INNOCENT TABOO Short Shorts / 受胎誓約ビデオ

Original text:PDX.さん
edit:引き気味



 近所でも知られた悪ガキ小学生であるムサシたちにとって英会話の先生であり、そして実は共通の恋人である美しい人妻、ユイ。
 非の打ち所のない良妻賢母を地でいく彼女がごく限られた人間関係においてのみ見せる――しかし、あまりに奔放なもう一つの顔を知る者は、決して多くはない。
 彼女の、派手すぎず品の良い色のリップを常の選択とする唇に、親愛を越えた口付けを行うことを許された生徒。それは「特別な」仲間だ。
 先頃、その中に新たな顔ぶれが増えたことは、ユイ自身からの紹介によってムサシたちにも知らされたことだった。
 あまりに溢れる愛を、分け隔てなさ過ぎる程に分かちあって生きようとするユイに、隠すつもりは元より無い。
 生徒同士の実生活に関わる問題に配慮したとき、特に秘したり、口外を禁じるケースもありはするが。しかし、ムサシたちとトウジらの間にそうした問題はないと考えたのだろう。
 まばゆい陽光が降り注ぐ碇家のリビング。ユイはいつもの通りに精を受け止めたばかりの秘所を晒しながら、その膣内から抜き去ったばかりの無毛ペニスを後始末してやっている少年たちに、屈託のない声で告げたのである。
 『そういえば』と、有り触れた世間話をするように。
 ムサシたちは、自分たちの「先輩」がそうしていたに倣って「後輩」を歓迎し、そして同時に嫉妬心、ライバル心を抱いた。

 はじめの内は直接顔を合わせることもなく、名前を伝えられただけの新入りたち。鈴原トウジと相田ケンスケ。
 いまだ小学生のムサシたちからしてみれば、中学生である彼らとの年の差は、この時分特有の感覚によって、ほんの数歳という以上の隔絶として作用するのが当然のものだった。鈴原「先輩」と相田「先輩」、であろう。本来なら。
 しかし、彼らは一方でユイを挟んだとき、彼女からの淫らなレクチャーを学びあう仲の「後輩」でもある。
 あの美しい惣流・アスカ・ラングレーや、綾波レイと同じくだ。
 互いの間柄は遠慮のない、悪く言えば馴れ馴れしい付き合いとなった。
 時には同じベッドで『レッスン』を共にし、包容力に富んだ人妻の前後から同時に若茎を咥えさせもするのであれば、当然のことだったろう。
 いわゆる穴兄弟だ。遠慮が生まれるわけがない。

 加えて、決して世間に明かせぬ秘密ゆえの連帯感があった。
 中学生になった息子がいるにしてはあまりに若々しく、独身時代と変わらぬ瑞々しさを今でも保つ素肌を、上から下まで余すことなく許される立場、そうして童貞を卒業させて貰った立場の、仲というものは。

 そしてもう一つ。同じくユイの性器への挿入をすら許されていながら、息子であるが故にただ一人恋人の座を与えられない碇シンジへの、密かな優越感。
 これが益々少年らの『自分達は特別なのだ』という意識を促進する。
 実の息子シンジの立ち入れぬ秘密を次々とユイとの間に築くことで、仲間内での結束らしきものを生み出したのだった。
 歳こそ違えど、彼らは平等だった。平等に、美しき性娼婦、ユイを共有する愛人たちなのだった。
 ただ、シンジだけが平等ではなかった。

 故にこそ、ムサシたちはそれを知って憤慨したのである。
「ずるいよ先生!」
「僕たちとも契約してよ!」
 ムサシ、そしてケイタは口々に言い募った。
 ユイが鈴原トウジと相田ケンスケを恋人に迎えたその日の、淫らな契約の記録映像を目にしたればこそだった。

『二人の望むときに、口でも、ヴァギナでも、アヌスでも二人を受け入れ、二人のために尽くすことを誓います』

 自分たちでもこんな凄いことまでは言って貰ってない。
 たとえ実質としてムサシもケイタも、願えばほぼ拒絶されることもなく毎週のようにユイを抱かせてもらっていても。改めて言葉にするまでもなく、口淫の奉仕も、妊娠の危険のある交わりも、後肛を用いたアブノーマルな行為さえも思うがままであったとしても。
 母親ぐらい歳の、そしてユイほどの知性と美貌に優れた女性を跪かせて、恭しく誓いを立てて貰う。その儀式めいたやり取りにおける厳かな空気をまとった美婦人には、また普段とは違った格別の魅力が感じられたのだ。

 自分たちもしてみたい。
 そう考えて当然。
 そして、要求は正当なものだとムサシたちは考えた。
 口にする内容はとんでもなく爛れているのに、厳粛でさえある真面目な顔をしての誓い。自分たちにもして欲しい。
 そうして全裸の姿共々に興奮させるギャップを演じた美女に、誓約し、許して貰ったばかりの欲望を、憚ることなくぶつけてみたい。
 トウジたちとのビデオを見せられただけでこんなに興奮してしまうのだから、きっと実際はもっとゾクゾクするだろう。
 だから、だから、先生……! と。
 そしてこの不遜な願いすらも、ユイはおおらかに受け容れるのだった。



◆ ◆ ◆

 ムサシとケイタの願いのままの宣誓儀式のため、毎週のレッスンとは別に特にセッティングされた日。いつも以上の興奮を隠せない少年たちがスタンバイする碇家の寝室で、カメラマンを務めるのは再びのシンジだ。
 シンジがファインダー越しに見詰める先には、かつての宣誓儀式よりもさらに趣向を濃く凝らした予定が立てられていた。
 トウジ達よりも「先輩」なのであるからと自負するムサシの要求に応えた形である。シンジの興奮も深い。

 画面中央にベッドの上で膝達のユイ。もちろん全裸で胸も股間も隠さず、両手は彼女の左右に正座しているこれまた全裸のムサシとケイタのペニスを握っている。
 ズームアップしてユイのバストショットに。シンジの合図があったのか、ユイが言葉をつむぐ。

「私碇ユイは、ムサシ=リー=ストラスバーグくん、浅利ケイタくんと性交することを誓います。
 主婦としての私の生活を阻害しない限り、二人のあらゆる要求に応え、口で、ヴァギナで、アヌスで二人のペニスとザーメンを受け入れることを誓います。
 ただし、二人が学業をおろそかにした場合は、懲罰として契約の履行を拒否することもありえます。
 また、この契約が有効である限りにおいて、私碇ユイはヴァギナにザーメンを受け入れることに対して、避妊をする権利を放棄し、受胎の際には堕胎をせず、出産する義務を負うことを約束します」
 一度言葉を切るユイ。二人が立ち上がり、勃起したペニスをユイの左右から突きつける。
「ムサシ=リー=ストラスバーグくん、契約にあたり、私の生活を阻害しないこと、学生としての義務を怠らないことを誓いますか?」
「誓います」
 ムサシのペニスの先端に軽くキスするユイ。
「浅利ケイタくん、契約にあたり、私の生活を阻害しないこと、学生としての義務を怠らないことを誓いますか?」
「誓います」
 今度は、ケイタのペニスの先端に軽くキスする。
 言葉をつむぐユイの顔のアップ。左右からつきつけられているペニスがヒクヒクと震えている。画面の外では、ユイの指先が二人のアヌスを抉り、前立腺を責めたてている。
 そして、同時に限界を向かえた二人が勢いよく射精し、ユイの顔面におびただしい量の白濁を浴びせ掛ける。二人に浴びせられたものをぬぐおうともせず、恍惚とした表情を浮かべて言葉をしめくくるユイ。
「本ビデオに録音された私碇ユイの音声を契約書、只今の二人の射精をもってサインの替わりとし、この契約が成立し、私碇ユイがムサシ=リー=ストラスバーグくん、浅利ケイタくんの契約愛人となったことをここに宣言します」

 宣誓が為されてしまえば、後はかつてのトウジたちと同じだ。
 厳かに引き締められていたユイの美貌は、見る間に少年達のザーメンに穢されて聖性を引き剥がされた。宣言のままの愛人として、二回りも年下の主人達に這い蹲らされ、勢いに任せたリビドーに屈服しての快楽に蕩かされていく。

「俺の……赤ちゃん、産んでくれるんだよねっ」
「ええ、ええ……! だから……好きなだけ、出して良いの。出して良いのよっ」
「ゴムなんかもう、付けないからね。先生っ」

 避妊の放棄。受胎と、そして出産の義務。中学生にも上がらないムサシ達だが、言葉の意味への理解に不足はない。
 事前の打ち合わせで、小学生の二人には難解な言葉も正確に説明し、両者の合意を得た上での宣言であった。
 『あなたの赤ちゃん、産んであげるわ!』というユイの言葉に対する約束を欲しがったムサシに、『ちゃんと勉強するのよ』とユイが大人としての一定の良識を見せつつも、叶う限り希望を汲んでやった、そしてシンジも交えて練り上げた誓いなのだ。
 彼らは本気で、ユイを妊娠させる気でいた。
 ユイも口先だけの誓いを立てたつもりはない。息子のシンジも、いざそうなってしまったら、母の胎内にこの少年達の子供が弟、或いは妹としてと宿ったならと慄きつつ、最早ユイを止めることもない。
 法に則った正当な夫、本来ならば第一にユイへの権利を主張できるゲンドウさえ、この背徳的な誓いを承知済みなのだった。

 元より、愛妻の性癖を知った上で自由にさせているのがゲンドウという碇家の主人である。
 生徒として教えているような幼い小学生たち相手にすら愛人を作る、奔放な妻だ。ユイとの夫婦生活の中でいかなる心境を見出してきたのか。後日、この時のビデオを当の妻に見せられてさえ、ゲンドウに揺るぎはなかった。



◆ ◆ ◆

 ベッドの上で睦み合うゲンドウとユイ。寝室の一方の壁側にある平面TVのスクリーンには、少年達のペニスを口に含みながら愛人契約を宣言するユイの姿が映されていた。
 少年達と性交すること、約束の範囲内であれば穴という穴を差し出すこと、そして彼らの子を懐妊したときは出産することまでが誓約の文句に含まれていた。
「ユイ」
「……はい」
「本気なのだな」
「……ええ」
 肯定の言葉に、夫は妻の頭を愛しげに撫でることで応じた。
「それならば、彼らをもう少し喜ばせてやろうか」
「……え?」
「今後しばらく、俺はお前の性器には挿入しない。お前は俺に、口で奉仕し、尻を差し出せ」
 彼の言葉は穏やかであり、怒りの分子は含まれていない。自分の息子よりも幼い少年達の愛人になった妻に対する怒りゆえの言葉ではないことを、ユイは確信していた。
「彼らにもそれとなく伝えておけ。そうだな。彼らの子供を産むために、夫である私とのセックスを控えているとでも言えば彼らも喜ぶだろう」
「……いいのですか?」
「構わん。セックスだけが男女の繋がりではない」
 独身時代のユイを知り、その上で彼女と結婚した男はそう告げた。
「だが、彼ら以外の種が実を結んでしまうこともありうるな」
「仕方ありませんわ」
「シンジはどうする」
 実の息子の仔を孕むのはさすがに問題だろうと、この男ですら思っていた。
「シンジには経口避妊薬を飲ませています。マナちゃんやアスカちゃん、レイちゃんのこともありますから」
「ならいい」
「うふ、貴方も私の膣内に出したくなったら、あの薬を飲んでくださいな」
「それもいいな」
 君のそこは絶品だからな、というゲンドウの言葉に、ユイは自信たっぷりの笑みを見せていた。



◆ ◆ ◆

 無論、ゲンドウのように動揺も見せない者ばかりではない。
 どちらが真っ当な反応かなどは改めて考えるまでもないことだが、アスカやレイは当然のように拒否反応を示した。

 その頃は丁度、長らく拒み続けていたアスカたちを遂に口説き落とすことに成功し、彼女らのたった一人の男であったシンジとは比べものにならない巨根の凄まじさというものを――さんざんに喘がせ、屈服させ、教え込んでいる時期だったろうか。
 ユイとの契約に気を良くしたムサシたちは、誇らしげに見せびらかすつもりで、記念のディスクを彼女らとのレッスンの場に持ち込んだのである。
 当てつけの意味もあったのだ。性器をへの挿入を許可させるところまでこぎ着けはしても、未だ一度もゴム無しでの生本番、避妊無しでの本当のセックスは許そうとせず頑張るアスカとレイへの。  が。しかし、妊娠まで誓うユイの姿が少女達に与えるショックの深さは、所詮幼いムサシたちの理解しきれるところではなかった。

 ユイと二人の契約シーンを見せられ、呆然とするアスカとレイ。
 アスカもレイも、初体験に先だってユイの手によるレッスンをうけ、彼女の性愛哲学を聞かされたりもした。
 ユイが実の息子であるシンジと身体を重ねていることも、なんとか受け入れることができた。
 それでも、幼い少年達の愛人になることを誓い、彼らの子を身ごもったときに産むとまで宣言するというのは、アスカにとっても、レイにとっても、想像の範疇を超えてしまっていた。
「あれから、先生のアソコに何回も射精してるけど、まだ妊娠してもらえないんだよね」
「でも、避妊していないのは本当なんだって」
 ユイを妊娠させたい、と無邪気に口にする少年達。その笑顔に、アスカとレイはとてつもない不安に襲われた。
「ま……まさか……アンタたち……」
「……私達も……妊娠させるというの……?」
「そうしたいなぁ、って思って」
「冗談じゃないわよ! アンタたちの子なんて妊娠したくないわよ! それに、アタシたちをいくつだと思ってんのよ!」
「……いくらなんでも世間に顔向けできないわ……それに、相手の望まぬ性交をしてはいけないと、ユイさんから教わったはず」
「うん、そうだよ」
「だから、予約だけしたいと思って」
「「予約?」」
「このビデオみたいにさ、アスカ姉ちゃんとレイ姉ちゃんに、いつか俺達の赤ちゃんを産んでくれるって誓約ビデオを撮るだけだよ」
 冗談ではない、と身震いする二人。
「い、嫌、嫌よ!」
「……駄目」
「今すぐとは言わないよ。いつか、そう言わせて見せるってこと」
 アスカの目の前に、以前より……ユイに童貞を捧げたときよりもいくぶん長さを増したモノを突きつけるムサシ。
 『こいつで虜にしてやるぜ!』と言わんばかりの態度だ。
 だが、ムサシに組み敷かれ、そのモノで深々と抉られ、肉の喜びに屈した恥辱の記憶が、アスカから反論の意欲を削いでいた。
 そしてレイもまた、ムサシのペニスを見せ付けられ、羞恥と屈辱と……それ以外の何かのために鼓動が高まるのを抑えることができずにいた。

 この日の衝撃を、アスカは、レイは、後々まで拭い去れなかった。
 それはかつて、シンジが母親からうめ湯を使わされるようにして様々なビデオを教材に見せられた時と同じだった。
 垣間見た、あまりに退廃的で、淫猥にして冒険がすぎる母の過去を、シンジはまだ殆ど世間並みに常識的な思考を残していた脳裏に、毒を含まされるも同然に刻んでしまったのだ。

 その時。シンジは自分の前に持ってきた旧式のVHSカセットで、まさか母が何を見せるつもりでいるのか想像もしていないかった。
「ずいぶん大きなカセットだね」
「私が若い頃はまだこれが主流だったのよ。DVDも出てきたけど、いくつもの規格が乱立して、安心して残せない時代だったわ」
「でも、テープって巻き付いたりかびたりするんでしょ?」
「ええ。だから、ちゃんとDVDにバックアップはとってあるわ」
「……だったらどうしてこんなテープなんか」
「この方が雰囲気でるじゃない。それに、万一シンジに見つかったって、中身を見られないで済むでしょう?」
 AVラックの下の段の鍵付きの扉を開けると、シンジが見た事も無い装置……S−VHS規格のビデオデッキが姿を現した。テープを挿入すると、自動的に再生が始まる。
 画面に映るのは、高校生くらいの若々しいユイの姿。制服姿の彼女が、学校の教室らしき場所で三人の男子生徒に囲まれており、やがて陵辱が始まった。
 モニタから目を離せないシンジの隣に腰かけ、ビデオの内容の解説を始めるユイ。
 驚愕に顔から血を引かせつつも、やがて呪わしい興奮が若い肉茎に力を漲らせていく――。

 美少女と呼べる、恋心の対象にすらなるほど年近い容貌の母親が蹂躙される様への嘆き。しかし晒しだされた横顔の浮かべる、無惨な喘ぎ顔へは、少年の劣情もが喚起される。
 否定は出来ない。漲るばかりに、シンジのズボンは股間を硬く首もたげさせようとしているのだから。
 自分が生まれるよりも早くの母に対する、今更やり場のない気持ち。
 心は千々に乱れた。
 だが、すぐ隣りから伸ばされた手でゆっくりと、膨張する肉欲の切っ先を撫でさすられていれば、やがて意識は白く染め上げる獣悦へと占められていくのだった。

 年下のムサシらに母を奪われ、友人のトウジたちにまで穢され、その時も悲しみは常にあった。
 しかし、胸を張り裂く想いと共に常にシンジの背後に控えていたのは、痛みをこそ最高のスパイスとして欲望に火をくべる、後ろ暗い興奮だったのである。
 彼にとっての初体験、母に童貞を捧げたその瞬間から、シンジのセックスライフには必ず喪失の痛みが伴っていた。それこそがユイが息子の人生に贈ってやった最大の、そして最悪の祝福であったのやもしれない。
 もはや既に、シンジの胸の裡深くに染みこんでいた毒は取り除きようがない。根底から、健全にまっすぐ伸びていくはずだった精神に、昏い変容をもたらしていたのだ。
 同じ事がアスカに、そしてレイに起きえぬと、どうして言えたものか。

 未来への可能性はいくつも用意されていた。けれども、どの分かれ道を選んだアスカにしても結果としては、このユイの愛人契約ビデオを見た日のことを忘れる事は、遂に出来なかったのだった。



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From:【母子相姦】淫乱美母ユイ【寝取られ風味】