起したクリトリスを教師たちに順番に悪戯されたマリの思考は白熱しとろけた。
 そのままじゅるじゅると卑猥な音とともにアヌスをぬるぬる蹂躙されていくちに、マリは教師たちのセクハラをまったく拒絶しなくなった。
 「ほら、見てごらん」
 髪の毛を掴まれ、注視させられた先には無残に開花させられつつある式波・アスカ・ラングレーがいた。
 体育教師の膝に乗せられたアスカはマリと同様、全くの無抵抗となっていた。

 「ぁ、あ……あん……あ、や、や、やらぁ……」
 膝まで下げられたコットンショーツが新たな枷となり、お尻を突き出した恥ずかしい屈曲姿勢の少女は、体育教師に無抵抗な下半身を悪戯されていた。
 体育教師はアスカのまだ薄い肉付きの太腿の隙間に人差し指をねじり込み、処女花の浅瀬をくちゅうくちゅ音を立ててかき回し、あふれる愛蜜を少女のクリトリスに塗りつけては彼女の素敵なあえぎを楽しんだ。
 さらにすばらしい曲線美を誇るティーンズヒップを鷲掴みにして押し開き、隠すことができなくなった少女の後ろの窄まりを、彼女の制服スカートのポケットから取り出したリップクリームスティックを塗りつけ、ぬるぬる挿入して式波・アスカ・ラングレーを啼かせていた。
 「これはいい潤滑剤だよなぁ」
 セクハラ教師はにやにや笑い、少女の真っ白な尻肉をつかむ左手の力をさらに増してすばらしい弾力とすべすべの絹肌を楽しんだ。そうしておいてアスカのリップクリームを丁寧にいやらしく、彼女の聞く門の皺に塗り込んでゆく。
 彼女のみずみずしい唇をまるで最高級のルージュで飾ったかのように輝かせていたリップクリームは、今やアスカに新たな目覚めを要求する媚薬として機能していた。
 「あぁ、おしりぃ、おしりがぁ……すぅすぅするのぉ、むずむずするのぉ……」
 本来なら唇に潤いを与え、新鮮なミントの香りを追加するはずの成分は、少女の粘膜を刺激し、淫らに開花させていたのだ。
 「入り口」を体育教師のごつごつした指でとんとん「ノック」されるだけで悲鳴を上げていた彼女のアヌスはクリームそのものを潤滑剤として彼の中指を根本まで迎え入れることができるようにされてしまった。
 そして指の代わりに先端をいっぱいに伸ばしたスティックをそろそろ挿入されると、異物感と痛痒感で唇をぱくぱくさせつつ色っぽいあえぎを漏らしてしまう。
 さらに腸粘膜に触れてゆっくりと固形のクリームスティックがとろけていく感覚に刺激された直腸はアスカの意志とは関係なくきゅんきゅん収縮を始めてしまい、可愛らしい柄の樹脂製の軸をひくりひくりと踊らせて彼女が背徳の快楽に目覚めつつあることを体育教師に確信させた。

 「あ、ぉ、ぉ……ぉ、いやぁ、これ、これぇ、あ……くふ……う……ん、あ、あん……あ……あ……」
 後門への刺激によって未通の処女孔を悪戯されていたときとは質も音色も異なる淫ら声を隠せない少女は憎むべき体育教師の膝の上でさらに屈辱を与えられる。
 制服の純白ブラウスはボタンをぷちぷち引きちぎられて、お洒落なブラを露わにされ、さらにそれは乱暴にずりあげられて、まだ控えめなバストを悪戯される。
 そのまだ少女らしいお椀型の双丘は体育教師が蹂躙することを夢見たものだった。
 まだ芯ののこる絹肌おっぱいを好き放題にもみしだき、苦痛混じりの甘い声を楽しむ。
 ピンクの可愛らしい先端を親指でぐりぐり意地悪して少女の青い瞳が体育教師をうっとり見つめるようになるまで快楽を教え込んでやる。
 「まだまだコドモのカラダで、まだまだガキっぽい声だが……ケツアナ弄られるとずいぶん色っぽい貌ができるようになったなぁ」
 「あ、あ、おしりぃ、おしりぃ……意地悪しないれぇ……ごりごりしないれぇ……」
 アスカは夢見がちな表情でむせび泣き、甘えるような瞳で憎むべき体育教師を見つめた。
 「アスカ、もう分かってるだろ?」ティーンズバストを好き放題にいじっていた手で少女の髪を頬をゆっくりなでつつ体育教師は笑った。「もうお前は、先生のオンナだからな」
 「やだぁ、やだよぉ……ゆるして、そんなのやだぁ」
 「『許してください』だ。本当に式波は先生に対する態度がなってないな。やはりきちんと躾してやらないとな。先生の『肉棒』でな!」
 教師にげらげら笑われて、十四歳のクォーター少女は涙をこぼす。
 涙に濡れた表情が、すっかり牝の貌になっていることも、太ももの付け根からにじみ出す愛液の量が一気に増えてしまっていることも本人は気づいていなかった。
 「あ……」アスカの涙に濡れた瞳が自身を驚きの表情で見つめているマリを発見した。
 アスカは頬を染めてふんわりと笑う。マリはどきりとする。
 「マリったらぁ。お尻舐められてすっかりだらしない、カオ……してるぅ……」
 「あ!や……」
 「嘘じゃないよ。マリったらすごくえっちな目をしてる……よ。大好き……なんだね。お尻じゅるじゅる舐められるの」
 「や、や、や……うそ!そんな!あ、い、あ、お、お……くぅぅぅぅッ!」
 「おやおや、式波に指摘されるまで気づかなかったとは、彼女ったらずいぶんうっかりさんですな」
 「けれどもこういう生徒は自覚すると成長が早いですよ」
 「なるほどなるほど。それは楽しみだ」
 げらげら笑う教師達の餌食にされた少女達は頬を染めて見つめ合い、新たに教え込まれた背徳のアナルアクメに全身を震わせるのだ。

 「ずいぶん上手になったな」
 「ふ……ん……む、んふぉ……」
 「ちゃんと唾をためてくびれを舌でペロペロするんだ。優等生のお前ならできるよな」
 「ん……ん、むぁ……んふ、んっ、むぅ……ッ」
 「あの、た、辰巳センセイ、すみません、ま、また……か、か、彼女のお口をま、ま、また使わせてもらえませんか?」
 「ええ、いいですよ。吉岡先生」体育教師は古典教師に朗らかな笑みを向けた。「あんなに生意気だった『おくち』に奉仕させるのは……実にいいものですからなぁ」
 彼は胡座をかいた股間を見下ろし、涙と涎をこぼしつつ彼の股間に顔を埋める女生徒の髪を馴れ馴れしく撫でた。
 「あ、おぉぅ……ッ、ん、んふ、ん、ん、あ、ぉ……」
 「そうそう。良いぞ、そう、そこをちゃんと舌の先でつつくんだ。いいぞぉ……式波ぃ」
 桜色の唇を尖らせ、ほっぺたを内側からぽこんと膨らませて美貌を台無しにして、少女はうつぶせに拘束された姿勢でフェラチオ奉仕を続けていた。
 両手両脚に手錠をかけられたままうつぶせにされた少女は控えめなバストを体育教師の胡座をかいた太ももに押しつけ、悲痛で甘い苦鳴をあげつつ彼のペニスを小さな口いっぱいに飲み込まされていた。
 「ああでも、もう少し待ってください。吉岡先生」体育教師は少女のつややかな髪を掴み、少女の頭をがっちり固定した。「こんどは全部飲めるように『補習』させませんとねぇ」
 「ふ、んんんんッ!お、う、あぅぅぅ……ん」
 少女の涙に濡れた瞳が見開かれる。がっちり固定された頭を振って拒絶の意志を示そうとする。
 もちろんそれは受け入れられなかった。
 「飲みなさい。先生がお前のために出してくれたザーメンなんだぞ。感謝してぜんぶ飲み干すんだ」
 「ふぅぅぅんんッ!むぅぅぅぅぅッ!あぉぉぉ……」
 無様なうつぶせ姿勢を強制され、恥知らずに突き出した下半身を数学教師にいたぶられる少女が逆らえるはずなどなかった。
 ずぶりずぶりと尻穴をほじられつつ、かちかちに勃起したクリトリスを押しつぶされて屈辱的な絶頂にをなんども迎えさせられたた式波・アスカ・ラングレー嬢は「飲むよな?全部ごくごく飲むよな?『うん』って言うまでケツ穴とクリ虐めを横山先生に続けてもらうからな」と脅されると、上目遣いに体育教師を見上げて小さくこくりとうなずいてしまったのだ。
 ほかの三人の教師の分を合わせたよりも多く、そして濃く粘っこいザーメンを口いっぱいに放出され、啼きながらこくりこくりと喉を鳴らしそれを飲み干すことを強いられるのだ。
 灼熱の苦いミルクが食道を胃を降りていく感覚に彼女は絶望し、全身を震わせて涙をこぼす。
 だからもう、アスカは体育教師の威圧的な命令に逆らえない。
 「さ、おくちを『あーん』するんだ。アスカ。ちゃんと飲み干せたかみんなに確認してもらえ」
 アスカは涙をこぼしつつ、ザーメンのこびりついた唇を大きく開き、ピンク色の舌を突き出して暴力的な放出をすべて飲み干した証拠を示した。
 「偉いなぁ、式波。ちゃんとザーメン好きになれたな。さすが優等生だ」頭を撫でられ涙をこぼし、少女は教師に命ぜられるまま「つぎ」のペニスにちゅるりと吸い付き、頭全体を動かして刺激を与えはじめる。
 むりやり飲まされた雄の樹液に喉を胃を灼熱させ、男性フェロモンを胸一杯に吸い込み続けた彼女はもう立派なペニス中毒者とされていたのだから。

 「いやぁ、先に式波クンのキス味わっておいて、正解でしたねぇ。こんなに精液飲み干したあとではちょっと……ねぇ」
 不埒な教師たちを糾弾し、セクハラやそれに類する行為を凛々しく指弾していた「クラスのお姫さま」の愛らしい唇を、その喉までもペニスで征服した古典教師は歪んだ笑みを浮かべる。
 式波・アスカ・ラングレーは反駁もせずくちゅうくちゅと音を立てて男性器への口唇奉仕を続けていた。
 犬這いの真希波・マリ・イラストリアスのすぐ隣で。
 アスカと同じく尻穴快楽をじっくり教えられ、複数の大人たちに押さえつけられて性的刺激を与え続けられた長身少女と並んで熱心に教師たちのペニスを味わっていた。
 「あーあ、アスカのお口はすっかりザーメン臭くてキスする気にならないってよ」
 体育教師に揶揄されて少女はぽろぽろ涙をこぼす。
 けれども彼女は卑猥な音を立ててのフェラチオ奉仕をやめようとしない。
 いや、やめられない。
 卑怯な男性教師たちの下腹部に美貌を埋め、穢らわしい性器を舐めしゃぶる行為に没頭するマリの姿に自身を投影させたアスカは牡のフェロモン臭に、すぐ隣のマリの卑猥な「おしゃぶり音」にすっかり酔ってしまっていた。


 四人の教師たちのペニスと精液の味が大好きになった少女達。
 バラ色の唇を大きく開き、くちゅくちゅと卑猥なハーモニーを奏でる彼女たちはついに犯される。
 それもまず、後ろの孔から。

 「知ってるか?式波?」人差し指と中指をねじり合わせた「指ドリル」で彼女の尻穴をじりじり拡張していた体育教師がねっとりとした口調で囁いた。「普通じゃまだチンポの良さが分からないガキでも、アナルセックスではちゃぁーんと『楽しめる』ってこと」
 「あ、おぉ……ひろげ……ない……でぇ……」
 「いい声だ。この声、この声だよ。式波みたいなコドモでも、そういう色っぽい声が出せるんだよなぁ……ココじゃ」
 「んッ……ん、ん、あ、あン!あ……は……や、や、ぁ……」
 「それにな。アスカぐらいの年頃のバージンがな」体育教師はアスカの髪を撫でた。「こっちのアナでチンポの良さを知っちゃうとな……もうダメらしいぞ」
 秘密めかした口調で男は女子生徒に告げた。

 ……本来なら式波・アスカ・ラングレーのような少女の幼い躯は雄の硬くて太い肉茎にめりめり拡張され、貫かれる歓びをすぐに知ることはできない。
 けれども排泄孔を使ったセックスではそれが可能なのだと。
 がちがちのカリ高ペニスを菊門に迎え入れ、こじ開けられる快楽と粘膜をごりごり擦られる悦楽は「普段の生活」で得られる排泄の快楽の延長であり、性の悦びについての知識もない少女でさえも、それを気持ちの良いものとして擦り込まれてしまえるのだから。
 そしてこの背徳のセックスによって男性器に貫かれ支配される快楽を覚えてしまった幼い躯と心は、その交わりに溺れてしまうのだと。
 それどころかアナルセックスで覚えた快楽は少女のセックスに対する恐怖も嫌悪も麻痺させ、やがて少女は牝器官をつかってのセックスをも恋い焦がれるようになってしまう。
 子宮へどくどく精液を注がれる「本当のセックス」を恋い焦がれ、「おんな」とされるまじわりに憧れ、小さく硬い孔を愛蜜でぬるぬるにして剛直を迎え入れることができてしまうのだ。
 破瓜の苦痛も、未成熟な牝器官を拡張される苦痛も、「願いが叶った悦び」の甘美なスパイスとして認識できるようになっているし、大量の濃い精液を膣出しされてもそれは大いなる歓喜としか認識できなくなるのだ。
 アナルセックスで底なしの絶頂を知ることができるようになった少女は、処女喪失のその瞬間からセックスを楽しみ、それに溺れることができるのだと……。

 「うそ、うそ、うそ、ありえ……ない。ありえないん……だか……らぁ」
 手錠で身動きできないまま、うつ伏せの全身を脂汗で濡らしてクォーター少女はあえいだ。
 「それがねぇ、あり得るんですよ。式波さん」マリの唇をペニスで犯している英語教師がくすくす笑った。
 「あなたのクラスメイト……確か一人はあなたの親友で、もう一人はその彼女がとても気にしている男子だったかな?……には妹がいるのを知ってますよね?」
 「え……?」
 「その小学生の妹を、最近よく放課後にここで……学校で見かけませんか?」
 「!!!」
 式波・アスカ・ラングレーは絶望的な理解に至る。

 ……姉のヒカリに「ノゾミは女の子なんだから、『ボク』っていうのやめなさい」って注意されている髪の毛をツーテールに結んだ活発な女子小学生。
 ……愛らしい関西弁以外は兄とはまったく似たところのない、兄に溺愛されているおとなしくて人見知りしがちなショートカットの女の子。

 ……二人とも姉や兄を迎えに来てるんじゃないの?
 少女の心臓が跳ね上がる。
 「きっと驚きますよ」アスカの懸念の表情を楽しみながら英語教師は語った。「あんなコドモがあんないやらしい声を出せることを知れば」

 ……おずおずと、しかしなにかを期待するような表情で教師の前に現れ、言われるがままにスパッツをショートパンツをそして女児ショーツを膝まで降ろし、くるりと後ろを向いて突き出される白磁のお尻。

 ……「お兄ちゃん、お姉ちゃんたち」の机に手を突いたポーズで肩を寄せ合い、可愛らしいお尻を「お姉ちゃん/お兄ちゃんの英語の先生」にいやらしく撫で回されてあげる甘く愛らしい吐息。

 ……英語教師の左右の中指に可愛らしいアナルをそれぞれつぷりと貫かれて、真珠のような歯を食いしばった口元から漏れる牝そのもののあえぎ声。

 「大好きな兄や姉」がにわかに立ち上げた学園祭バンドの演奏を目の当たりにして興奮冷めやらぬ「妹たち」は初対面ながらすっかり意気投合して仲良しになっていた。
 その無邪気で無垢な表情や振る舞い、そして華奢な肢体をロリコン教師が見逃すはずがなかった。
 兄や姉と落ち合う前に校内探検を始めた女子小学生たちはさりげなく近づいてきた英語教師に言葉巧みに人目のない講師準備室に連れ込まれ、「じゃあ特別にご馳走してあげよう」と振る舞われたアルコール入りソフトドリンクをなんの疑いもなく飲み干してしまう。
 口当たりや喉越しから想像できないほど高めのアルコールは二人の女子小学生を上気させ、やがてソファーに深々と腰掛けたまま肩を寄せ合って「眠り姫」となる。
 ビデオカメラの残酷な視線に曝されつつすっかり無防備なポーズを下着姿を、そして裸身を記録された女子小学生達は、夢うつつのまま変態教師の指と舌によって小さなクリトリスとアナルでの快楽を覚え込まされてしまったのだ。
 苦痛も嫌悪も全くないまま未知の悦楽を夢の中で知ってしまった眠り姫たち。
 少女たちは半覚醒のままで暗示をかけられ条件付けをされてしまう。

 「じぶんたちは快楽に逆らえない可哀想なおんなのコ」だと。
 「そんなヘンタイな二人を救うことができるのは年上の『英語のせんせい』だけ」だと。
 「『英語のせんせい』はオトナだけれど、好きになってもかまわないん」だと。

 肩を寄せ合ってぐったりとソファーに横たわる少女たちはお尻の穴をゆっくりほじくり返される快楽に舌足らずにあえぎつつ、「わたしたちは英語のせんせいがすきになってしまいました。あたしたちはセンセイをあいしてしまいました。これは生まれて初めての本当のアイなんです」と何度も何度も夢うつつに宣言させられるのだった。

 そうなるとすぐだった。
 偶然を装った再会で「一本釣り」された少女たちは、「お姉ちゃん/お兄ちゃんの英語の先生」にときめき、逆らえない自分にかすかな疑念をいだきつつも、そのやりとりに舞い上がってしまう。
 「ひみつのデート」のたびに少女が感じる「大人の人とこんなことをしてはだめ」という警戒心は兄や姉への憧れや彼らへの反抗心を巧みに操られたことで消え失せてしまう。
 二人の少女の精神は巧みに誘導され、不純で淫らな行為を「大人の先生の心を引き留めるための唯一の方法」とけなげに信じ込んでいた。
 会うたびに勧められて口を付けた「オトナの飲み物」にぼうっとしているうちに「なにかイケナイコト」をされているのではないかという懸念はしかし、二人揃って呼び出されたワンボックスカー内のモニター映像で証明された。

 ちいさな液晶画面の中で夢うつつにあえぎ、男の舌で指でスレンダーな全身を悪戯され、ひくんひくんと悶えていたのは紛れもなく自身の裸身。
 一糸まとわぬ姿でいやらしくあえぐ少女の映像から目を離せないふたりは自分たちが罠にかけられたことを認識するより先にこの変態教師に屈服してしまう。
 肩を抱かれても逃げることができず、ただ恐怖にふるふる震えつつ、しかしいやらしいキスを拒むこともできず甘い吐息をあげるようになった二人の女子小学生は、ワンボックスカーの広大な荷室でいわれるがままソックス以外のすべての衣服を……おぼつかない手つきで、でも競い合うように……脱ぎ落とした。
 「オリエンテーションはもう終わり。これからは実技だよ」と宣言されて首輪をそれぞれプレゼントされた二人は、自身でも理解できないままに彼の命令に従ってしまう。
 肩を寄せ合って犬のポーズをとって「しまった」二人は、変態教師の指であっさり融かされる。
 傷用軟膏をちょんと排泄孔に乗せられて、そのままつぶりと背後から淫行教師の指で犯された女子小学生達は背徳の悦楽に屈服した。

 「おしり、おしりとけちゃう!ボクのおしり、おかしくなるっ!」
 「あ、あかん!あ、お、お……いややぁ!いややぁ!アタマまでくるぅッ!もうやめてぇ!ウチのおしりのあなずぼずぼするのやめてぇ!」
 性的な語彙などまったくなかった少女達が未知の快楽に泣き悶えあえぎ、そしてすっかり虜になってしまうのだ。
 帰宅が遅い日が次第に増え、休日のたびに朝のうちから自転車に乗ってどこかに行ってしまう妹を兄も姉もどこか引っかかるものを感じるものの、それを具体的な疑念にすることはできなかった。

 なぜなら「小学生の妹たちが自身の通う学校の英語教師の性奴隷にされている」など中学生の少年少女にとって想像の範囲を遙かに超えていたのだから。
 完璧に清らかな処女にもかかわらず、その唇を、ぷにぷにした指を、すべらかな太腿を、きつきつきゅうきゅうのアナルを英語教師のペニスに捧げ、奉仕することが真の幸福だと、そして近い将来に「先生におんなにしてもらうこと」が自分たちの夢だと信じ切っているなど想像できるはずもなく、それどころか「二ヶ月のレッスン」ののち、二人揃って教師たち四人に処女を快楽にむせびながら奪われるなど考えることもできないのだから。


 「……うそ、うそ、うそ……そんな風に、そんな風に変えちゃうなんて、あのコたち、まだコドモなのよ……それがそれがそれが……おしりのセックスで、そんな風に、うそ、うそ、うそ……」
 「嘘じゃねぇよ。今からお前がそれを知るんだ。式波・アスカ・ラングレー」
 「ああ、ああっ!だめ、だめ!だめぇ!せんせい、ゆるして!ゆるして!ゆるしてください!」
 慣れない敬語で懇願するアスカのミルク色のヒップが体育教師にぐいと押し開かれた。
 「やだやだやだやだ……やめてやめてやめて……ゆるして、おねがい、おねがい……」
 「はは!式波のケツ穴、物欲しそうにひくひくしてるぞ」
 体育教師は血走った目であざ笑いつつ、うわごとのように睦言のように甘え声で慈悲を乞う女子中学生のバージンアナルに己のペニスの先端を押し当てる。
 「ほーら、力を抜くんだ、式波。強情張ってると裂けちゃうぞ」
 先走り汁でぬるぬるのペニスで異物による性的快楽を覚え始めた少女の菊門をぐりぐり意地悪する。
 「賢いアスカなら分かるよな。抵抗して痛い思いをして肛門科のお世話になるよりも、素直に先生のモノになって、お尻のセックスで気持ちよくなった方がずーっといいよな?」
 「ひどい……先生……ひどい……」
 首をひねって教師を見上げる十四歳の少女の瞳には、普段の学園生活で彼らセクハラ教師を糾弾していたときの輝きは完全に消え失せていた。
 にやりと笑って体育教師は「もう一押し」する。
 「それとも、やっぱり本物の『セックス』にしておくか?先生のチンポに処女膜捧げるのか?泣きながら狭い孔をごりごり拡げてほしいか?妊娠するほど濃いザーメンどくどく注いで欲しいのか?ええ?」
 ひっ、とアスカの声が裏返る。体育教師は満面の笑みを浮かべた。
 「さぁ、どうする?先生との『本物セックス』をするか?それとも気持ちよくって妊娠しないアナルセックスにしておくか?」
 「ひどぉ……い……ひどい……よぉ……」すすり泣く少女の表情は普段の勝ち気さはもはやなく、それどころか少女のアナルは体育教師の鰓の張ったペニスの先端でつつかれると物欲しげにひくりひくりと脈動して少女の身体はすでに決心してしまっていることを示していた。
 だから彼は少女に逃げ道を与えてやる。少女が心から背徳の交わりを楽しむことが出来るように。
 「式波、もうお前は先生にレイプされるしかないんだよ」ひどく優しい口調でしかし重々しく宣言する。「もうどうやっても逃げられないんだよ。お前がどんなに嫌でも、お前がどんなに頭がよくても……こんなにがっちり拘束されていては……お前の意志とは関係なく、お前は先生のオモチャにされるんだ」
 「……ああ、これ、これさえなければ、手錠がなければ……」
 どこか熱に冒されたような口調でアスカはつぶやく。教師は口元をゆがめた。
 「そうだよな。手錠さえなければなぁ。手錠でがっちり動けなくされちゃってるからなぁ。手錠で逆らえなくされているからなぁ……式波は嫌で嫌でたまらないのになぁ……」
 「そうよ……そうよ……手錠さえ、手錠さえなければ……」
 「そうだなぁ。手錠さえなければなぁ……」
 まるで催眠術のように何度も何度も囁かれる。
 囁かれるうちに少女の泣き声は甘い響きを帯びてゆく。
 「動けないから、動けなくされてるから、大嫌いなのに、こんなのいやなのにぃ……」
 「可哀想になぁ。アスカが美人でなければ、きれいで可愛くなければ、そのうえ手錠をかけられてなければ犯されることなんてないのになぁ」
 「ああ、ああ、ああ……」
 「可哀想になぁ。だけどアスカはもう逆らえないんだよねぇ……」
 「やだぁ……やだぁ……やだぁ……」
 ぽろぽろと美貌を涙で濡らし、しかし式波・アスカ・ラングレーは全身の力を抜いて体育教師に恭順の意をしめすのだった。


 「あ、おおッ……く、っくぅぅぅぅッ。お、おくまで、おくまでごりごりされてぇ……。は、ぁ、あ、あ……ン……あっ、あ、あン、あ、お、あ……」
 「やっぱりいい声で鳴くなぁ。アスカは」
 『あ、あっ!だ、だめ、そこ、そこ突いちゃやだ、あ、なに?あ?おおッ、う、あ、ん……くぅ……あ、あ、あ……」
 ずん、と体育教師の成人ペニスを奥まで突き込まれた女子中学生は精液がこびりついた唇をぱくぱくさせてあえいでいた。
 少女の排泄口は雄の肉棒を頬張るために目一杯拡張されていて、体育教師が腰を動かすたびに少女は内臓が裏返るような感覚と排泄の歓びがミックスした異様な感覚に翻弄される。
 さらに直腸粘膜をごりごり擦られる感覚がぞくぞく背筋を這い上がり、少女の脳髄をしびれさせる。
 「やはりガキの身体にチンポのよさを覚えさせたければ、最初はアナルだなぁ」
 勝ち誇る体育教師に残り三人が追従する。
 「先っちょしか入らない新品マンコをごりごりほぐしてやって、ねっとり絡みつくぬるぬるマンコにしてやるのもいいが、ぎゃんぎゃん泣かれて大変だからなぁ」
 「お、あ、い、あっ、あっ、お、おかひくなるぅ、そこ、そこ、そこをコツコツすると、ぐりぐりされるとぉ……」
 少女の悲鳴が半オクターブ高くなる。彼の笑みはさらに大きくなる。
 「それに比べてアナルセックスは、しっかりほぐしてやれば根本までずっぽり咥えられるからなぁ。この熱さと気持ちよさをすぐに味わえる」
 「ひ、ひとをぉ、ひとをぉ、道具みたいにぃ……あ、あ、お、おしりがめくれるぅぅぅッ!あ、あぁ、おお……ご、ごりごり、ごりごりしないれぇ、そ、そこ、こぎざみにゆすられるとぉ」
 少女の怒りと反発の感情は直腸粘膜の拡張感と痛痒感で霧散して、残ったのは甘い甘い非難の声だけ。それすらただのおねだりにしか聞こえないほど、少女は初めての肛門姦に狂わされていた。
 排泄時の快感を数倍にした悦楽と、串刺しにされた圧迫感、むりやりに押し入られるときの敗北感、粘膜をびりびりされる痛痒感、排泄口でセックスしていることの背徳感。
 そして、少女を完全にアナル姦の虜にさせたのは、彼女の「おんな」の器官を直腸ごしに小突かれ、揺すられる快感だった。
 まだ精を受け入れたことのない少女の子宮がペニスで揺すられる刺激に彼女は混乱し、叫び、拒絶し、それに溺れた。
 ボルチオという単語すら知らないうちにその究極の牝快楽を尻穴セックスと同時に覚え込まされた式波・アスカ・ラングレーは小一時間たたないうちに完全敗北したのだった。

 もちろんもう一人の虜囚である真希波・マリ・イラストリアスも悪夢から逃れることはできなかった。
 四つん這いの姿勢でたわわに揺れる絹肌バストを搾乳でもするかのように左右からこってり揉まれ、尖らせたニプルを意地悪されてひんひん啼きつつ、三人の教師にアナル輪姦を施された彼女もまた、背徳の快楽を教えてもらったことに涙ながらに感謝し、彼らのペットになると宣言させられていたのだから。
 「お、おお……ッ、こ、こっち、こっちのアナは初めてなのに、どうしてこんなにイイのぉ?あ、ありえない、こんなことありえない!ああ、あ、あ、おお、ま、またイ、イク、マリ、マリはおしりでいくぅッ」
 澄んだ声で卑猥な台詞をほとばしらせて長身少女はアクメに全身を震わせる。
 「すっかり素直になったね、マリ」
 マリの強烈なアナルの締め付けを堪能し、熱い直腸内にたっぷり放出した古文教師は彼女を称えた。
 「非処女とはいえ、本当のセックスでまたイったことはなかったんだろ?まだ処女膜も残っているし」
 尻穴をペニスで貫かれつつ、同時に中指で狭隘な膣孔を犯されていたマリはがくがくうなずく。眼鏡のレンズにぽたぽたと涙がこぼれ、それは男たちの嗜虐心をさらにそそるも。
 「先生たちのペニスでしっかりイけるように教育してあげるよ。後ろでも、前でもね」
 「ふ、ふあぁあ、あ、ありがとう、ありがとうございま……すぅ」
 Gスポットを発見され、アスカと同じくボルチオ性感を知り、アナルを犯すペニスの輪郭を牝襞を犯す教師の指で薄い肉壁ごしにくりくり覚え込まされた真希波・マリ・イラストリアスもまた、完全敗北してしまったのだ。
 「さぁ、今日中に『二本差し』ができるようにしてあげるからね」
 バストを執拗に悪戯し、あえぐマリの唇にペニスをずっぽり咥えさせた英語教師はかすれ声でささやいた。
 「先生たちに挟まれて、二本のペニスで『教育』してもらえるんだ。どうだ?とても素敵だろう?」
 「あ、ああ、お、オトナのヒトに、学校の先生にサンドイッチせっくすされるの?マリは前と後ろを一緒に犯されちゃうの?ああ、ああ、それって、それってくやしくて、はずかしくて、いやらしいけど、きっと、きっとぉ……」いつの間にか交代していた数学教師の反り返った刀身に歓喜の涙を振りまきながら少女は叫んだ。「……キモチいいん……です……よねッ」

 「ほら、あっちの娘はすっかり素直になれたぞ」
 表に返され、無様な開脚拘束姿勢でアナルを貫かれ、ペニスをきゅんきゅん締め付けて悦楽に酔っている少女に体育教師は隣で快楽に溺れているマリを改めて意識させた。
 少女の碧い瞳がはっと見開かれ、全身からどっと汗が噴き出す。
 「うそ、うそ、うそだ……あ、あっ、あ、あ……」
 なんとかアナルを犯すペニスを体外へ追い出そうと「いきんで」しまった少女は逆に恥ずかしい絶頂に身を震わせた。それをにやにやと見下ろす体育教師。手を伸ばして少女の乱れた髪をそっと直してやる。
 「大丈夫。先生がちゃんと仕上げてやるからな。アスカをとっても素直で積極的なアナルペットに作り替えてやるからな」
 「やだ、やだぁ、あんな、あんな風に、あんなケダモノになりたくない……お、あ、ん、あ、は、は、あ……」
 「なるんだよ。アスカもケダモノになるんだ。先生のチンポのことしか考えられない美しいビーストにな。ほら、お前の処女まんこ、たった数時間で先生の指を二本も飲み込んで気持ち良くなれるようになったじゃないか」
 ぐりりと指をひねる。彼によって「発見」されたGスポットを刺激された「クラスのお姫さま」は反抗的な台詞とは裏腹に彼の指とペニスをぎゅうぎゅう締め付けて華奢な身体がどれだけ敏感になってしまったか告げてしまう。
 「やらぁ。やらぁ。マリみたいに壊れちゃうのはやらぁ」
 「もう手遅れだよ。式波」穏やかに彼は告げる。「式波はもう、アナルセックスで気持ち良くなれるんだろ?アナルセックスでイけちゃうんだろ?先生のチンポの良さ、躰が覚えてしまったんだろ?」
 まっすぐ見下ろされたアスカは言い返すこともできなくなっている。
 それどころか視線を逸らすことが精一杯になっていて、あまりの情けなさに涙があふれ出してしまう。
 「これからお前がどうするか、先生が教えてやる」すっかりしおらしくなった女子生徒に教師は告げた。「まずオマエの保護者に『今日は友達のところに泊まるから帰らない。明日はお休みだから、家に帰るのは夕方遅くになる』と連絡するんだ。『まったく心配することなんてないんだから』っていつもの口調でな。そしてそのあとは……こんな狭くて埃っぽいところじゃなく、ちゃんとしたところで丸一日先生に抱かれるんだ」
 それは本格的に少女を堕とすという教師の宣言だった。
 「怖がる必要なんてないぞ。アスカ」ぶるぶる震える少女に教師はにやりと微笑む。「ぜんぜん、まったくな。式波・アスカ・ラングレーが『本当のアスカ』になるだけなんだから。明日の夕方のアスカは先生のおんなになれたことが嬉しくってしょうがなくなっているんだからな」
 さらに教師は女子生徒に告げる。
 もし保護者への電話を拒否した場合、教師はアスカを解放せざるを得ないだろう。
 だが強情な女子生徒には解放前に地獄が待っているのだと。
 四人の教師にアナル輪姦されてゆるゆるになったアスカの尻穴には淫行教師らの精液をたっぷり注ぎ込まれているのだ。
 そう、少女は精液浣腸されたまま放置されてしまうのだ。
 拘束されたまま灼熱の痛痒感と絶望的な排泄欲に理性を浸食され、背筋を這い上がる悪寒に泣き叫びつつ、式波・アスカ・ラングレーは無様にお漏らしするのだ。
 変態教師どもに哄笑され、携帯電話のカメラで音声付きで記録されつつ、少女は屈辱的な排泄を強いられるのだ。
 ひとり置き去りにされた「お漏らしお姫さま」は助けを求めた少年の到着を望むのだろうか。それとも望まないのだろうか。
 彼女を助けに来たクラスメイトが、式波・アスカ・ラングレーの屈辱的な姿を発見したとき、彼女は真実を語ることはまずできないだろうと。

 そう、少女は従うしかない。
 気丈な口調で友人宅に泊まるから心配しないでと保護者を偽り、淫行教師のなじみのSMラブホテルで一晩中……いや、その翌日の休日の夕方まで……調教される未来を選択してしまうのだ。
 明日の夕方までに自身がどれだけ淫らな存在へと変わってしまうか、うっとり想像しながら葛城ミサトの電話番号を体育教師に告げるのだ。

 そしてそのアスカの隣で三人の教師の玩具にされていた長身少女もまた、悪夢のような選択を受け入れていた。
 すなわち教師の安アパートに「お持ち帰り」され、そこで「飼育」される未来を。
 万年床に組み伏せられ、据えた雄の臭いを胸一杯に吸い込みながら犯され、その行為が大好きになってしまう未来を。
 手枷足枷で拘束されて残酷に快楽を与えられ続け、さらに排泄までも「ご主人さま」にお願いしないといけない生活を続けるうちに、心も体も「先生たち」のペットになってしまう未来を。



◆ ◆ ◆



 「……とまぁ、そういう感じで『ちょうどいま、センセイたちはあたしたちを連れ出そうと準備のためにみんないなくなってるの!あともうちょっとでふたりとも拉致られちゃうところだったんだからぁ』ってワンコくんに甘えてせがんじゃうのよ。ふふっ」
 マリはうっとり微笑む。

 ……足枷を碇シンジに外してもらった真希波・マリ・イラストリアスはふらりと立ち上がったのち、少年を押し倒す。
 少年の制止と驚きの声を無視して彼の太腿に脚を絡ませ、腰を押しつけた。
 そのまま甘い吐息とともにしゃくり上げながらアクメを迎える。
 生暖かい感覚を太腿に感じて驚く少年。彼のスラックスはマリの「お漏らし」でぐっしょり濡れてしまっていた。
 「ごめん……ごめん……なさい……ごめん……」全身を痙攣させつつ少女は謝罪の言葉を繰り返す。「だって、だって……さっきまで、ついさっきまで……キミの学校の先生たちにえっちな悪戯、されてたんだから」うっとりと彼を見つめ、言葉を失っている少年の唇をついばみ、軽く睨んでそして言う。
 「わんこクンがあと数分遅れていたら、式波さんもあたしも、ここから拉致されちゃってたん……だよ。反省して……よ……ね」
 言葉を失う少年にマリは熱っぽく囁くのだ。
 「まずは……反省の証にマリにキスしなさ……い」

 「……って感じでワンコくんに全身キスの雨を降らせてもらうのは……どうかにゃぁ?」
 「『どうかにゃぁ』じゃないでしょ!だいたいワンコ……じゃなくってシンジがそこまでディープな告白きいたらドン引きするに決まってるじゃない。アンタ、そのシナリオ、オーバースペックっていうかオーバーキルよ」
 「そ、そ、そうかなぁ」マリは視線を泳がせる。「あのワンコくん、結構マニアックな気がするから……」
 「え?そ、そうなの……ってどうしてアンタが知ってるのよ!?」
 「いや、その、なんというか、そういう気がするだけ……で」
 マリにはぐらかされてアスカは唸り声を上げた。
 「だ、だいたいね、その流れじゃすぐにここから脱出しないとダメなことになっちゃうじゃない!それにそれにそれに……あのお尻のエッチの『シナリオ』、どこから持ってきたのよ。それに『登場人物』!エロ教師四人組とかはともかくとして、ノゾミちゃんとジャージの妹の件!あれ、まさか本当じゃないでしょうね!?それにだいたいケダモノってナニ?『ビースト』ってナニ?」
 「え、えと、ビーストの件はちょっと忘れてほしいんだけど……。それから妹くんたちのコトを言い出したのはキミじゃなかったっけ?」
 「え?ええ?」
 「ほんとほんと。わたしが『英語教師はロリコンだから』って言ったとたん、『じゃあジャージとヒカリの妹が最近ココに来てるのは……』って言い出したのはキミよ?」
 「へ?えぇぇ?」
 「いやぁ、びっくりしちゃったなぁ。お姉さん。式波さんってほんとマニアなんだからぁ」
 「なによなによなによぉ『二本刺し』願望持ちのくせにぃ」
 「え?それってアスカちゃんの『提案』じゃなかったっけ?」
 「ちがうわよっ!『お、お尻の穴に入ってるおちんちんと、あ、あ、アソコに入っているおちんちんが壁一枚を隔ててごりごりされるとすごい素敵!』ていやらしい顔で力説してたのはアンタよ!」
 「ほぇええぇぇ!」

 お互いの妄想に影響されあった少女たちは不毛な非難合戦を繰り広げるのだ。
 それが淫らな妄想をさらに反復し増幅させ、自身を高ぶらせていることすら忘れて。

 だからドアの外から複数の声、それも男性教諭たちの声が聞こえてきたとたん、二人は全身をがくがく震わせて絶頂を迎えてしまったのだ。
 その声の主が、少女たちの妄想の中で彼女たちを蹂躙し支配した四人組であることが分かったとたん、その会話の内容がただのくだらなくも平凡な世間話であることを二人は認識しつつも、声を押し殺して何度も何度もしなやかな体を痙攣させてアクメを迎えていたのだった。

 やがて教師たちの声が遠ざかっていく。
 その間、二人は彼らに助けを求めることもなく、ただただ快楽の余韻に浸り、全身を上気させて牝の甘ったるい匂いで書庫を満たしていた。

 やがて再び廊下は静寂を取り戻す。
 けれども書庫の中は荒い呼吸音と甘いあえぎのハーモニーが響き続けている。


 ……まずいわよ、これ、まずいじゃん。
 仰向けになって恥知らずに腰をもじもじさせつつ式波・アスカ・ラングレーは青ざめていた。
 ……この女スパイの妄想のおかげで、あのエロ教師たちの印象が変わっちゃったじゃないの。
 ……いままでは、いままでだったらセクハラされても睨みつければ全然オッケーだったけど、けど、けど……。
 ……これから、これからはどうなっちゃうの?
 ……あの先生たちの声を聞いただけでえっちなイメージがあふれちゃうようになったアタシはどうなるの?
 ……セクハラされたら……はねのけられるの?
 ……内気な誰かさんみたいに逆らえない……なんてこと……ないかな……。
 ……アタシの頭の中にある虚像に圧倒されちゃって、悪戯されても抵抗できない……かもしれない。
 アスカはぶるっと身体を震わせる。
 ……あの教師たち、ときどき「手伝い」と称して職員室の自席のぴったり隣に置いた椅子に女子生徒を座らせ、プリントの整理などをさせるのだ。
 そのときにセクハラまがいの質問をねちねち続けたり、肩や腰を抱いたり、こともあろうに太腿を撫でたりするという。
 ヒカリがたびたび抗議していたが彼らは「親愛表現」とのらりくらりと言い逃れするのだ。

 ……もし、もし、もし彼らに「手伝い」を頼まれちゃったらアタシ、どうなるの?

 いままでの式波・アスカ・ラングレーならセクハラな言葉もいやらしい肉体接触も憤然とはねのけることができた。

 だが、だが、「今」のアスカはちがうのだ。

 「彼らセクハラ教師にたっぷり躾けられ、お尻で楽しむセックスの虜にされた」アスカはちがうのだ。

 身体がぴったりくっつくくらい不自然に近く並べられた椅子に座らされ、くだらないプリントを整理する「お手伝い」の最中に体育教師の掌がスカートに守られた太腿の上に乗せられても、彼を罵倒したりプリントをたたき付けて立ち上がったりすることは……もう……できないのだ。
 セクハラ教師にスカート越しの太腿の弾力を、次第に上がっていく体温を楽しまれてもアスカは身体を強ばらせるだけでそれ以上の抵抗ができなくなっているのだ。

 ……どうしよう、どうしよう。
 逆らえないアタシを戸惑いの表情で伺っていたセクハラ教師の口元に確信の笑みが浮かんでも、アタシは言い訳もなにもできないに違いない。
 あの教師が凍り付いたみたいに無口になった女子生徒をにやにや見下ろして、何気ない質問を繰り返しながらゆっくりゆっくりじわじわ下半身を撫で回し始めたらどうしたらいいの?
 スカートの上を這う指が、とことこゆっくりゆっくり脚の付け根に向かって進んできたら……太腿を閉じなきゃって思うのに、「でもまだスカートの上からだから」とか言い訳を見つけて、きっときっとなにもできないんだわ。
 スカートと下着の生地越しだけど、ぐりぐり先生の指で太腿の付け根を意地悪されていくうちに、きっとアタシはぴったり閉じていた閉じていた膝をすこしずつ緩めてしまう。
 もう完全に勝利を確信した変態教師がアタシのスカートをそっとそっとじわじわずり上げて、すべすべの太腿どころか下着が見えちゃうようにされても、アタシはきっと逆らえない。
 この変態教師の手がアタシのすべすべの太腿をゆっくりゆっくり撫ではじめても、アタシは机の上にぎゅっと固めた握り拳を置いたまま、ふるふる震えて悪戯されっぱなしになっちゃうんだ。
 すべすべの太腿の感触を楽しまれたあと、ショーツの上からくりくりぐりぐり悪戯されて、下腹部が湿気と熱気を帯びていることを知られてしまえば……。

 「もっと脚を拡げろ」って低い声で命じられると、アタシはゆっくりじわじわ膝を緩めて、やがて恥知らずに大開脚しちゃうんだ。
 そしてほかの先生の目が届かない机の下で、アタシの下半身はエロ教師に悪戯されて意地悪されてぬるぬるに発情させられちゃうの。
 ショーツの中まで入り込んだ指に、ぬるぬるのバージンホールとかちかちのクリットを探り当てられたアタシは自分の手で口を押さえてあえぎ声を押し殺すことしかできない。
 「誰かに『開通』してもらってセックスの味を覚えたのかと思っていたが……」体育教師がアタシにささやく声が絶対的な「なにか」を持っていることにアタシはいまさらながら気付いてしまう。「……どうも違うようだな。まぁぜんぜん構わないけどな。あとでどういう心境の変化があったかじっくり聞いてやるよ」
 アタシはうっとり上気したまま、腰を少しずつ前にずらし、先生がもっとアタシの恥ずかしいトコロを「検査」しやすいポーズを取ってしまうの。

 それから十分あまりのあいだ、アタシは夢のような……いえ、本当は悪夢の……はず……ううん、とっても素敵な……うん、甘美な……時間を過ごすのだ。
 先生の掌で太腿を内腿を撫で回されていくうちにどんどん高まっていく体温。
 オトナの指でじっくり下着の上から意地悪されて、どんどん湿ってゆく下着。
 クロッチの横から忍び込む指で浅くピストンされるのは、オトナの指でじっくりと意地悪されるのは、オナニーの何百倍も気持ちいいんだから!
 他の先生たちのちらちら投げてくる不審そうな視線をちくちく感じながら、先生にぬるぬるにされていくのはとっても素敵なんだから!

 「お手伝い」が完全に中断していることも気付かないまま、アタシは先生の隣でとっても素敵な時間を過ごす。
 セクハラ教師に耳元で囁かれる恥知らずな質問に、いままでなら絶対に返事なんかしなかった意地悪な質問も、いまならとっても素直に答えられるのが自分でも不思議だ。

 「式波は処女なのか?」
 こくり、とあたしはうなずく。
 「オナニーは毎日しているのか?」
 しばらくたってから首を振る。
 「本当のことを言わないと弄ってやらないぞ。式波、オナニーは毎日しているのか?」
 ……こくり。
 「指入れオナニーか?」
 ……ぶんぶん。
 「クリトリスをくりくりしてるんだな?」
 ……こくこく。
 「男はいるのか?」
 ……あたしは首を振る。
 「アレ……碇とはどうなんだ?キスくらいしたのか?」
 ……再び否定。耳元の哄笑がなぜかぜんぜん耳障りじゃなくなっていた。
 「本当にアスカはいい生徒だな。賢くて美人で、スポーツ万能で……」
 ショーツのウエストのゴムをくぐって侵入された指でくちくちと悪戯される。すごくいい。背筋がもうぞくぞくして、先生の言うことがすべて正しいと思えてくる。
 「だからご褒美だ」
 クリトリスをきゅっと摘まれて、アタシはとってもとっても幸せなキモチでオナニー以外のアクメを迎えることができるのだ……。

 「おや、式波は気分が悪そうだな。よし、先生が家まで送ってやろう」
 白々しい言葉とともに職員室から連れ出される.ウエストに回る手がとっても逞しく感じて、アタシは無意識のうちに先生にしがみつく。
優越感と感謝の感情に包まれているアタシは、ほかの先生たちの不審と驚きの表情にむしろ腹が立ってしまう。
 そのまま誰もいない踊り場まで先生に支えてもらってふらふら進み、そこでアタシは先生にオトナのキッスの素晴らしさを教えてもらうのだ。
 ぬるぬる動く舌を絡め合う快楽で頭の中が真っ白になったアタシは、とろとろ涎がブラウスにこぼれちゃってることも気にすることもできなかった。
 「アスカ、スカートをめくってパンティーを見せな」
 ……ふふっ、やっぱりオトコのひとって「ぱんてぃー」って言うんだぁ……。
 うっとりと先生を見上げるアタシはためらうことなくヒカリにときどき注意される短めのスカートの裾をおへそが見えちゃうくらいまで持ち上げた。
 「いい貌をしてるぞ、アスカ。『オトナに恥ずかしい命令をしてもらう』のはそんなにいいか?」
 こくりとうなずき、そのまま目を伏せてしまう。
 おとがいを持ち上げられる。
 知らぬまに半開きになる唇。ぬるりと進入する先生の舌。
 いやらしいキッスがアタシを幸福感でいっぱいにする。
 ぎゅっと両手に力を入れないとスカートの裾が元に戻ってしまいそうだった。
 キッスが終わったあともアタシはショーツを隠すことは許されなかった。
 「服装検査」の時みたいにアタシの周りをゆっくりゆっくり先生が歩くあいだも、アタシはまっすぐ廊下の壁を見つめたまま、スカートを持ち上げ続ける。
 「やっぱり洋物のケツは良いな」背後からの賞賛にアタシは真っ赤になった。
 先生の手がアタシのお尻をいやらしく撫で回し、ねっとりこね回す。
 アタシは逆らえない。非難の声も、拒絶の悲鳴も上げられない。
 お尻を撫でていた両手がショーツを摘み、そのままくるんとアタシのヒップを剥き出しにした。
 そのままするする下げられて、膝小僧を足首をくぐり、言われるがまま右脚を左足を上げて、そのコットンの可愛いショーツは先生のポケットに収まった。
 そのあいだもアタシはスカートを持ち上げた直立不動の姿勢を取ることを命じられていた。
 たった一枚のちいさな布きれを失っただけで、アタシは、式波・アスカ・ラングレーはさっきよりももっと先生の言うことを聞く従順な女子生徒になっていた。
 先生があたしの周りをゆっくりゆっくりぐるぐると回り、笑みを含んだ声で「感想」を述べる。

 「なんだ、式波はまだちゃんと生えてないのか」
 「ほう、プライベートな水着はビキニか。日焼けのあとがいやらしいぞ」
 「本当に真っ白な尻だな。小振りなのが……なんともそそられるな」
 「おや?式波、『休め』の姿勢を取ってみろ……ほぉ、内腿にまでいやらしい汁が垂れてるぞ?気づいているか?」

 先生の言葉が頭の中で何度も何度もこだまして、アタシはどんどんダメになってゆく。
 だからようやくスカートを戻していいって言われると、アタシは自分の足で立っているのがやっとなくらいふらふらぐらぐらしてしまう。
 だから先生に肩を抱かれ、「じゃあ先生の車で送ってやるぞ。少し遅くなるぞ」と宣言されると安堵と損に支配されたアタシはこくんとうなずき、無言でジャージにしがみついてしまうのだ。
 体育教師がにやりと笑い、アタシの頭を撫でた。
 「さぁ、行こうか」
 アタシはもう、なんの迷いも疑問も持てなくなっていた。
 だから帰宅の生徒がちらほら通る廊下を先生と密着して歩くことを恥ずかしいとも異常だとも思えなくなっていた。
 「あ……え!?」
 親友の洞木ヒカリがあたしたちの真っ正面で唖然としていた。
 アタシと先生を交互に眺め、ただ言葉を失っていた。
 ……ほんと、まだコドモね。ヒカリは。
 アタシは可笑しくてたまらない。
 「さよなら。ヒカリ」アタシは笑顔で挨拶すると、先生にぎゅっとしがみつく。ヒカリの表情がみるみるうちに嫌悪と懸念に曇った。
 アタシは先生のジャージを掴んだままふわりふわりと歩き始める。肩を抱いていた先生の手が背中を伝い、アタシのお尻をスカートごしに撫ではじめる。
 「じゃあね、ヒカリ」
 あたしは振り返って親友に微笑む。
 ヒカリの瞳にあるのは激しい軽蔑だった。
 でも、アタシはぜんぜん気にならない。
 ただただ優越感と誇らしさで胸がいっぱいだった。
 ……だってだって、ヒカリ、アタシは、式波・アスカ・ラングレーは、「先生のお気に入り」なんだから。そう、英語で言えば「ティーチャーズ・ペット」なんだから!
 クラスでも、ううん、学年でも格好でも特別なアタシは、先生からも特別な扱いをしてもらえるんだから!
 「特別な生徒」として他の女子生徒達が望んでも得られない体験をさせてもらえるんだから!

 だからアタシは駐車場の隅に止められた体育教師の車、その助手席になんの迷いもなく座ってしまう。
 クラブ活動中の男子生徒の注視の中、女子生徒からは暗い噂と悪評まみれの中古車の低いシートに腰を落とし、彼らに真っ白な太腿の付け根近くまで見せてあげる。
 ……ふふっ。いつも物欲しそうに見てるだけだったね。
 ……これからも時々見せてあげるかも。先生のモノになったアタシのカラダを。
 わざと膝を立てるようにして身体をひねってシートに身を落ち着ける。
 五〇メートル以上離れていても、男子のあえぎと視線がアタシには感じられた。
 「ドアを閉めろ」命じられるまでもなく、アタシは自分自身の手でドアを閉める。
 重い音ともに完成する煙草のにおいでいっぱいの密閉空間で、アタシは体育教師の命じるとおりM字開脚ポーズを取る。
 先生の左手が下着を着けていないぬるぬるのあわいをくちくちと弄り、質問を開始する。
 もちろんアタシはその質問に正直に答えてしまうのだ。
 M字開脚の膝小僧を必死で抱えて、ぬるぬるのアタシのアソコから押し寄せる快楽と幸福に夢中になって。

 ……夢で、夢の中で、アタシは、式波・アスカ・ラングレーは……先生たちの奴隷になっていましたぁ!
 ……オトナのヒトにはかなわないって思い知らされて、とってもいやらしくキモチヨクされてましたぁ!
 ……お、お、お尻を調教されて、アスカは先生のアナル奴隷になってましたッ!まだバージンなのに、純潔なのに、先生のオチンチンでずぶずぶされるのが好きな女の子に変えられてましたぁッ!
 ……だ、だからだからだからぁ!先生が、先生がアタシにいやらしいことをしてきた瞬間、「夢がかなった」って「夢が本当になった」って嬉しくなっちゃって……ぇ。

 あたしは泣きながら告白する。
 もちろんそれは歓喜と感激の涙だ。
 淫らな夢に洗脳された式波・アスカ・ラングレーは先生の太い指でくりくりアナルを弄られて、現実の世界が夢の通りになったことを心の底から感謝して、それを実現してくれた体育教師に絶対の隷従を誓うのだ。
 学校の駐車場で、教師の車の助手席で。
 車の正面からのぞき込めばピンクのヴァージンホールもココア色のお尻の穴も丸見えのM字開脚ポーズで。
 先生の指でぬるぬるに愛液を迸らせて、涙を流して絶頂しつつ。

 「……そ、それで……『いくらでも大きな声を出していい場所に連れて行ってやるから』ってあのエロ教師に言われて、ラブホに連れ込まれて悪戯されるの……。たっぷりフェラの仕方を仕込まれて、うまくできたらご褒美にクリトリスを意地悪されちゃうの。そして最初はやっぱりお尻……なの……ぶっとい指でぐりぐりされて、ぬるぬる舌で舐められて……アタシはもう完全にあのセクハラ教師の虜にされちゃって、バカシンジへの想いなんて完全に『なかったこと』にされちゃうんだからぁ……ああ、ああ……どうしたらいいの?どうすればいいのぉ?」

 またもや妄想にどっぷり浸ってしまった式波・アスカ・ラングレーの隣で真希波・マリ・イラストリアスもまた、自身の淫夢に弄ばれていた。

 「ああ、ああ、セクハラ教師の共有ペットでぇ……ぼろアパートに飼われちゃうんだぁ……昼間はがっちがちに拘束されて、先生の布団の上に投げ出されて放置されるのね?
 お布団にしみこんだ先生の牡の匂いをすんすん嗅ぎながら、ぷるぷる震えるオモチャにじらされ続けるんだぁ……。
 先生が帰ってくるのが待ち遠しくて待ち遠しくて仕方なくなったマリは三日もたたずに素敵なペットに変身しちゃうんだにゃぁ。
 朝、先生が学校に行く前に付けてもらったオムツの中にお漏らしするのも、帰ってきた先生にくすくす笑われながら「あとしまつ」されるのにもぜんぜん抵抗なくなって、飼われることが素敵なことだと思えるようになるぅ……。
 もちろん、もちろん、帰ってきた先生にマリはずんずん可愛がられて、ひと突きごとに従順で素直になっていくのぉ。
 生のオチンチンと中出しが大好きになったマリは、逃げ出そうなんて思えなく……ううん、最初から先生のペットだって洗脳されちゃうんだよ。
 日替わりの「ご主人さま」がいることに疑問なんか持てるわけないじゃない!
 それどころか、いっぱいご主人さまがいてくれる幸せにどっぷり浸って、今日が何日なのか、ココがどこなのかもどうでもよくなってくるんだからぁ。
 そしてそしてそしてぇ……お休みの日には『ごしゅじんさま』たちに愛してもらって、マリはもっともっと幸せになるんだから。
 犬のポーズが普通の姿勢になってることも、後ろからおっぱいこってり絞り上げてもらうのも、いやらしい言葉やご主人さまの名前をタトゥーされるのも、ハダカでお外へお散歩するのも大好きになっちゃうのよ。
 そうそう、ロリコンの先生に調教された女子小学生ふたりにごほーしするのも悪戯されるのもとっても素敵だと思ってしまうんだわ。
 すべすべでぷにぷにの手や足で意地悪されるのはぞくぞくしちゃうし、蔑むような目で見下ろすあのコたちの爪先からぺろぺろチュッチュしてあげて、ゆっくりゆっくり上の方まで舐め舐めしてあげたときの嬉しそうな溜息は……とっても素敵な音楽なのよ。
 ああ……そしてそして、あたしの意志なんてまったく関係なくご主人さまに種付けされちゃうの。
 いまよりもさらにひとまわり大きくなったバストの先からミルクを搾り取られる真希波・マリ・イラストリアス……。
 ぽっこり育ったお腹のなかにいる赤ちゃんのことを気にしながらも、ドッギィスタイルのお尻のセックスに狂わされる囚われの真希波・マリ・イラストリアス……。
 ……ああ、ああ、なんて無残なの。
 ……ああ……すごく可哀想で……なんだろ……な……」

 「ああ、はやく!はやくぅ!バカシンジぃ、早く来てよぉ。早く来てアタシを犯しなさい……。そうじゃないと、そうじゃないと……ほんとにほんとにアタシ、先生のペットになりたくなっちゃうよぉ。大人の人の玩具になりたいってかんがえちゃうんだからぁッ!」

 「わんこ……くぅん。難しいコトなんて考えなくっていいから、マリを、マリをペットにしてほしいにゃぁ。意地悪して、悪戯して、虜にして欲しいのぉ。知らない誰かに飼われる未来なんて、そんな恥ずかしくていやらしい未来を打ち消してぇ……ああ、わんこくぅん……」


 夕日の差す書庫で二人の少女が甘く切なく、淫らにあえいでいた。
 想い人が一刻も早く駆けつけることを夢見て。
 その「彼」が獣になってくれることを願いつつ。



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