熟母ミサト、十四年目の帰宅:Re

Original text:引き気味


『 Gaiety God's reGenesis 』


 ギシギシと敷居にきしむ雨戸を開け放ち、朝方の冷え込みが残る空気を部屋に通す。
 夜に強い雨音を立てていた雲を運び去っていった風も、まだ完全には収まりきっていない。ミサトの長い髪が背中へとなびいた。
「あぁ、母さん。そういうことは俺たちがやるから」
 早い内から起き出し、庭で一仕事片付けていたらしい息子の目に留まってしまったようで、手を振りながら駆け寄ってくる。
「別にたいしたことじゃないわよ。病人じゃあるまいし」
「似たようなものだろう?」
 草を踏んでくる足音の向こうでは、柱を立ててトタン屋根を被せただけの場所をカーポート代わりにした古い愛車が、もう十年は動かしていない曇ったフロントガラスに朝陽をきらめかせていた。
 遠い汽笛がゆっくりと響く。庭先の斜面から見渡せる山間の景色に、村のコンテナ集積地に錨を下ろしていた輸送艦がS2機関にパルスを走らせながら上昇していくのが見えた。
「良かったわ。航路を変えずに予定通り出港できたみたい」
「またそうやって、いつまでも仕事の虫みたいなことを。まだ風も冷たいのに」
 長靴を脱いで縁側に上がった息子が背中を押し、部屋の中に戻るよう促す。その後はさっと障子も閉めてしまった。
 寝室に使っている部屋はまだ布団も上げないままで、家族分の寝具が入り混じって寝乱れた跡が残っている。
「……空気を入れ替えたいのよ」
「二度手間じゃない? なんか余計な元気余ってるみたいだし」
 『ぁ……』とミサトは頬を染めた。
 寝間着に羽織っていた浴衣の背中に息子がぴったり寄り添って、目立ってふっくらとしてきた腹部ごと抱きしめてくる。
 そこを撫ぜ回すようにした手はすぐに帯の下で裾を割って、じかに母親の太腿を撫ぜ回し始めた。
「母さんが今考えてなきゃならないことって、二つだけだろ?」
「そんな、リョウジ……。朝からなんて」
 撫ぜ回しながら熟母のあやうい場所の方へ、ムッとした濃い女の匂いの方へと移されていった手のひらに、早くも背筋はゾクゾクと浅ましい予感を覚えだしていた。
「ぁ、いやだわ……。朝ごはん、シンジ君が準備してくれてるんでしょう?」
「シンジの飯なら、ちょっと冷えたって美味しいさ。呼びに来たら後回しになっちまうの謝ってさ、とりあえずしゃぶってやれよ」
 実の母親の秘部で、大人の女のこんもりとした茂みを弄びながら口にしてくるそのセリフ。『母さん』と呼びながらではあっても、息子という立場なら踏みとどまるべき一線を幾つも蹴り飛ばした上での、尊大さが滲む。
 母親に向けてはならない、ケダモノじみた願望を隠してもいない。
 それを嗜めることはミサトには出来なかった。
「なぁ、母さん。また頭ン中、コイツでいっぱいにしてやんなきゃならないのかな……?」
 ヒップに押し付けられている強張りきった肉塊の感触は、彼女を息子たちの前ではヴィレの葛城大佐でも、不出来な母親ですらもいられなくしてしまうものだ。
 愛する息子たち二人がかりで、そう躾け直されたミサトなのだった。
「あぁ……ぁ、だめよ……。ああん、ぁ、なんて子なの……。そんな、母さんにいじわるばかり……」
 背徳的であるが故の他に代えのない秘悦を刻み込まれた女の場所は、息子の指に肉裂をくじられれば、憚りを知らない喜蜜でぬるぬると受け入れの態勢を整えてしまっているのだ。
「嘘つけよ。こういう息子の俺たちが大好きで、ガキまで孕んじまった母さんがさ」
 まだ体温の残ったままだった寝床にまた押し倒されていって。この朝のミサトはもう、相姦儀式への興奮にそそり立った息子を迎え入れるべく、自分の方から両脚を開いていたのだった。

 ――そしてその時、世界はたしかに静止したのだ。


◆ ◆ ◆




1:リンゴの芯の名無しさん
基幹ゴルゴダオブジェクトは新たなダンスの前にスケジュールに合わせたサーバーメンテナンスを開始しました。
各ノードから引き上げられた観測結果のすみやかなファイリングと、リソース管理計画に沿った公平な剪定審査に努めてください。
より良い可能性を実に結ぶため、世界樹は円環の連なりを更に肥沃なものとする優れた知見を期待します。

・天竜二俣サーバーが当スレッドの管轄に加わりました。 ← ★NEW!
みんなで新しいおもちゃ――もとい、おともだちを歓迎してあげてね!

・パリサーバーの話題は当該スレで。
カチコミ艦隊イベント発生時のみ例外として取り扱いますが、脱線のし過ぎはご法度です。嵐判定出たらBANされちゃうゾ!


2:リンゴの芯の名無しさん
チルドレン第二世代ルートの新規開拓、オツ


3:リンゴの芯の名無しさん
ボテ腹で良く頑張った。感動した。
二人目のお子さん兼お孫さんの名付け親は、ベスト尽くさなくても良かった副長さんでつか?


4:天竜二俣の名無しさん
ああああああああああああああああああああああああああああああああ


3:リンゴの芯の名無しさん
男だったら当然、また父親に倣ってリョウジだろう
初代加持リョウジ。二代目加持リョウジ。三代目葛城リョウジ?
あ、ひょっとしたら葛城シンジの可能性もあるのか


4:天竜二俣の名無しさん
ああああああああああああああああああああああああああああああああ


5:NHG一番艦の名無しさん
無様ね


6:天竜二俣の名無しさん
釈明の機会を……!
本件は年齢に見合った常識、倫理観の育成に務めるべき義務を負った周囲の大人達の責任に帰するべきところが大であって
特に監督の任にあった筈の彼が、いったい何を教えていたのかと!


7:リンゴの芯の名無しさん
ここで実況ログから見どころ抜粋
>『ダメっ、ダメ、だめぇぇぇ……! 私たち、わたしたちっ、地獄に落ちるんだわ。これじゃ息子の赤ちゃん出来ちゃう……!』
>『ミサトさん、やっぱりリョウジ君に中で出してもらってる時が一番興奮してるよね』
>『がっかりだよなぁ、俺の母さんがこんな変態近親相姦マゾだったなんて』
>『ヒイッ。ひぃ、ィ……ぃヒィィ〜ッッッ!? 赦して、ゆるしてぇぇぇ……!』
>『ほらぁ、真っ赤になるまで尻ひっぱたいてやっから、またでかいアヘ声上げて逝っちまえよ! 母さん!』
>『アヒッ!? ヒッ。ぃぃぃ、イクッ。わ、わたしぃ……ッ。ぃいいい、イッちゃうのぉ――っッッッ』


8:天竜二俣の名無しさん
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あああああああああああああああああああああああああああ!
聞こえない!
見えない!
わたしには何も、何も……!


9:赤い砂浜の名無しさん
ケンケンのせいにしてないで、十四年もまともにセーヨク発散してなかった自分の欲張りっぷりを反省してなさいよ


10:楽しい我が家の名無しさん
正直な感想を言うと、好きな相手の子供なだけマシだと思うわ
私から分岐した子達だと、上手く第3村が出来るまで生き延びても……


11:リンゴの芯の名無しさん
某若奥さんを観測してたケースだと、ツバメちゃんの父親もルートごとでコロコロ変わるもんね
一番多いのが第3村の名無しオヤジの皆さんで、次に多いのがブンザエモンさん
たまにケンケンがヘマこいて避妊失敗しちゃうイベントとか起きるし


12:赤い砂浜の名無しさん
……良いのよ。別に他所のオンナに作らせた赤ちゃんでも、私ちゃんと母親になってみせるから


10:楽しい我が家の名無しさん
違うの! 違うのよ!?
あれは……その、もっと前の時点の、中学に通ってる頃とかでフラグ立っちゃってる場合が殆どだから!
第一その展開の時って、アスカだって大体相田くんとエッチ済ませちゃってるじゃない……!


12:赤い砂浜の名無しさん
……良いのよ、別に。
べつに私、エロ眼鏡のあいつの他でもナナヒカリのとこのパパにペットにされたり、副司令のとこで肉ドレイやってたりするし
そういやヒカリも一緒に肉ドレイしてたわよねぇ?


13:第3新東京市の名無しさん
…………。
不潔だわ……。


14:リンゴの芯の名無しさん
あー、その前に剪定されちゃったルートからだとドン引きしちゃうか〜


15:リンゴの芯の名無しさん
ハァハァ、綺麗な躰のままの委員長チャン……
男を知る前に死んじゃうなんて
勿体無さすぎる!
量子に還って誰なんだかどれだったんだか分かんなくなる前に、ちょっと教えてもらって良いかな?
今履いてるパンツって……何色?





◆ ◆ ◆




15:あぼーん


16:リンゴの芯の名無しさん
いずれにせよ、ニアサー起きちゃった時点でミサトさん戦場レイヤーに14年間固定されちゃうの鉄板ルートなわけだし


17:リンゴの芯の名無しさん
だったら、ヴンダークルーに奮起を促して新ルート開拓に一票
昼は凛々しい女艦長
夜になったらドスケベM奴隷艦長ってことで


18:リンゴの芯の名無しさん
若い男なんてとか口癖にしてる女整備長が、嫌そうな顔してチンポ咥える船底牝奴隷ルートからの合流、アリだと思います


19:リンゴの芯の名無しさん
エヴァンゲリオンイマジナリーのSAN値判定に失敗したピンク髪ちゃん他との乱交ルートで


20:NHG一番艦の名無しさん
ヴンダーのクルーにも、可愛い子多いものね


21:リンゴの芯の名無しさん
ブリッジ乱交イベントに演算力全投入!
組んず解れつ、加持さんの古馴染みハゲに性豪ピストンされてる艦長大佐と
ピンク髪の性格ブス貌でレズレイプされてる副長先輩の対面プレイで!


22:リンゴの芯の名無しさん
しれっとした顔で下船した頃には妊娠済み
息子君の童貞チンチンに癒やされるルートなら、全然今回の観測結果とも合流可能じゃんよ


23:L結界密度低濃度地域浄化試験場の名無しさん
あの、ベストを尽くしてくれてる女科学者サンとの愛欲ルートも合流させてくれませんかね……


24:天竜二俣の名無しさん
ちょっとぉおおおお……!?





◆ ◆ ◆


 ――リン、と軽く風鈴が揺れた。
 六畳程度の中に敷き詰めた寝具の数には見合わない声の種類で、入り混じった嬌声が喘いでいる中に吹き込んだ風は、似つかわしくないほどに涼やかだった。
 遠い汽笛が聞こえる。
「船が、出てしまったわ……」
「ヴンダーに戻る便なら、七日後にも寄る予定じゃないですか」
 縁側の方へと首をねじり、シーツに押し当てた頬で疲れたように言った赤木リツコに、北上ミドリが答えた。
 二人ともぐっしょりと汗まみれになった全裸だが、ミドリの下半身には仰々しい留め具の付いたベルト装身具が巻き付いている。
 上官であるリツコに殆ど突っ伏しかけの姿勢から尻肉をだけ、どうにかもたげ上げさせ。装着したペニスバンドでぐっ、ぐっ……と腰を押し込んで犯している口元が、愉快げにつり上がっていた。
「ンぅっ、ウッ、あぅ……ぅ」
「いい声で啼いてくださいね。一晩徹夜するくらいなんてザラだったわけじゃないですか。上の人からまず範を示してくださいよ」
 ミドリの使っているペニスバンドの作りは、双頭のそれだ。装着した内側に向けても女性の弱点を挿し貫くディルドが取り付けられているのだから、後ろから見た膝立ちの彼女の股ぐらに溢れる愛液、精液を見る限り、一晩で相当に体力を使っているのは同じ筈だと思えるのだが。
「ぁぁあ、ぁ、ぁぁアッ。ンッ、あうっ、ン゛ゥ……ッ」
 血の通わない性玩具で膣を抉られているリツコの呻き声に、段々とくぐもった艶めかしさが入り混じりだし。それで『あはっ』と陰鬱な目付きのまま嬉しげにしてみせるところには、疲れを厭わぬ果てしらずの欲望が窺えた。
 それはもう、えも言われぬといった様子で。空いた手で自分の胸を揉みしだくようにしてもいる。
「あ〜。その、ミドリさん?」
「……なによ?」
 おそるおそると掛けられた加持リョウジ少年の声に、振り返りもしない。漂わせている空気は酷く胡乱げだ。
 いかにも邪魔をするなと言わんばかり。
「あんまりその、リツコさんがヘトヘトになり過ぎないぐらいにしといてくださいね」
「アンタは、ひとに余計な茶々入れてないで。そっちはそっち。ママのおっぱいでも吸ってなさいよ」
「……はい」
 取り付く島もない。
 あっという間に苦手意識が出来たのだろう。見て見ぬフリを始める少年はそう言われたからでは無かろうが、黙って――視線を下に落とせばそこで今、自分のペニスをしゃぶってくれているミサトの乳房をいじり始めるのだった。
「ンンゥ! ンッ、ンムッ。ンン゛ゥ――。ンッ、ンンンッ。ンンン……ッ」
 シーツ一面に黒髪を広げて顔を揺らしながら、口元に腰を近付ける息子に顎先を持ち上げてやって。赤い舌を忙しなくチロチロと翻すフェラチオ奉仕中の熟母の、こちらもくぐもった声。
 戦いから戻ってきてすぐに赤ん坊を産んだ母親の胸は乳首を大きく膨れさせていて、ずいぶんと敏感になっているらしいのだ。
 乳輪のところからぷつぷつと粒の浮いている感触をリョウジがくすぐって弄ぶと、それだけでじわと母乳が染み出してくる。
 しかし、母親の鼻から荒い息を吹かせ、汗だくになるほど快感を味わせているのはリョウジではない。
「どうだ、飲んでみるか。ボウズ?」
 息子の立ち会っている横でミサトにM字に開かせた下半身を抱え込み、腰を勢いよく叩きつけるようにしている禿頭の中年男だ。
「赤ん坊以外じゃ、あんまり旨いもんじゃないけどな」
 このオッサンが母さんに子供を産ませたのかよ。そう思えばどうしても反発を覚えずにはいられない高尾という男が、一晩中我が物顔でリョウジの母親の躰に性欲を吐き出していて。今も繋がりあっている秘部にぐちゃぐちゃと、男と女の体液の入り混じった粘つく音を立てさせているのだ。
 それでも、目を虚ろにしてひっきりなしに喘ぎ声を漏らしている母の美貌は、堪らないほどに艶めかしい。夜通し目にしていて、それでも心拍に影響が出る程のショッキング性は薄まる気がせず、ゴクリとリョウジに生唾を飲ませる。そのやわらかい舌でペニスの先を刺激して貰う心地良さといったら、比喩にとどまらずに腰を溶け砕かせそうなぐらい。
 なにか文句を言って、この状況を崩す強気は出せそうになかった。
「…………」
 味方と言える相手を求めて無意識に、辺りへ視線を彷徨わせる。
 全く連絡を寄越さないでいた母親の代わりの相談相手として、親身になってくれていた赤木リツコの所には、さらに伊吹という別の女性が加わっていた。
 しきりに先輩後輩の間柄を持ち出して周囲を牽制していた彼女は、北上ミドリに嫉妬したのだろう。
 共に淫行に耽ろうというのには違和感の酷い、険のある表情で、犬歯をむき出しにするような笑みを彼女とぶつけ合っている。
 そうしながら敬愛しているどころではない先輩のと、その北上ミドリのと、二人の下半身でアヌスの方へ手を潜り込ませ、しきりに繊手を蠢かしているのだ。
 しだいに余裕が無くなっていった北上ミドリの腹立たしそうな唸り声、喘ぎの混ざる息遣いに、にんまりと薄笑いを向けるなどのその鞘当てぶり。
「ああっ……。ン、ァアああッ。マヤっッ!? ぁ、あああ貴女も……一度になんて……!」
「あはぁ。先輩、せんぱぁい? こんな子のヘタクソペニバンじゃ満足出来ないでしょうけど、わたしがちゃんと感じさせてあげますから」
「ムッカつくんですけど。ちゃんと副長がイキ汁垂れ流すまで私のテクってのお見舞いするとこだったんですから。整備長は若い子のチンチン好物なんでしょ? そっちで子供の相手、どっちか好きな方としてて下さいよ」
 今にもこちらにまで火の粉が飛んできそうな剣幕だ。
 リョウジがそちらからも目を逸らせば、部屋の入口近くで布団からも出てしまったところに俯せになっているシンジと、そして今のこの部屋の中、子供組の二人に次いでまだ若い方の鈴原サクラが絡み合っている――いや、鈴原サクラがシンジに背中から覆い被さって愛撫を加えている、その様子が目に入るのだった。
 シンジは部屋から抜け出そうとしていたのに違いない。
 しかし背後から押し倒されて捕獲された上で、やたら恍惚としたサクラがペニスをしごいてくるのに動けなくさせられてしまっているようだ。

 ――これはどうにもならない。
 夜が明けてしまうまでにも幾度となく繰り返していた、同じ諦めを抱いて。少年はもう考えるのをやめて、母親の唇に精を吐き出してしまいたい、その衝動だけに身を任せたのだった。





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From:エロ文投下用、思いつきネタスレ(5)