NEON GENESIS EVANGELION FANFICTION NOVEL
X-RATE GENESIS EVANGELION
Tentacle Series
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アスカの触手がシンジにするのと同じ様に、シンジはアスカに自らの唾液を塗り込む様に舐めていく。
何度も口憑を交わし、鼻の頭から額にまで舌を点字を打ち込む様に触れていく。形の良いその眉毛を繕う様に唇を這わし、目尻を舐め、頬に幾多ものキスを浴びせつつ舌を耳の方に持っていった。
耳朶を裏から舐め上げてから甘噛み。
「ぁふっ!ぅぅ」
耳にアスカの吐息が掛かり、その声が脳を刺激する。
お返しとばかりに舌を耳に入れ、外耳から渦を巻くように奥へ、奥へ。
「ひぁっ、ぁぁあ!」
それだけでもアスカの肩は跳ね上がり、背が仰け反ろうとするが、シンジはそれを逃さぬ様に強く抱きしめて、また耳朶を甘噛みした。
「だめ、ぇ…せつな、いよう」
息を荒くするアスカの声に心地良さを覚えながらも、言葉それ自体は受け入れない。
そのまま首筋と項の方へと筆で描くように舐め上げていく。
頬に添えてた手も同じくして首筋を撫でながら、なだらかな肩を味わい、くっきりと浮き出た鎖骨に指を這わす。
首筋から肩にキスを浴びせながら、手はそのまま下ろして、柔らかな丘をゆっくりと登っていった。
心臓が高まる。
その豊かな膨らみの谷間は、何度か見た事があるものの、触れるのは初めてだ。
触れようものなら激しい拒絶をされるものを、今はこうして、彼女から誘うようにして受け入れられる。
胸がすくような思い。
指を立てながらその丘を内側に回り込み、もう一度下る。そのまま外枠を添うように描き、柔らかく包むように手を広げた。
「ふぁ、ん、ぁ」
指の腹が乳首に触れる。既に堅く立っているのが軽く触れるだけでも分かった。
「アスカ」
「い、言わないで、んっ!」
乳首を指の間に挟み、大きくゆったりと円を書くようにその胸を揉んでいく。
口は肩から首筋に戻り、顎を舌から掬い上げてから、また鼻の頭に何度もキスをした。
照れて俯こうとするのを何度も執拗に追い掛ける。
「い、いじわる」
諦めたのか、顔を上げてシンジの唇を塞いだ。
何度しても飽きない、足りない。貪る様なキス。
行き場を失った片手はシンジの脚に、もう一方は自分の胸を揉んでいる手の上に、自分で誘う様に手を乗せる。
触手もシンジの頬を、背中を、脚を、丹念に舐る様に這っていく。その度にシンジの肌の温もりが、腰の奥から吹き出てくる。
そんな触手の愛撫を甘んじて受けてくれるシンジに、余計に躰が打ち震えてきた。
「は、はっ、あっ、し、んじ、焦らさない、で」
触手ではなく自分の手が、胸を触っていたシンジの手を下へ下へと下げていった。その空いた隙間を埋めるようにシンジに胸を押しつける。
「あ、すか?」
シンジは戸惑いながらも、半ば仕方なくその誘導に乗る。胸から腰を経て、淡い茂みをゆっくりと通り越し、アスカの淫口へと誘われた。
軽く触れただけで滴る音が響き、指先が滴に濡れた。
「あぁあぅっ!」
「あすか…」
「だ、だめ、言っちゃだめ…」
「凄い、濡れてる」
「やぁ、だめ、って、いったのに……ばかっ、ぅう」
シンジが触れた、シンジに触れて貰ったというだけで、もう栓は締まらない。それだけで止め処なく漏れているのに、その指を動かされたら気が触れそうになる。
なのに躰も触手も、更に求めて動きは止まない。胸も幾度となくシンジの躰に擦りつけている。そしてその動きに合わせてか、シンジの指が陰唇と陰核を何度も往復し始めた。
「あ、ぁ、あっ、んっ、あ、や、ぃやぁ!」
自分の躰に刻み込まれている歪な深い溝。淡い茂みに囲まれたそこは、雨後の森の様に滴が散っている。滴は拭い取られ零れていくが、それでも尚再び雨が降るかのように濡れていく。
ラビアが捲られる度に水の音を発し、奥から溢れる淫液は涙のように涎のようにシンジの指に絡みついていく。
アスカはそれを自分で見ている様な錯覚に陥る。否、見えていた。
触手の視線。
シンジの指にさすわれて姿を現した陰核は、大きく紅く膨れあがり、触れられる度に悦びとなって身を震わせている。擦られ、摘まれ、弾かれ、飽く事無くぬめりと刺激を求め続ける。
陰唇もシンジの指に蹂躙される度にその形を変え、時にその指を呑み込み、濡液と匂いと音を止め処なく吐き出している。
その姿がまざまざと目に“見える”のだ。
見えるのは自分の雌の部分だけだなく、シンジの反り立った雄、そのもの。
想像よりもそれは大きく堅立し、それが自分の膣中に入ってくるのかと思うと僅かな恐ろしさを感じるが、逆にこれで突き上げる様に挿し込んでくれれば壊れる事も出来るだろうと思った。それの半分にも満たない太さの指が僅かに挿いってくるだけでも、これほどまでに打ち震えるのだから。
だが、その脅威と言うべき形をもった陰茎に、愛おしささえ芽生えてくる。
先端から時折溢れ出ている滴が健気に打ち震えるその姿が、妙に愛嬌を感じてしまう。触手が彼の背中をさすり、指が彼の内股を撫で、彼の耳に喘ぎと吐息を吹きかける度、脈動するのが特に。
彼も同じく感じている。
触れて欲しいと、繋がりたいと、濡れていく。
指を充てたまま上へと滑らし、腕でその茎を撫で上げていく。
「ンっ…!」
嬉しかった。胸が躍った。
自分が触れる事で、声を殺して喘ぐシンジに、愛おしさが膨れあがる。
献身的に、そして嗜虐的にそれを弄りたいと切に願う。
徐々に上がっていった腕、その手首は鈴口に掛かり、滲み出る滴を広げるように亀頭を舐めていく。
音こそは聞こえないものの、刺激を受けた陰茎はまるで逃げまどうかのように跳ね上がる。
そして暴れる茎を押さえるかのように手の平に収めて、更に茎全体を濡らす様に手を下ろしていく。
「くっ…」
声を聞き顔が上気する。自分が責められる快楽とはまた違った悦び。
堅く、脈打ち、独特な感触のする茎。奇怪な形をした、醜悪な形をしたそれを、シンジの陰茎を躰中に這わせたいという考えさえ浮かんでくる。その先端から出てくる白濁の液で、塗れたいと願う。
「あ、すか?」
気が付けば、口は彼の胸を這い、腹に頬を撫でつけながらそこを目指していた。シンジの指の愛撫が途切れてしまい、少し寂しく感じるが、それは自分の手で埋め合わせた。
そしてそこに辿り着き、自分の目でその形を眺める。
まさに肉塊。
自分をこじ開け、貫き、蹂躙し、掻き混ぜ、注ぎ込み、壊してくれる愛おしく醜悪なるもの。
そこに片手を添えつつ、崇拝するかのように口付けをした。
「んぅっ!」
背中で何かが駆け上る感覚。シンジはそれに耐えつつ、アスカの下ろされた艶やかなその髪、頭に手を置いた。
そして今一度その姿を見る。
白く細く、まるで職人が何年も掛けて創り上げたかのような細い指が、醜悪な自分の茎を撫でている。
常に気高く勝ち気で居続けていた彼女の顔は、頬を上記させ潤んだ目でそれを見つつ、唇を亀頭に乗せている。
支配感と罪悪感が綯い交ぜに渦巻く。
アスカが、舐っている。
ただそれだけで猛る。想像する事すら禁忌と思っていたその欲望が現実となり、鈴口からは透明の淫汁が流れ落ちて彼女を染めていく。
アスカの唇が亀頭をしゃぶり上げ、アスカの舌が傘の輪郭を撫で、アスカの手が茎を擦り上げ、アスカの視線が時折自分の顔に注がれる。
射しそうだ。
彼女は執拗に亀頭を、飴を舐め上げるように口に含んでは吸い出している。その度に鈴口と唇は糸を引いて結ばれていく。
茎の脈動が激しくなってくると、手は陰嚢の方へと周り、裏の方から包むように手の平で弄ばれる。
先端を舐めていたアスカの口は徐々に奥へと含まれていき、舌は亀頭と筋を、そして茎全体をも舐め上げてきた。
「あ、あすか!」
止まらない。力を込めて押さえようとすればする程、それは逆に込み上げて来る。
アスカの頭を少しだけ強く掴み、動きを抑えようとするが、逆に彼女は動きを早めてしまう。
「だ、駄目だよ、出ちゃうよ!?」
だがアスカはシンジの陰茎を更に深く銜えこむ。そして返事の代わりに、シンジの尻に手を回して、自分の方へ引き寄せた。
喉の奥に当たり噎せ返る様な苦しさもあるが、目を瞑り何かに耐えようとしているシンジを、もっと銜えたいと言う欲望が湧き出てくる。
口を犯されるというその行為は、とても屈辱的で、とても卑猥で、そして甘い。
自らをも指で責めながら、シンジの陰茎を貪るように銜える自分の姿も見える。
雌。
そう、雌になっていく。
だらだらと雌汁を股の間から垂れ流し、口を犯されている悦びに打ち震え涎を垂らし、微睡むその目には理性の欠片も残って無い。
そんな自分の姿を嫌悪する所か、酔いしれて堕ちていく。
───穢して
陰茎が膨れあがった。
「あ、アスカっ!」
鈴口から迸った熱の塊は、アスカの舌を撫で、そして喉奥に叩き付けられた。余りの勢いに押されそうになる。
再び茎を強く絞るように握り直し、銜え続けながら呑み込もうとするが上手くいかない。少しだけ口を離してみたが、暴れる茎はアスカの口から逃れ、その顔に白濁の液を吐き出している。
その熱の所為か、その雄の匂いの所為か、無意識の内に陰核を摘んでいた。
「っぅ…………んあ、ぁ……ぁあっ!」
白に染まっていく。
白に塗られていく。
シンジの精液が頬を伝う。彼の高みが形となって顔を濡らしている。
鼻の辺りに掛かったそれは、ゆっくりと堕ちていき、開かれているアスカの口の中に零れていく。
「ご、ごめん!」
だがシンジの言葉は耳に入らなかった。緩んだ口と上気して精液に塗れた頬と、潤んだ目をシンジに向ける。
シンジの精を掛けられ、絶頂を迎えてしまった自分を晒け出す。
淫猥な自分を。
「しんぢ…ごぇんね……、とまぁないの、ほしぃの、しんぢがほしぃの、もっと、いっぱい」
彼の手を引っ張り寄せながら、彼の目の前で大きく脚を開いていく。
「みて、いっちゃったの。せいぇきかけてもらって、いっちゃったの。でも、もっと、ほしぃの」
陰唇を両手で広げる。
絶頂を迎えて蠢く襞の中から、まだ淫汁は止めどなく出ている。シンジも思わず凝視してしまう。
「おねがい、挿れて。いっぱいだして!壊して!」
僅かに躊躇うシンジを触手が促す。
腕にまとわり付き、脚にも絡まり、尻を撫で上げられ、まだ萎える事の無い陰茎を握られ、刺激される。
滲み出る熱い粘液と斑の疣に刺激されて、より一層堅さを増していった。
出したばかりなのに激しく疼く。
目の前には塗れそぼったアスカの陰口。
今か今かと待ちわびている膣内。
とろけたアスカの顔。白濁に塗れた顔。
アスカの唾液と自分の精液と、触手の粘液に濡れた亀頭は、ゆっくりと襞を分けていった。
「んぁっ!!」
じゅぶじゅぶと音を立てその姿は膣中へと消えていく。
大きく広がっていた筈の陰唇は、シンジの肉塊で完全に塞がれていく。
「ああぁああっ!」
激しい痛みに襲われ、躰が仰け反る。だがそれが余計に、シンジのものを奥へと一気に誘い込んでしまった。
「っ………ぅ……う!」
繋がった僅かな隙間から、シンジの陰茎を伝い紅い滴が垂れ堕ちる。
覚悟はしていたが、痛みは壮絶としか言えなかった。
引き裂かれ、貫かれている。
だが今はこの痛みを甘んじて受けよう。
寧ろこの痛みこそ、彼が与えてくれたもの。
そして何よりも今、彼が膣内に居る事。
「しんぢ、ありがと」
「アスカ…」
「きす、して」
涙で霞んで何も見えなくなる。
近付く彼の温もりをとこの痛みを唯々感じて居たかった。
柔らかな口憑。
「しんぢ、いいよ」
「でも……」
「いいの、いっぱいして」
シンジはやはり躊躇ったが、アスカの手と触手が後押しする。
まだ痛みは十分にあるが、それも含めてシンジの気持ちだと甘受する。
滴る音と肌がぶつかる音と、荒くなっていく二人の声。
満たされていく。
情欲の渦に身を浸していく。
引き出される度に陰唇は捲れ上がり、隙間から滴を吹き出す。深く貫かれる度に内壁が擦られて、淫液が膣内に貯まる。
互いの粘液は脚を汚し、躰を汚し、身を浸す程に辺りに広がっていく。
乳首を甘噛するシンジが、自らも腰を動かしより激しさを求めるアスカが、この球体の中に収まる世界の全てになっていく。
「んぁ、あ、ふ、い、いい、すご、い、も、っと、いっぱい!」
「んっ、ハァっ、あ、アスカ……締まる…熱いよ…っ」
ぐちゃぐちゃ。
ねちゃねちゃ。
熔けた飴のように甘く。
ぐちゅぐちゅ。
ぷしゅ。
汗を吹き、潮を吹き、涎を垂らし。
「あは、あはは、しんじの、おっきぃ、おっきぃよ」
「ふ、あは、あすかも、すごい、やらしい、顔」
叩き付けられる腰に悦び背を仰け反らせ。
「いく、いっちゃう、はやく、いっぱい!」
「あすか、出すよ、膣内に!」
「うん、うん、あ、あぁっ、だめ、はやくっ!」
1本の触手はシンジの背に回りこみ、腰から下へとはい回ると、既に淫液で塗れているアナルにゆっくりと首を埋めていく。
「うぁ!んっつ!だ、駄目だよ!アスカ!」
「しんじ!もう!もうっ!」
動きが止まろうとするシンジの腰を、手と触手が無理矢理動かす。アナルに入った触手は粘液を吹き出しながら、そこを目指した。
「んっ…………ぁあああああああああああぁぁああぁぁぁっ!!」
「うっ……っく!!」
満ちていく。膣内がシンジの精液に満ちていく。
だが、腰の動きは止まる事を許されずに、アスカに叩き付けられている。否、アスカは更に呑み込もうとしている。
「はぁあっ!いい!もっと、ちょうだい!だめ!とまら、ない!」
射精も止まらない。
出し切ったと思っても、アナルに潜り込んだ触手がその度に刺激し、粘液を吐き出してくる。
まるでシンジも自分自身に犯されているかのように、アナルから白濁の液を拭きだしていた。
「止ま、らないっ!」
びゅくびゅくと激しく音を立てて、アスカの膣内に射精し続ける。
止まらない腰の動きに合わせ、淫液と混じった白濁の液が二人の脚の周りに吹き出していた。
「んふ、ぇ、ぇへへ、いっぱい、でてる、でてるよ、えへ、えへへへ」
「んぁっ!あ、す、っ、かぁ…」
沈む。
白濁の液に。
アスカの淫液に。
シンジの精液に。
触手の粘液に。
ずぶずぶと。
溺れる。
───もっと
───貴方に壊されたい
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Writin' by Kanna Touru
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