ウェブプランにおいて2012年5月23日よりPHP5の提供を開始いたしました。
ウェブプランでは従来よりPHP4をご利用頂くことが可能でしたが、これに加え、簡単な設定ファイルを設置することでPHP5でスクリプトを動作させることが出来るようになりました。
●PHPの動作モード
2012-05-26更新
デフォルトでは.phpファイルはPHP4で動作します。PHP5で動作させる場合には、.htaccessファイルを設置する必要があります。
通常配布されているPHPスクリプトの拡張子は.phpがほとんどです。これをPHP5で利用したい場合「2. PHP5(その1)」で動作させることが出来ます。
1. PHP4
拡張子が.php、.php4、.phtmlのファイルは、デフォルトではPHP4で動作します。
ファイル拡張子… .php .php4 .phtml
パーミッション… 実行属性なし(644、600等)
.htaccessによる設定…不要
2. PHP5(その1)おすすめ
拡張子が.phpのファイルをPHP5で動かすには、.htaccessファイルでの設定が必要です。
ファイル拡張子… .php
パーミッション… 実行属性なし(644、600等)
.htaccessによる設定…要(以下)
AddHandler application/x-httpd-php5 .php
3. PHP5(その2)
拡張子が.php5のファイルは、デフォルトではPHP5 CGIモードで動作します。
スクリプトを自作される際など、ファイル名を自分で変更可能な場合にはこの方法が可能です
ファイル拡張子… .php5
パーミッション… 実行属性なし(644、600等)
.htaccessによる設定…不要
※ PHPスクリプトはすべてsuEXECで動作します。
※ PHPをモジュールモードで動作させることは出来ません(CGIモードのみです)。
※ 2012年5月25日より、PHP4のモジュールモードを廃止し全てCGIモードで動作するように致しました。
●拡張子.phpのファイルをPHP4・PHP5で動かしたい場合のフローチャート
・PHP5……上記
「2. PHP5(その1)」(ファイルをアップロード&.htaccessファイルを設置するだけです)
・PHP4……上記
「1. PHP4」(ファイルをアップロードするだけです)
●suEXECに関する注意点
・スクリプトは各ユーザーの権限で動作します。このため、PHPプログラムから書き込みが行なわれるデータベースファイルのパーミッションを666ではなく600等としたり、また書込みが行なわれるディレクトリのパーミッションも777ではなく700等にすることが出来ます。
・スクリプトファイル自身およびスクリプトが格納されているディレクトリが第三者の書き込みを許すパーミッションになっている場合、エラー(500 Internal Server Error )となり動作しません。
(例えば、パーミッションが777のディレクトリにスクリプトを格納した場合や、スクリプト自身のパーミッションが666や777になっている場合、エラーが発生します)
suEXECにつきましては、
suEXEC完全導入のお知らせもあわせてご覧下さい。
●.htaccess設置方法
.htaccessファイルの記述方法
●その他
※ 2012年5月23日現在のPHP5のバージョンは5.4.3です。
※ MySQLの提供は現在行なっておりません。PHPに組込のSQLiteをご利用下さい。PHP4にはSQLite2系、PHP5にはSQLite3系が組み込まれています。
※ GD(画像処理ライブラリ)、zlib(圧縮ライブラリ)が利用できます。
※ PHPについての最新の設定情報などは
PHPについてをご覧下さい。
ご不明な点がございましたら
info@saiin.netまでお気軽にお問い合わせ下さい。