春の嵯峨野エクスプレス
1999. 5.14


 京都線では、春と秋の行楽期の休日に、梅田─嵐山直通急行「嵯峨野エクスプレス」が運転されます。

 このダイヤは4号表と呼ばれるもので、京都本線内では通常の休日ダイヤ(2号表)に嵯峨野エクスプレスが加わっただけですが、嵐山線内は、普段とは大幅に変わります。

 嵯峨野エクスプレスは六両編成で運転されます。普段は四連の2300系標識板車しか見ることの出来ない嵐山線ですが、嵯峨野エクスプレス運転時には、2300系から8300系まで、さまざまな車両が走ります。(さすがに6300系は走りません。当然ですけど)

 午前中の嵯峨野エクスプレスは、梅田発嵐山行で、嵐山到着後普通となって桂まで運転されます。午後は、梅田などから桂まで回送されて、桂から嵐山まで普通として運転、その後嵐山発の嵯峨野エクスプレスとなります。

 面白いのは、何といっても標識板車です。「急 嵐山 梅田」の標識板を見ることが出来ます。
 また、桂→嵐山を普通として走る時に、すでにこの標識板をつけ、車側の種別表示ランプは「急行」を点灯させて走っている編成も見かけました。

2356臨時急行   2354留置
二枚の標識板が誇らしげ 
(1999.5.3 嵐山駅)
  普段嵐山線を走る編成が留置されていた 
(1999.5.3 嵐山駅)

8314臨時急行   嵐山─梅田 標識板
表示幕車は「臨時急行」の幕で走る 
(1999.5.3 桂駅)
  桜のデザインが美しい標識板 
(1999.5.3 桂駅)



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1999年 5月14日 saiin@mbox.kyoto-inet.or.jp