INNOCENT TABOO Short Shorts / オフシーズンビーチ

Original text:引き気味


原始、人は衣服で身を隠すことなく過ごしていた。そして、女は男の視線を浴びて美しく磨かれていくのだと説くユイ。
奔放な性への導師たらんとする彼女は、当然のようにヌーディストとしての先達でもあろうと、アスカとレイを誘うのだった。

「…………」

言葉が出ないという風情で目を丸くするアスカ達の前で、ホテルの部屋に戻ってきたユイの顔は誇らしげだ。

「ね? 分かるでしょう。アスカちゃんもレイも、もう立派なレディーだもの」

ただ素足にサンダルを履いただけ。生まれたままの姿で下のビーチまで出かけ、部屋のベランダから見守るアスカたちに手まで振り替えす余裕を見せながら一周。ホテルへまた戻ってきた美婦人が胸を張る。
水着も付けない裸の双乳が当然のように、ふるりと魅惑的に弾んだ。
上向きの素晴らしい張りを保ち、ツヤのある丸みを帯びたユイの乳房は、14の息子がいるとはとても信じられない若々しさだ。
量感を誇るという程のサイズではないものの、形良く整ったそのバストライン。むき出しのままで外をうろついていれば、さぞかし男の目を惹き付けたことだろう。
初夏のリゾート地に相応しい水着姿の二人に対し、英会話教室の教え子である少年二人を伴うユイは、彼らと共に本当のすっ裸でしかなかった。
美しく聡明な『英会話教室の碇先生』を信頼し、息子、娘をこの旅行に預けた第3新東京市の親達はどう思うだろうか。とても見せられたものではない。
ママたちには何かまともな土産話を考えておかなくっちゃ。アスカは唖然としつつ、そんなことを考えていた。

「し、信じらんない。他のお客さんもいたのに……。ほんとうに恥ずかしくなかったんですか?」
「ええ。ほら、御覧なさい。ここも、ここもよ。素晴らしいエクスタシーだったわ」

母性のまろみを湛える両のバストの頂には、熟した色の乳暈から見事に立ち上がった乳首が、ツンと。
むっちりとした太股の間にも、散策の間に味わってきたらしいエロティックな満足の徴が、透明な筋をねっとりまとい付かせていた。
清楚なと呼べる顔立ちのこの美女が、ただ裸身を人目に晒し歩いただけでしとどに漏らしていた、愛液である。

「見てたろ? 俺たち約束通り指一本触れてねーぜ」
「ちゃんと行儀良くして砂浜まで行って、エスコートしてきたもんね」
「ズルして先生のボインにタッチしたり、キスしたりしなかったの、そこから見えてたよな? エッチなお尻見てて突っ込みたくなったのも、きっちり我慢してたんだから」

浅黒い肌を持ったムサシと、イガグリ頭のケイタ。ユイが年下の恋人と呼ぶ少年二人も、毛の一本も生えていないペニスを生意気にピンと硬く振り回しながら、口々に言う。

「ありがとう、二人とも。立派なナイトさんたちだったわよ」
「えへへ」
「じゃ、ごほーび。もう良いでしょう? センセー」
「ええ、ムサシ君、ケイタ君。先生を愛して。ちっちゃなナイトさんのそのカチカチの剣を、先生に頂戴ね」

アスカ達の目が『検証』を終えたのを確かめると、少年たちは待ちきれなかったと引率女性の美しいの裸体へ飛び付いていった。
前後から二人で、発情の蜜液を流すユイの女の泉に遠慮の無い指を伸ばす。
吸い付くような肌の乳房を小さな手のひらたちで揉みくちゃのおもちゃにする。
左右の柔らかな太腿に、自分たちの子憎たらしい発育ぶりをした屹立を擦り付けていく。
ユイは少女たちが呆然とする前ですぐに目をトロンとさせた牝猫の貌へ変わり、幼い愛人達と濡れた喘ぎを交わしていくのだった。

なにしろ、邪魔になる下着の類は熟女も少年達の側も、はじめから一切身に付けていないのだ。
過激なスキンシップは立ったままたちまち立派な3Pセックスの形態へ移り、牡と牝の性器同士が接触しあう、ニチャニチャといういやらしい響きを立てはじめる。
散策の間から隠しようのない完全な勃起状態になっていたムサシ、ケイタの無毛ペニスも、こうなればさっさとユイの熱い狭間に押し込んでしまうのにいかにも都合が良かった。
前戯は共に不要。確認も今更、とっくに人妻の貞操全てを許しているユイなのだからとくれば、少年達はただ先を争って、

「うふっ、いやん……喧嘩しちゃだめよ、二人とも……」
「だ、だって」
「先生のオマンコは一つだもんな、っと。へへ、早い者勝ちだぜ、ケイタ」

ぬっぷと、もつれ合う熟女少年達の六本の腿の隙間に垣間見えたムサシの肉竿に、またアスカはたじろがされた。
ツルツルと幼い肌色をしているくせに青筋を凶悪に浮かせて、ユイの赤葡萄色をした肉ビラをニチャビチャめくり返し、愛蜜の飛び散るピストンを見舞う力強さときたら。
表情の変化も少なく見守っていたレイも、小さく息を飲む。
第三者の目で見たインサート中の剛直に、自分たちの未熟な膣の中でああ暴れたらと、想像せずにはいられなかったのだ。

(あんなに大きくしたまま、外をうろついてやがったっていうの?)

ユイに従ってやはり海水パンツの一枚も履かずに出歩いていた―― その破廉恥も、『フルチン坊や』としてこの歳頃の子供たちなら辛うじて許容される範疇だったにせよ。しかし片方で、とても笑って見過ごせないエレクトぶりを股間で誇示していたのである。
全裸の美女のお供をする少年たちがそんなものを振り立てていては、さぞかし周囲を驚かせ、察した不道徳に眉を顰めさせたことだろう。
保護者と思しき女性、ユイを見る目には、躊躇わない露出への呆れの他に、背徳への想像力を逞しくさせられた糾弾もあった筈。
そうアスカたちは想像した。

―― しかしユイは、終始上機嫌なその笑顔を絶やさぬままホテルからの坂を降り、シーズン前でもちょっとした賑わいのある土産屋街にもふりふり豊満なヒップを振って見せつけ、通り抜けてきたのである。
歩み過ぎた後に、思わぬ目の保養に釘付けにさせられた男客たち大勢を、夏の日差しの下、罪深く立ち尽くさせてきた上で。

地中海のリゾートを模して町興しを狙うというこの港町であるから、モデルとなった南欧の地のように水着無しで日光浴をするという過ごし方を持ち込んでもどこからも文句は出ないのかもしれないが――
それでも決して、彼の地のように当たり前の風景にはなり得ない。
行き違う人があれば、無遠慮な興味の目また目で、砂浜までにその全身を余さず舐め尽くされるのは避けられない。

(でも、それが気持ち良いって)

アスカたちの目の前に居るのは、自分たちとは比べも付かない経験の豊富さを事ある毎に意識させられる、大人の女性だった。
頬を上気させるのが羞恥によってでないのならと、見当を付けようとするアスカとレイに思い当たるのは、

(インラン、だから?)
(ユイ母さんが、この子達とセックスしたくてしようがなかったから? ……だから裸でいるのも我慢できて、期待、してしまうの?)

淫乱な性の女だから、いつでもどこでも恥知らずに発情してしまうのではないか。
そう考えてしまうことは、小さい頃からの恩人には決してしてはならないことなのではとも思う。
しかし、貞淑なひとだと信じた女性は、自分の息子とセックスをし、教え子の子供たちにもいやらしいレッスンを施していたのだ。

「……ね、ね、早くベッドに行こうよ、先生。さっきムサシと決めたんだ。今日のせんせぇのお口の一番乗りは僕だよ。いっぱいセーエキ飲んでもらうんだから」
「それとも床で始めちゃう? 四つんばいになって、アスカ姉ちゃんたちに先生のケツ穴の底まで見てもらえるような尻出しポーズで『どっぎぃ・ふぁっく』する?」

恋人の腰までしかないような背で生意気なことを言う子供たち。
だがユイは咎めない。
うっとりと目元を艶めかせて頷いて、二人が股間を突き出す前にしずしずと跪いていくのである。
いつもは上品な微笑みを形作っている唇が、ビクビク天井を向くケイタの股間に寄せられる。

「あらあら、ほんとうに素敵。ビーチに行っている間も、二人ともこんなにカチカチにおイタさせてるんだもの。先生も感じちゃってたのよ?」
「あんっ、せっ、せんせぇぇ……!」

ペニスに吸い付かれたイガグリ頭の少年の呻きの一方、淑女のしなやかな指が犬這いになった自分の秘所をくつろげてみせる。
通う小学校よりも先に童貞を卒業させた女性が淫らに誘う様に、ムサシ少年も余裕無く、再び自分を突き入れた。
後ろから、憧れの女性が同級生にフェラチオ奉仕をする頭の揺れを血走った目で見詰めつつ、

「せんせっ、せんせぇっ! ユイ先生ぇっ!」

と、遮二無二になって淫唇器官の内部粘膜を抉り回す。
小学生の体つきではいくら挑みかかっても余裕で受け止められてしまう大人のヒップに、しがみ付くようにして浅黒い肌の腰を振るう。

「す、すげっ、気持ち良いっ。今日の先生っ、マンコすげーよっ」

ぐちゃぐちゃと若槍で抜き差しする淫液の飛び散りにも負けず、一気にトップスピードの過剰興奮の飛び込んでしまった彼は、呂律の回らぬ口で叫んでいた。
涎を吐き散らしてユイの美体の味わい心地を、凄ぇ凄ぇよとひたすら褒め称えるのだった。

「んっ、んふっ、んちゅぅっ、ンン」
「あっ、あっ、出ちゃうぅ……!」

あっけのない悲鳴を上げて今日一度目の射精を飲み干されているケイタもそう。
二人は奴隷のように跪かせた年上の美女を一方的に犯しているようで、その実、あまりに巧みすぎるセックスの達人によって、底の見えない愛され方に絡め取られてしまっているのだ。
同様に、アスカやレイにしてみれば自分たちもまた、もっと先の年頃になってからのことだと思っていた処女喪失へ一足飛びに導かれ、同性同士でも優しく淫らに愛されてしまっている。
そんなユイは、貪欲な性の怪物にも見えた。

「や、やだ。まだ続ける気なの? アタシたちも居るのよぉ」

声変わりもまだのくせに、野太い呻きでムサシが射精を伝えたと思えばまたすぐ。
ぶるぶると腰を震わせて大人の女性の膣に注ぎ込んだ彼は、また休む間もなくピストンを再開させようとしていた。
頬をすぼめた後始末で綺麗にしてもらっていたケイタのペニスも、ちゅっ、ちゅっと鈴口の先割れに残った白い滴を吸い尽くされて尚、衰えずにいる。
抜かずの二発といったか。ムサシやケイタの回復力は年上のシンジを上回っていて、すぐ回復するというよりも寧ろ、いつまでも立たせたままでいるというのがアスカたちの持つ印象だった。

ユイはよく相手に出来るなといつも思う。自分たちならくたくたになっても鎮めきれず、壊されるんじゃないかと。
―― それが大人の女性だからということなのだろうか。

(だからって言ったって)

三人一塊になってまた繰り返され出した濃厚な性交に、アスカは『もうっ』と顔を覆った。
見せつけられるのも初めてではないし、見られた事だってあるのだが、だからと言って慣れはしない。
気恥ずかしさは処女でなくなっても無くならない。
そんな覆った手のひらの隙間からちらちらと、無視は出来ずにいた横で、レイがぽつりと言ってしまった。

「……ユイ母さん、いやらしい」
「っな。ちょっと、レイ!」

レイらしい、ぽつと漏らす言い方が、いかにもユイを淫乱だと非難しているようで、それがアスカも内心に呟いてしまっていた感慨と同じだったから、アスカは慌てずにはいられなかった。



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From:『INNOCENT TABOO』 寝取られ風味、淫乱美母ユイスレ3