202

 翌日、君は再びグランドマンション・ネルフの前にいた。
 君の前日の行動が的確なら、君はマンション内に進入するための手段を見つけているはずだ。

 それぞれ対応した数字を君は記憶しているはず。
 その数字を倍にして83を足した数字のパラグラフに飛べ。
 もしそれらの数字に心当たりがないのなら―――君の行くべき場所は一つだ。

 すなわち、剛胆なゴリアテの背筋も凍ると言う14へ!

 もっとも、すぐれたハンターである君に限って心当たりがないなどと情けないことは言わないと思う。
 なに? 心当たりがさっぱりない?
 しょうがない。そんな君には大ヒントをやろう。ただし、今後君のことを『貧弱な坊や』と呼ぶことにする。なんだそのイヤそうな顔は?
 ゲロより下等なオフェラ豚のくせに、一人前の顔をするな!
 貴様の価値は罵倒されることだけだ!

 と、リー・アーメイごっこをするのはこれくらいにしてズバリなヒントだ。

 藪の中に潜むと思わぬ情報を得られるかも。
 そしてもう一つ、君の立場を利用できる限り利用するんだ。


 とりあえず14へ







[Index]