INNOCENT TABOO, case Asuka & Rei
Original text:引き気味
『 周囲全てが最悪の選択肢を選びまくったせいで、自爆的に五十男に勝利献上してしまうEND(上) 』
夜を待たずに閉め直されたカーテン。隙間からベッドルームに漏れ入ってきているのは、まだ日も高い時間帯の強い陽射しだった。
それと、向かいの玄関脇にでも止まっていたのだろう宅配の車が発進していく、急なエンジン音。
暫くすれば、近くを大型車が通って行ったのだと思しきガタガタという振動も。
そして、近所の主婦が歩きながらおしゃべりをしている笑い声がかすかに。締め切った窓ガラス越し、ゆっくりと敷地の塀沿いで遠ざかっていく。
世間がいつも通りの日常を営んでいる証である、静かな喧騒だ。
どこまでそんな必要があったのか。薄手の毛布を頭から被って息を殺していたアスカがそれにほっと息をつくと、同時にまた、彼女の小柄なヒップを背後から捕らえ、深々とその膣内へ屹立を埋め込んでいたゲンドウが、己の腰遣いを再開させていった。
「んぅっ」
アスカの漏らした呻きは、まだシーツを口に噛み締めて堪えたままのものだ。
「……気にしすぎだ」
妻とのためのベッドに、息子と同じ歳の少女を四つん這いにさせているゲンドウが声をかける。
「で、でも……」
毛布を被った下からのアスカ応えはくぐもって聞こえづらい。
けれども、熱情を冷めさせてなどいないのだけははっきりと分かる、上ずった震え声。
「聞かれたからといって、何の問題がある? 普通に考えれば――。アスカ君、君だと思うわけがない」
碇家の寝室から男女の声が聞こえてくれば、それは碇家の夫婦のものだろうと捉えるのが常識的な考えだ。
昼間から盛んなのねと下世話な関心は寄せようけれども。しかしまさか、実は片方の声の主がユイではないなどと、近所の中学生の少女であるなどと、そういった発想をする人間はいない。
普通は、いない。
「あれだけおしゃべりに夢中になっているのだ。そもそも君が余程の声でも上げない限り、気付くこともないだろう」
ぶっきらぼうな口ぶりの中にも、面白がっている声色があった。
華奢な背中の下半分。男の見下ろすそこには、毛布からはみ出したアスカのブロンドがまとわりついている他、覆うものがない。
じとりと全身に薄く汗を滲ませた、幼いオールヌードだ。
腰回りはゲンドウの太い腕で力を込めてしまえば折れそうなほど細く、尻朶の肉付きも薄い。
ベッドに膝を沈ませた犬這いポーズの太腿にしても、しなやかではあっても色気を持つにはほど遠い。
少女なのだ。まだアスカは。
いくら将来性を約束された美少女であっても、女と呼べるほどの歳を迎えてはいない。
それに対して、ゲンドウは五十に届こうという中年。良い歳をした大人の男である。
まだ中学校に通っている少女などというものは、良識以前に興味を持つこと自体が奇異な類の、ほんの子供だとしか目に写らない。それが普通だろう
「だって、おじさまと私がこんなことしてるだなんて。もしも……」
親と子の年齢差だ。それも妻子のある男性と昼日中の内から、ほんの子供でしかない自分が寝室に籠もっている。もしも何かの拍子、誰かに気付かれてしまったら――。
そこをしきりに気にしてみせる少女なのだが。
であっても。いかにも未成熟なその肢体を、加減を間違えれば簡単に圧し潰してしまいそうな体格差のバックスタイルで貫いている。その最中の男の視点からは、普段のアスカのヨーロピアンクォーターらしい白人種の肌色が、今は薔薇色に火照りきっている――実のところなぞ、見え透いていて可愛いというものだった。
「ンぁっ!? 急に……中で、また……大きく……!」
おじさまぁ、と甘えた声をアスカは上げた。
「ンぁああ、ぁっ、固い……の。おっきい……のぉ! ふかっ、ふかいところ。おじさまのが、アタシの……ふかいところ、そこぉぉ……!」
髭面もいかつく、アスカのような年頃の子からすれば見上げるような長身。おおよそ懐かれるようなタイプの人間ではないのに。
息子であるシンジとの日頃を見ていれば気の強さの際立つこの少女が、ゲンドウの送り込む腰遣いひとつで悩ましくヒップを揺らし、一端の女の声を上げてみせているのだ。
ゲンドウの顔にも興奮の色が浮かぶ。
「あっ、ぁああっ。あああっ」
膝立ちになったゲンドウと、四つん這いで尻を差し出しているアスカ。妻子のいる中年男に、その息子と幼馴染づきあいをしている少女。互いのどちらもが、本来なら裏切ってはならない筈の相手を持つ二人だ。
男と少女のお互いの欲望が入り混じって繋がりあった部分では、ぐちゅりぐちゅりと、聞くも淫らがましい粘音が加速していた。
初々しいピンク色をしたアスカの花弁に激しい勢いで潜り込んでいるゲンドウの剛直は、少女のそこの清らかさを冒涜するかのようなドス黒い色をしている。
それほどでなくとも年相応の黒ずんだ肌をしたゲンドウの毛むくじゃらな下腹が、ミルク色のアスカのヒップを連打しているのである。
再開された激しいまぐわいに、どちらのものとも知れぬ粘液が大人と少女の性器同士、抜き差ししている端から太腿をじゅくじゅくと流れ伝っていく。逆さま近くになるまでヒップを持ち上げているアスカの下腹や、シーツの上を、滴りの作るシミで汚していく。
髪と同じ赤みがかったブロンドなのが、アスカのまだ生え揃いきらないアンダーヘアーであるが。この勢いでゲンドウの下腹を覆う陰毛を擦り付けられて、後で自分のそこに情事の名残として絡みついているのを発見でもしたら、この少女はどんな顔をするのだろうか。
「ああっ、ああっ……。ぁ、熱い……わ……」
「いつまでもそんなものを被っているからだろう」
そら、とばかり。ゲンドウが少女の被っていた毛布を剥ぐ。
と同時に、後ろから抱きかかえ上げるようにして改めてベッドに横たわらせ直した。
乱れきった喘ぎを漏らしていた少女の、美しい顔をよく見えるようにするためだ。
「……ぁ、ああ……」
一旦、ペニスを抜いたゲンドウが、アスカの真正面に覆いかぶさっていた。
濃い色の入ったサングラスを通して、男の黒い瞳がアスカを見下ろす。
「……んんっ」
無言のままに求められ、アスカは自分からも首を軽く浮かせて唇を吸い付かせた。
「ンッ、ンッ、んんン――」
吸いあい、互いの口腔に舌を伸ばし、唾液が顎に垂れるのもお構いなしに貪りあって。そしてはぁはぁと荒い呼吸で息を継ぐ。
「ンっ、ンンん……。ぁああんッ!」
濃厚なキスの最中に、再びアスカはゲンドウに挿し貫かれた。
(ああ、やっぱり……。やっぱりおじさまの、またおっきくなって……!)
二度、三度と秘部を串刺しにされて。その度にゲンドウの剛直は勃起の度合いと硬さを増してきているとも感じられる。
さながら、鉄の杭。
熱く灼けた、脈打つ鉄の杭だ。
「ひぐっ、っッ、おじさま……っ」
白いシーツのベッドという磔台に串刺しにされる咎人の自分。そんなイメージを思い浮かべ、裏切りの罪を重ねている自覚を持つアスカは、酔いしれるのである。
処女だった頃からすれば短い間に随分と経験を重ね来ているのが今のアスカだが、だがそれでもだ。そもそもが大人相手に子供の出来上がりきらない躯でセックスをするとなれば、股を開いたその場所、秘唇のスリットに男の切っ先を食ませるだけでも、そうはスムーズには行かない。
そこをどうにか、狭い関門をサイズの合わない男根にくぐり抜けさせるのが、ゲンドウと密かに重ねているこの肉体関係が持つ、いわば他の相手とでは味わえない興奮。
何重ものタブーを侵す、際立った異常性を自覚せざるを得ない境地にあるがゆえの一層の、おぞましい官能だ。
そこにアスカは陶然としてしまう。
余計に止められなくなって、のめり込んでしまう。
(ああっ、ごめんなさい……!)
夫婦のベッド。男の妻であるユイとの物の、神聖な寝台だ。尊敬し、恨みもするひとの残り香を嗅ぎ取ってしまえば、アスカは胸を刺す罪悪感と共に後ろ暗い昂ぶりを覚える。秘唇の隙間に、じゅわっと欲情の蜜を滲ませてしまうのだ。
(ごめんなさい、おばさま。――ゴメンね、シンジっ)
碇家とは古くからの家族ぐるみの付き合いで、ユイは幼いアスカの面倒をよく見てくれた。
美しく賢く、そして主婦として完璧に見えた彼女をアスカは間違いなく尊敬しているし、深い親愛の情を抱いているのだ。
そして、幼馴染であるシンジ。
二人に打ち明けることなど、とても出来ない。
ユイの英会話教室の真実を知る者の中であればとうに周知の、ムサシやケイタといった小鬼じみた子供達を相手であるとか。一夜限りでユイが手配してくる名前も知れぬ男性たち。シンジにも薄々察しがついているだろう、トウジやケンスケだとか。それらとは、わけが違う。
よりによってシンジの父親、ゲンドウに抱かれているなどと、もし知られてしまったら。
考えるだけで胸が冷たい恐怖に押し潰されそうになり、震えがとまらなくなる。
――こんなこと、絶対に許されない。
そう分かっているのに。なのにそう思うほど、アスカは全身が粟立つかの興奮を覚えてしまうのだ。
普通にシンジと抱き合うのを想像するのとは、胸の高鳴りが段違いの。間違っても人に話せないような、歪んだ恍惚を予感させる期待に捕らわれてしまって。淫らな気持ちがとめどもなくなっていって。
いけない、いけないと思いつつも、もう堪らなくなってしまうのである。
ゲンドウとのセックスがくれる圧倒的な快感に溺れてしまいたいという、その欲望の前に、アスカは強い心を保つことが出来なくなっていた。
そうなってしまって、随分と経ってしまっていた。
「おじさまっ」
アスカはぐいと大きく股を広げて、そして逆に両腕では固く男の胸にしがみついた。
長身のゲンドウを迎え入れるため、少しでも楽に膣の奥まで貫いて貰うために覚えたポーズだった。
「ん゛っ、ん゛ーっ……!」
ずぶり、と。ギチギチに膨張しきったゲンドウの亀頭が、アスカの蜜を潤滑油代わりに、未熟な膣口に潜り込む。
一番太い亀頭冠が窮屈なのを強引に通過してしまえば、後はすぐだ。
「はぅ、ンっッ」
受け入れるための痛みが、あっという間に快感へと置き換えられていく。
女子中学生の敏感になりきった膣の、奥底に。勃起しきったアラフィフ男のこの頼もしい剛直であれば、簡単に到達してしまう。
それがもう何度もゲンドウを受け入れ慣れた、すっかり股のだらしない女の子であるアスカであれば尚更に。
学校で彼女を高嶺の花と見做しているクラスメイト男子達の誰が想像出来ようか。成績優秀で教師連からの受けも良いアスカが、平日授業をサボってまで幼馴染がいない隙の家を訪ね、その父親とセックスに耽っているなどと。
「ああっ! あっ、あっ、ぁっ、アッ! アッ!」
背中の筋肉を力ませて、男の逞しい腰遣いはピッチを上げていく。
下からしがみ付いているアスカの格好は、屈服に腹を見せた雌犬か、それとも瀕死でひっくり返っている蛙か。余人が見れば不格好この上のない大股開きで。
碇夫婦のベッドルームの天井に足裏を向けた両脚をカクカクと、ピストン運動の抜き差しで膣肉を抉られるのに合わせて揺らめかせて。
「おじさまっ、おじひゃまぁぁ……!」
ぐんっ、と子宮を突かれる度、女の本能の源泉から脳天までを一気に駆け抜けていく快感スパークに意識を灼かれ。アスカは嬌声を放つ唇の端から、また涎を垂れさせた。
日頃であれば。特に学校であれば。勝ち気にいつも口をへの字に結んでいる。平均を飛び抜けて綺麗な顔をしている分、よけいに凄味さえある目つきで睨みつけたりもする。そういったクラスの男子に向けるような「男嫌い」の顔は、ここには無い。カケラも無い。
「あひぃ……ぃ。ぃ、ヒーッ!」
裏腹にも過ぎる、弛緩しきった悦がり顔。
身も世もなく喘ぐ合間にゲンドウに向ける眼差しは、ねっとりと媚びてさえいるようで。そしてまた、ぐしゃぐしゃになった幼子の泣き顔にも見えるようで。
「はっ、はぁぁっ。アッ、イイっ。素敵ッ。ああーっ」
荒れ狂う感覚のままにシーツの上にうねり返る少女のブロンドヘアーは、ゲンドウが少女の胎の奥でいじめてやる位置を調整しようと手を、肘を、シーツに突き直すに。大人の男の体重がかかった掌に踏み潰され、指に、その間に絡んでいってしまう。
「ンァ、ああああっ!」
強引に引っ張られ、痛みを覚えてもいるだろう。
だろうとも、目を裏返す寸前になって悦がり悶えているアスカには、どうでも良いに違いない。
この時においては、本当にどうでも良いのだ。
それぐらいの痛みなど、かえって官能のエッセンス。濡れ濡れの下腹部で、浅ましく口を開ききってゲンドウの剛直を頬張っている媚肉からの愉悦こそが、全て。
はふっ、はふっと息が詰まってしまいそうに苦しげに喉を喘がせながら、溺れきった官能の只中から悦びの程をただただゲンドウに訴え続ける。
甲高い、少女の声で。
悩ましい、おんなの声で。
「もっと、もっとっ。ああ、おじさま……! もっとアタシの奥っ、おくを……おくをぉぉ……」
アクメを極めるのももう間近なのが見て取れた。
朦朧と頭を揺らし、ともすれば白目を剥きそうなあやうい目つきで、うっとりとゲンドウを見上げる。
ふたりで共に腰を揺すりあってセックスの歓びを貪り合う内には、感極まって、眼前を塞ぐ分厚い胸板にちゅっちゅっと吸い付いてみせたりもした。
猛然とペニスを突き立ててくる男の毛むくじゃらの下腹部とに挟まれ、自然、こすり立てられている形になっているクリトリス。これがたまらないと、ひぃひぃ喉をさらけ出して喘いで。それに気を利かせた男が片手を使い、膣奥を突き上げるのとは別のリズムで秘核をこねり回してやった時には、
「ひゃぅううう……、ぅあうっ! アッ! あひぃッ、ヒッ。――ぃ、イイっ! 悦い……すぎるのっ。過ぎっ、すぎるひゃらぁ……!!」
と、もはや窓の外も気にしない様子で大声を張り上げて。そして、鼻にかかった甘えた調子で『おじさまぁ……』と胸へ頬ずりを寄せ。お返しだとばかり、男の乳首に舌を這わせる奉仕愛撫までもをしてみせた。
「おじっ、さまっ。……ぁ、アタシ……そ、そろそろ……」
「イキそうか?」
「はいっ、ひゃいっ。あたひっ、おじさまの……おちんちんで、もう、もうっ……!」
だからとどめに相応しいラストスパートを見舞って欲しいのだと、切れ切れの息で訴える。そんな愛らしくもいじましく、そして淫らな様子の美少女を組み敷いていて。ノーを返せる男など滅多にいまい。
ゲンドウも満足そうに口の端を釣り上げ、猛然と。この金髪碧眼の少女を、本来であれば全身全霊をかけて拒絶すべきおぞましい快楽の沼底へと、沈めにかかったのだった。
「……良いのだな?」
あくまで形だけで、ゲンドウは質す。
ピルを飲んでいるとはいえ、絶対は無い。このまま中で出せば、
「――君は、私の子を孕むことになるかもしれん」
シンジの弟、あるいは妹を。
華奢な裸身は汗みずく。顔中から耳の先、足の爪先まで火照りきっていて。逞しく揺さぶられるのを一旦止められ、そう囁かれて。
アスカが返したのは、形だけの躊躇を挟んだおざなりの答えと、愛し合う行為の再開をねだる、情熱に浮かされる言葉だった。
「そうなれば、いつまで隠しておける? お腹の大きくなった姿をシンジに見られるまでか? ……ユイに見抜かれるまでか?」
「ああっ、あっ、そんな……! そんなぁぁ……!!」
想像してしまったのだろう。
少女の膣は、途端ぎゅぅっとゲンドウのペニスへの締め付けを増した。
「新しい命を奪うなど、私には出来ん。君には私の子を産んでもらう覚悟をしてもらわなければな……」
「おじひゃまのっ、赤ちゃん……。赤ちゃんを、私っ? ああっ! あたし……まだ、中学生なのに……!」
覆いかぶさるゲンドウに大股開きでしがみ付いているアスカは、一瞬、遠い目付きをした。
――レイ、みたいに?
脳裏によぎったのは、シンジの歪んだ関心を引き付けようとするばかりに、遂には誰の子とも知れぬ赤ん坊をその歳で産み落とすまでしてしまった、恋敵だった筈の少女のことだった。
それもすぐに快楽での濁りに光を失い。口調も覚束無く、乳房の先も尖りきった胸に欲望が湧き上がってくるまま、ただただ――後先を考えることを放り投げたおねだりをばかり、繰り返すのだった。
つまり、『構わない』『孕ませて欲しい』『熱い精液、中に叩きつけて欲しいの』と繰り返すばかりの。
「そうか、シンジには悪いことをしてしまうな」
「シンジ、しんじには……ッ。あたし、アタシぃ」
「そうだな。シンジに合わせる顔が無いな。その日までどこか、シンジの知らない場所で過ごすか? 私が全部手配してやろう。安心していればいい。お腹が大きくなってきても、ちゃんと抱いてやりに行く」
ゲンドウの声は優しかった。
どこまでも優しく、意識を飛ばしそうになっているアスカの頬を撫ぜ、乱れた髪が額に貼り付いているのをのけてやり、唇を吸ってやる。
(ああ……)
胸を満たす幸福感に、アスカは涙を流した。
「あたひにっ、おじさまの赤ひゃん……う、産ませて……くださっ、さいっ……ッ、っッ。あかっ、あかちゃん、っッ。あたしっ、産み、ます……からっッ」
「ならば、孕めばいい。私の子を。君に、シンジの子ではない、私の子を産ませてやろう……!」
その刹那。願った通りの煮え滾る奔流を膣底に受け止めて。アスカが理性を手放すのにもう、これ以上の後押しは必要なかった。
「ひンっ……! ひ、ぃイイぃひ! ヒッ、ヒィッ……! ぃ、ぃイイぃぃ――ッ!!」
薄暗くカーテンを閉ざした寝室にこもる少女と男の性臭がむっと入り混じった只中。
暗がりの中にも眩しいほど白い、西洋の血を引く少女の肢体は、大きく反らせた胸をしなりの頂点にして、全身を引き攣らせて。二度、三度と、大きく宙をシーツを泳ぐように掻き毟った。
「はぁ、ぁ、ァ――」
ドク、ドク、ドクと脈打ちながら、ぐいぐい子宮へとのしかかってくる剛直によって流し込まれてくるゲンドウの精液の、その熱さが、アスカの秘処全体に染み渡っていく。
頭の中を真っ白く灼かれていく心地良い痙攣に見舞われながら。アスカは幼馴染の父親によって遂げさせられた絶頂を貪るように堪能して。そしてその腕の中でうっとり、『あぁ……』と、震える息を吐き出したのだった。
From:【母子相姦】淫乱美母ユイ3【寝取られ風味】